グーゴル
えっ、グーゴル? グーグルの間違いじゃないの?
★話のネタはグーグルからなんですけれどね。
今日、グーグルの検索サイトへいくと、検索窓の上に絵がありましてね。
パーティーの雰囲気の絵です。
その絵のファイル名を見ると「今日はグーグルの13回目の誕生日」なのだそうです。
そうか、グーグルも中学生になりましたか、というところですね。
★で、ふと思い出したのがグーグルという名前の由来。
確か「グーゴル」というバカでかい数からとったんじゃなかったっけ?
グーグルの検索窓に「グーゴル」と入れて検索しました。
ウィキペディアがトップでヒット。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%AB
ここです。
グーゴル (googol) とは、整数であり、1グーゴルは 10^100 である。つまり、1の後に0が100個連なった101桁の数である。
グーゴルは1920年に誕生した。アメリカの数学者エドワード・カスナーの当時9歳の甥ミルトン・シロッタ (Milton Sirotta) による造語である。カスナーはこの言葉を著書「数学と想像力」 (Mathematics and the Imagination) の中で紹介している。1グーゴルは次のように書くことができる。
1グーゴル = 10^100 = 10,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
10^100 というのは普通に書くと
こうです。
で、
Googleとの関係
インターネットの検索エンジンであるGoogleの名前の由来はグーゴル (googol) を命名者ラリー・ペイジが綴りをもじったものである。 Googleで「googol」を検索すると、Googleの計算機機能により10の100乗である旨が表示される。
ということで、私の記憶は間違ってなかったですね。
★ところで、いったん定義してしまうと、あとはいくらでも大きな数が作れるんでして
グーゴルプレックスという数も定義できます。
multiplex = 多重の という言葉を利用した造語ですね。
これがグーゴルプレックス (Googolplex)です。
これがグーゴルプレックス
1グーゴルプレックス = 1010000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
こうも書けます。
別のいい方をすると
1の後に0を1グーゴル個つけた数、となります。
1グーゴルは観測可能な範囲の宇宙に存在している原子の数(およそ10^79から10^81個と推算されている)よりも多い。
ということですから、もう、「意味」なんてものはないですね。
★グーグルがグーゴル歳まで長続きしますように!!
「理科おじさん」カテゴリの記事
- 化学の日(2022.10.26)
- 秒速→時速(2022.09.01)
- 風速75メートル(2022.08.31)
- 「ウクライナで生まれた科学者たち」(2022.05.31)
- 反射光(2022.05.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント