フタバスズキリュウ:Part2
★昔話の続き。
私自身が大昔、小学校入学前後に恐竜少年でした。
で、子育て中、子らもいっぱしの恐竜少年少女になりました。
家族旅行で秋田の方へ車で行くことが恒例になっていましたが、ある年、いわき市のフタバスズキリュウの複製の展示を見てから秋田方面へ行くことにしました。
一般道を走っていわき市へ。
見ましたよ。感激しましたね。
{展示館で食べたカレーライスもうまかったな。}
ひとしきり楽しんだ後、再び北を目指して出発!
そうしたら道路の案内板に、矢印「フタバスズキリュウ発掘地点」というのが出てきた。
びっくりしましたね。これは予定外だったのですが、反射的に「行こう!!」と曲がって入っていきました。
そうしたらありました。川が深く崖をえぐって流れている、その崖の上に「フタバスズキリュウ発掘地点」の表示板。
崖の上から覗き込むと、なんだか、深い淀みがあったりして、神秘的な雰囲気。
感動しましたねぇ。
いわき市に行くのだからと「くびながりゅうの発見」だったかな、そういう本を持っていったのですが、表紙がフタバスズキリュウの頭部だったと思います。
車を、脇道へ入れて家族4人で下りて、記念写真を撮ったのです。
子らは嬉しそうに並んで「くびながりゅう」の本を持ち、写真に納まりました。
この撮影時、夢中になって気づかずにいたのですが、私が車を止めた脇道の向こうからダンプカーがやってきて、本道へ出ようとしていたのです。
でも、私たち親子が、くびながりゅうの本を持って家族で発掘地点で記念写真をとっているのを見て、待ってくれていたのです。クラクションも鳴らさず、にこにこ待ってくれていたのです。
写真を撮って、振り返るとダンプが待っている、びっくりして、恐縮して急いで車を移動させて、ダンプに通ってもらいました。
運転手さんが笑って挨拶していってくれました。
恐竜好きの家族がいわき市のフタバスズキリュウの発掘地点まで見に来てくれたということで、きっと地元の運転手さんなんだろうなぁ、優しくしてくださったのだと思います。
うれしかったなぁ。
全身骨格の展示も見たし、発掘地点にまでいけたし、もう、大変な大収穫に大喜びしながら、家族旅行を続けたのでした。
めでたしめでたし。
« フタバスズキリュウ:Part1 | トップページ | アブラゼミ »
「人事」カテゴリの記事
- 「父」からの脱出(2023.06.01)
- 子供達に、1番に笑ってほしい!そしたら大人は頑張れるんだ!!(2023.02.20)
- クリスマスの足袋(2022.12.25)
- 日食月食(2022.11.21)
- 朝日川柳欄から(2022.11.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント