電光石火
何が起こったのか、はっきりはしないのです。
激しくすばやい「動き」が目に入りました。
「その後」の写真しかありません。
2011.9.1
ネコハエトリの幼体が上を見上げています。
この動作自体はかわいい。
何か上が気になるようです。
上にはササグモの幼体がいました。
出来事はおそらくこうです。
ササグモがネコハエトリを上から襲ったのですね。
で、ネコハエトリはジャンプして下の葉へ移った。
ササグモは襲撃に失敗して、多分糸を出していたのだと思いますが、上の葉に戻った。
ネコハエトリは上が気になって仕方ない、という状態でしょう。
ササグモが何を考えているかは知りません。ちっ、しくじったか、でしょうか。
私はその一瞬の交錯を感じとりましたが、視覚としてとらえきっていません。
{剣道の試合か何かで、一瞬の交錯で何が起こったか分からないけど、審判が旗を上げていた、というあれに近いけれど、もっとものすごい速さでした。}
こんな襲撃の瞬間など撮影はできませんが、すごい闘いのそばに立ってしまったことを感じました。幼体同士ですが、生きるということの激しさを教えてくれます。
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