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2011年11月25日 (金)

イノコズチ

1110_8inokozuti1 2011.11.10
イノコズチの実が茶色く熟していました。
ひっつき虫です。
トゲトゲになっているのは苞だと思うのですが。
1110_8inokozuti2
ちょっとしごいてみました。
簡単にとれます。そりゃそうだ、動物の体が接触したら簡単に取れてくっついてしまわなければなりませんからね。
1110_8inokozuti3
外側を剥いてみました。これが「実」ですね。
手前側にメシベの名残があるようです。
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向きを反対にしてみると、ここがくっついていた部分です。
風では落ちないけれど、カギが引っかかったら簡単に外れなければならないという、微妙な装置だと思います。

★小林正明著「花からたねへ」全国農村教育協会刊を開いてみたら

植物にくっ付いている力も適度である。動物が来るまでは植物体から落ちず、動物に触れると植物を離れて動物に付く微妙なバランスを実現している。そしていったん動物に付いても適度に離れる。動物が藪を通り抜けると落ちたり、毛づくろいをしても落とされ、いつまでも付いていない。これは適度な距離のところに散布されることで、環境の激変を避けることができるためと思われる。そして落ちれば物にひっかかり、さらに移動しないアンカー(いかり)の役もする。

なるほど、前半は私の想像どおりでしたが、まだその先があったのですね。
優れた機能を持つものなのでした。

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