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2011年11月18日 (金)

アブチロン

1103_06abtiron1 2011.11.3
私がチロリアンランプとして時々お目にかけているのは、「Abutilon megapotamicum」という種類です。
上の写真は恐らく「Abutilon x hybridum」というものでしょう。
傘みたいな花です。
1103_06abtiron2
白花もありました。
1103_06abtiron3
中を覗きこむとこうです。
花弁のつき方がちょっと変わっていますね。
チロリアンランプと簡単に識別できるように、いい和名があるといいですね。

検索してみたら
http://yasashi.info/a_00005.htm

・ヒブリドゥム〔A. ×hubridum〕 野生の種同士が掛け合わさってできた交雑種で色々な種が含まれる。単に「アブチロン」と言うと本種を指すことが多い。非常にバラエティーに富んでおり用途も多様で、鉢花として広く普及している。春にタネをまくとその年の夏から花を楽しめるベラ〔'Bella'〕など手軽に育てられる品種もある。
・ウキツリボク〔A. megapotamicum〕 ブラジル原産の常緑低木。枝は直立せずに斜め上~横に伸びる。花は長さ約5cmで、袋状の赤い萼の先端から黄色い花びらをのぞかせ、葉の付け根からぶら下がるように咲く。花色のコントラストや咲き方が印象的。チロリアンランプの名前で流通することもある。平地では冬に落葉するが露地栽培できる。
・ショウジョウカ〔A. striatum = A. pictum〕 熱帯アメリカ原産の常緑低木。花は径5cm前後で色は橙色~黄色、花びらには赤~紫色の血管のような脈がはいる。葉に黄色いペンキを細かく飛ばしたような点々がびっしりとはいるキフアブチロン〔A. striatum 'Thomsonii'〕が知られる。

また悩んでしまった。
最初の写真のは「ショウジョウカ」のようですね。「血管のような脈」がみえますものね。
2枚目と3枚目は「ヒブリドゥム」でいいとおもうのですが。
複雑だなぁ。

花300のサイトからも引用しておきます。
http://www.hana300.com/abuchi.html

・葵(あおい)科。
・学名  Abutilon megapotamicum 「チロリアンランプ」
        Abutilon x hybridum   (幅広の傘タイプの花)
          Abutilon      : アブチロン属
          megapotamicum : ブラジルのリオグランデ川の
          hybridum      : 雑種の
  Abutilon(アブチロン)は、”家畜の下痢止めに効果がある”ということばに由来。
・ブラジル原産。
・6月から10月頃にかけていろんな色の花が咲く。
・「チロリアンランプ」は、釣りの浮き輪に似ている。
  花が、幅広で傘状のタイプもある。
  両者、花の形がだいぶ違うが同じ仲間だそうだ。
・昔はこの木の繊維を使って布や繊維を作った。
・別名  「浮釣木(うきつりぼく)」
        「チロリアンランプ」
      赤い細長の花の方の別名です。うまく名づけたもんですね。

ここでは、チロリアンランプと、幅広の傘タイプの花の2つに分けていますね。
むずかしいなぁ。

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