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2011年10月25日 (火)

モッコク

1011_10mokkoku 2011.10.11
モッコクの実が弾けて真っ赤な種が顔を出しました。
無手入れなせいか、花も少ないし、結実率も低いです。

ウィキペディアによりますと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%AF

7月ごろになると、直径2cmほどの黄白色の花をつけ、芳香を放つ。花は葉腋に単生し、1-2cmの柄があって、曲がって花は下を向く。株によって両性花または雄花をつけ、雄花の雌しべは退化している。両性化をつける株には1cmあまりの大きさの卵状球形の果実が実り、秋になると熟してぶ厚い果皮が裂け、赤い種子を露出する。この種子は鳥によって食べられて親木から離れたところまで運ばれると考えられている。また、この種子は樹上で赤く目立つため、アカミノキの別名がある。

とありました。うちの木は一本ですから、両性花がついてはいるのですね。

確かに鳥の目をひきそうな種です。
鳥は丸飲みして排泄しますので、種まきをしてくれることになるのです。
鳥の口の中って、消化器系と呼吸器系が完全に同じ空間に開いてますね、ですから、噛み砕いてしまったら、肺の方へ行ってしまいかねない。口では砕かずに飲んでしまう、という食べ方はこういう体の構造のせいでもあるのです。
哺乳類は呼吸器系と消化器系の流れが分離できますので、口で噛んで細かくしてから食道へ(肺へはいることなく)送ることができます。

なんだかんだ言っても、もっと実がなってほしいよぉ、という気持ちには変わりありません。

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