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2011年11月 1日 (火)

ムラサキツバメ

1020_5murasakitubame 2011.10.20
ボウガシの葉の間で見かけました。
地味ですし、日陰で少し薄暗かったのですが、チョウの翅のパターンを認識して気づきました。
翅全体は地味ですが、尾状突起が白く輝いて、ちらちらと動いて目立ちました。尾状突起の方に視線をとられますね。
写真はこのワンショットしかありません。とりあえずの1枚です。
暗いな、露出を変えたいな、と思った瞬間に飛び去りました。
翅の表に美しい色があるはずなのですが、写せませんでした。
東京のあたりでは昔は見かけなかったチョウです。
普通のシジミチョウより一回り大きいので、地味な翅のせいもあって、遠目には一瞬ヒメジャノメかなという感じがしてしまいます。

http://mushinavi.com/navi-insect/data-cho_murasakitubame.htm
↑虫ナビです。
翅の表の美しい色が見られます。どうぞ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%A1_%28%E8%9D%B6%29
↑ウィキペディアです。
「生活環」という項目に面白い生態が書かれています。

卵が孵化すると、幼虫は柔らかい新芽の中にもぐりこんで成長し、その後、葉を折り曲げた巣を作って、若葉を食べる。なお、ムラサキツバメの幼虫は体からアリの好む液体を分泌し、トビイロケアリなどのアリに守られる代わりにアリに分泌物を提供するという共生をおこなうことが知られている。

シジミチョウの仲間とアリの関係というのは面白い話がいっぱいありますね。
http://www.antroom.jp/cms/page/ant012/
↑「アントルーム」というアリ好きな方のサイトです。
シジミチョウの幼虫とアリの関わりがいっぱい紹介されていますので、関心がおありでしたらどうぞ、お勧めです。

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