ルリタテハ羽化
2011.10.10
10月10日ついに羽化。
朝のうちに羽化したのですが、充分に体の態勢が整ってから、と思って、もう1時近くに放すことにしました。
ルリタテハ、というとさぞかしきれいなるり色のチョウだろうと思うでしょ。
ところが、見てください。
樹皮そのものなんですよ。
こういう風に翅を畳んだ状態で樹木にくっつかれたらとても分かりませんね。
複眼には独特の模様。
脚は、ツマグロヒョウモンと同じく、2対4本しか見えません。
前脚は胸のところに抱え込んでいるのです。
チラっと中を見せてくれました。
るり色が見えました。
少し気温が低くいようです。
ケースの蓋をそっと反対向きにして、日光が直接体に当たるようにしてやりました。
影がくっきり。
この状態で翅を細かくふるわせています。
筋肉を細かく動かして熱を発生させて体を温めているのです。
まさしく warm up です。
昆虫はよくこういうふうに筋肉を震わせて体を温めるということをやります。
妻と二人で、ルリタテハのウォームアップをじっと眺めていました。
どきどきします。
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