ツマグロヒョウモン:1
2011.11.10
昼の散歩です。12時半ごろ。カニクサの間に何か黒いものが見えました。
何かの幼虫かなぁ、と葉をよけて覗いてみると、なんと、ツマグロヒョウモンの蛹ではないですか。
へぇ、庭のスミレ科の植物を食べて蛹までなったのか、と感動。
で、かなり活発な蛹でして、葉をよける振動に反応して、体を揺するんですね。
ごめんごめん、害意はない。と、余計な消耗をさせないように、そばの赤い葉を挟んで位置をマークして離れました。活発なので、蛹になって間もないのか、と思いました。
同日3時近く、妻が帰宅したので、いいものみつけたぞぉ~、と案内。あそこに赤い葉でマーキングしたところにツマグロヒョウモンの蛹がいる、といったら、妻は、わぁ羽化してるじゃない!
私は羽化はまだ先だと思い込んでいたものですから、えっ、わ、ホントだ!
ぼんやり爺さんですねぇ。
そっと、チョウに刺激を与えないよう、撮れるところだけ撮りました。
いい顔してます。
自然に飛び立てるように、そっとその場を離れました。
なんだかもう、うきうき気分。
飼育下での羽化は見ているのですが、自然のままでの羽化はそう見られるものではないです。
寄生されたりもせず、たまたま偶然蛹を見つけた日に羽化するとは、すごい巡り合わせでした。
「仕合せ」というのはこういうことでしょう。
{「幸い」は先祝い、と感じています、将来をことほぐ。「幸せ」は「そのような事態に仕り合わせた」だと思います。}
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