アオスジアゲハ:2
2011.9.20
夜に羽化したチョウは翌朝放します。
前の記事で登場した個体のほかに、もう1匹夜のうちに羽化していました。
もう外へ出たそうな気配でしたので、午前10時ころ、放しました。
さてほっとして家へ入り、今度は昼の散歩。
こういう瞬間を、写真だけではありますが、読者の方々と共有したい。
狭いケースの中で、毎日食草を新しくしながら育てた幼虫が、今、翅をはばたいて外の世界へ旅立っていきます。
さっき飛び立ったのが、近くでのんびりしていました。
いいお顔。
眼が合った、という感じがしますでしょ。
もう1匹いました。
「うちの子」感覚が強く生じます。
嬉しくって、少しさみしくって、あぁ旅だったなぁという充足感も。
純粋理系人間らしからざる感想。
玄関を出ると、ぱっとチョウが体のまわりにまとわりついてくることがあるんですよ。
花もない、幼虫の食草もないような場所で、わざわざ目の前にやってきてしばらく舞って見せてくれることがあるんですよ。
妻も同じことを言います。
挨拶にきたみたいね、と。
ファンタジーみたいだけど、あるんだよなぁ、と二人でにこにこ。
いや、ほんと、チョウは挨拶にやってきます。
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