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2011年10月31日 (月)

シワバネキノコバエ(の一種らしい)

1018_5kinokobae1 2011.10.18
最初、てっきりハチだと思いました。触覚の雰囲気がね。
でも、パソコンに画像を取り込んで初めて気づいたのですが、平均棍があるじゃないですか。
見事にはっきりと写っています。
そうなると、ハチ目ではない。ハエ目ですね。
ハエ目でもってこの触覚はなんだ? 蚊の仲間?かなあ。それにしてはデカイぞ。

1018_5kinokobae2
胸部が妙に分厚く見えます。どうやら、脚が集まっていて、そのように見えるのらしいですね。

さあ、困った。ハエ目でいろいろ探しても見つからない。
尊敬するサイトで見つけました。
http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/allactoneura-ak.html
成城の動植物、というサイトです。とにかく写真がすごい、昆虫に詳しい、すごいです、ココ。
全部引用することはできませんので、ぜひ読みにいって下さい。部分引用します。

・・・
触角が長い(8節を越える)ので糸角亜目(蚊の仲間)であることはハッキリしています
・・・
キノコバエ科のシワバネキノコバエに酷似している
・・・
九大名誉教授の三枝先生から、たちどころに御回答を賜りました。
・・・
先生のお話では、このキノコバエは、キノコバエ科のSciophilinae(亜科名、和名なし)に属するAllactoneura(シワバネキノコバエ属)の1種で間違いないそうです。しかし、これがシワバネキノコバエか否かについては、若干の問題があります。
・・・
日本産のシワバネキノコバエ属は、雄の交尾器をシワバネキノコバエ(A. akasakana)の記載と比較して一致すればシワバネキノコバエであると言えますが、それ以外の場合は良く研究されていない台湾のシワバネキノコバエ属かも知れず、或いはまた、新種の可能性もある訳です。
・・・
キノコバエは、名前に「ハエ」が付きますが、本当は蚊の仲間なのです。
 この様な紛らわしい名称は双翅目の中には沢山あります。○○キノコバエばかりでなく、タマバエ、カバエ、ケバエ、チョウバエも蚊の仲間で、また、ブユ(ブヨ)やヌカカも形はハエに似ていますが蚊の仲間です。
 アブとハエも混乱しています。オドリバエ、アシナガバエ等は「ハエ」と付いてもアブの仲間ですし、ハナアブ、ヒラタアブ(ハナアブ科です)、アタマアブ等は「アブ」の名があってもハエの仲間です。
・・・
広義の蚊とは糸角亜目(長角亜目)に属す昆虫の総称で、触角が通常8節以上あります。これだけで決定的な決め手となります。
・・・
 ハエとアブは短角亜目に属し、触角は基本的に3節です(例外的に第3節が幾つかに分節する場合があります)。
・・・

いやあ、妙なものを見てしまった。普通種でいいんです、っ、わたしは。
こういう微妙でマイナーな種は苦手じゃ。
などといっていたら

1020_3kinokobae1 10.20
二日後、交尾を見てしまった。
体格から見て左がメスでしょうね、きっと。大きいもの。
この写真では左の個体にピントを合わせています。
1020_3kinokobae2
この写真では右の個体を見ています。

ここに掲げた4枚の写真は、我が家の庭での撮影です。
シワバネキノコバエというのが、我が家で繁殖しているのでしょうかねぇ。
すんごい庭だな。少々呆れますね。

幼虫の生態もあまり良く分かっていないような・・・
キノコバエというのだから、菌糸など食べるのかな。

自分の家の庭ながら、あっけにとられたのでありました。

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