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2011年11月18日 (金)

津波と浮力

★11月16日の朝日新聞に下のような記事がありました。

橋へ津波、浮いた後流出 「横以外の力、対策を」 東日本大震災で東工大調査
 東日本大震災の大津波で流された橋には、横からの波で水平に押し流されたのではなく、水で持ち上げられてから流れたとみられる橋があることが、東京工業大の調査で分かった。研究者は、想定してこなかった上方向の力に対する対策も必要だと指摘している。
 東工大の川島一彦教授らのチームは、宮城県南三陸町の国道45号にある津波で流された「歌津大橋(長さ約300メートル)」を調査。地震の揺れで、橋げたと橋脚が縦方向にずれないようにする鋼製ストッパーと、横方向の動きを制限するサイドブロックなどを調べた。
 その結果、鋼製ストッパーには、水平に引きずられた場合に想定される、横から大きな力がかかったことによる破壊や変形はなかった。サイドブロックは陸側が壊れていた。
 川島教授は「橋の耐震基準は全国一律に決められており、別の地域に大津波が来れば同様の被害の恐れがある。浮かび上がる力に対する補強も必要だ」と話している。
2011年11月16日

実は私のブログでは4月28日に、津波によって建物に浮力が働いたのではないか、という推測をかきました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-d5a2.html
2011年4月28日 (木)「浮力」

また5月18日には、

NHKの朝のニュースをかけたまま、部屋を出入りしながら朝の日常を過ごしておりましたら、建築関係の専門家が津波の際にコンクリートの建造物にも浮力が働いて浮き上がり、さらに津波で押し流された、というような話をしていました。

というようなことを書いたのです。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-185a.html
2011年5月18日 (水)「津波と建物への浮力」

今回、橋、特に上向きに「コ」の字が開いたような形の橋で浮き上がったのではないか、ということです。
やはりそうなんだな、と建築関係ではないけれど、理系原則思考型人間としては納得しました。
なにか「アンカー=碇・錨」のようなものが必要なのだと思います。
それが具体的に建築物に於いてどのようなものになるのかは私には分かりません。

津波を想定した建築物は、重力に抗するだけではなく、水没時に浮力にも抗する必要があるのだ、ということははっきりと分かりました。

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