秘技:トンボつまみ
2011.9.24
トンボはとんがった高いところにとまりたがります。
そこで、柱からふわっと浮き上がったときに、トンボの体の真下へ手を伸ばして指を立てます。するとうまくすると、指先にトンボがとまってくれます。
写真では、左手の人さし指にとまらせました。
ここで、焦らないこと。
そ~っと親指を上げていって、人さし指に近づけます。
で、あと1cmというようなところで、一挙に親指を近づけて人さし指との間で、トンボの脚をつまんでしまいます。
トンボはヤダッといって暴れます。暴れさせると、翅や脚を傷めかねませんので、急いで持ち替えて、翅をたたんだ状態にしてつまんでしまいます。
こうです。
こうなるともうあきらめてしまって暴れません。トンボも傷つきません。
しっかしなぁ、きっと「何すんだよぉ、放せよぉ」と文句たらたらだろうなぁ。
のんびり日向ぼっこしていたのに、「凶悪なかかし」につままれちゃったんだものなぁ。
ごめん、記念写真を一枚撮らせて。
といって、顔のクローズアップを撮って放してやりました。
複眼を構成する個眼が六角形だというところまで見えますかね。
普段あまり意識しない、短い触角もくっきり。
強大な顎も写りましたね。
ありがとねぇ~。
★4,5歳の頃ですかね。
秋田で。裏のトウモロコシ畑で。
大人に背負われて、夕方。(その頃の私は歩行することができなかった。)
空が暗くなるほどのトンボの大群でした。
手を伸ばして指を立てればいくらでもトンボがとまって、捕まえ放題だったんですよ。
そのころ身につけた技です。
トンボの脚はトゲトゲで痛い。その痛さを体感して楽しみ、かじられて余りの痛さに悲鳴を上げ。
そうやって、虫との付き合いを学んだ日々でした。
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