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2011年10月24日 (月)

ハエ

1010_15hae1 2011.10.10
右の方から伸びている葉、ビヨウヤナギの葉なのですが、そこにハエが一匹とまっていたのです。
さほど強く関心を惹かれたわけではなかったのですが、フラッシュが光るようにしたまま、シャッターを切ったのです。
すると、フラッシュの光に反応してジャンプしました。左の方にぼんやり写っています。反射速度の画像的表現になっています。

1010_15hae2
そうして、前にいたのとほぼ同じ位置に戻って、脚を擦っているんですね。
この写真の時はフラッシュは発光していますが、ジャンプせずにいました。

それにしても、猛烈な反射神経ですね。
こういう出来事はアシナガキンバエとイチモンジセセリで経験があります。
ヒトにはまねできません。
この写真のハエはクロバエ科のキンバエの仲間かな、とは思いますが、種の同定はできません。
ニクバエなどでは、フラッシュが光ってもジャンプしたことは今までのところありません。

昆虫の反射神経畏るべし。

★「畏る」は「後生畏る可し」の意を含ませたつもりです。

おそ・れる【恐れる・畏れる・怖れる・懼れる】
①相手の力におされて、心がよわくなる。かなわないと思いこわがる。今昔物語集15「殺生を業として人に―・れられて」。「死も―・れない」
②悪いことがおこるのではないかと気づかう。憂慮する。あやぶみつつしむ。今昔物語集15「ただ後世の事をのみ―・れけり」。「健康をそこなうことを―・れる」
③うやまって近づかない。おそれ多く思う。恐懼キヨウクする。今昔物語集11「昼は公に―・れ奉りて流所に居たり」。「神を―・れる」
④(主に近世の用法) 閉口する。まいってしまう。浮世風呂2「飲六さんの悪ふざけには―・れるねへ」
◇一般には「恐」。畏敬・畏怖の意では「畏」も使う。恐怖・危懼などの意では「怖」「懼」も使う。[広辞苑第五版]

{生徒が先生を超えていかなければ世の中は前へ進みませんね。教師というものは己を超えるものを育てるのが使命です。}
{教師というものはね、生徒を育てるだけでは一人前ではないのだよ。自分に続く教師をも育てなけれいけない、それができて初めて一人前。とは我が恩師の教え。}
{「おそる」と読んだら、「恐・畏・怖・懼」皆同じ。意味を伝えたければ読みを変えなければならない。これも恩師の教え。漢文の先生でした。}

「こんちゅうの はんしゃしんけい うやまいおそるべし」
と読んで下さい。
昆虫たちを尊敬しています。

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