コガネムシの幼虫
2011.10.31
私が座りこんで孵化したばかりのモンシロチョウの写真を撮るのに熱中していたら、妻がそばでプランターの土を手でほっ繰り返しています。
なんだい、と聞けば、コマツナの種をまいて、幼虫たちの食欲を満たしてやろう、といいます。
「泥縄」という言葉がありあますね
どろ‐なわ【泥縄】 (泥棒を捕えて縄をなう意) 事が起ってからあわてて用意をすることのたとえ。[広辞苑第五版]
「幼虫が孵化してから、食草の種をまく」というのはなんといったらいいでしょう?
「孵種」とでもいいますか。
あら、幼虫がいる!
手に乗せて見せてくれました。
いわゆる根切り虫ですね。種まで特定はできませんがコガネムシの幼虫、です。
腹端近くに、黒い糞がたまっています。
カブトムシと同じだ、大きさは全然違うけれど、相似形。
なつかしいな。
ぶれましたが、かなりすごい顎ですよね。腐りかかった植物など噛み切るのでしょう。
全体像。
消化管が透けています。
昔、腐葉土でカブトムシ飼育したなぁ。
秋田県で採集したカブトムシが、交尾して、産卵して、孵化した幼虫を飼育して成虫になるまで、全部見ましたよ。
おもしろかったですね。
で、この写真の幼虫、どうなったでしょう?
園芸家ではないもので、生きてっていいよ、とプランターに戻したのであります。
そういう夫婦です。
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