クロスジホソサジヨコバイ
2011.8.6
このごろ御無沙汰気味です。
「逆向き」への擬態とでもいいましょうか。よくできてますよね。
複眼も体色とほとんど同じになっていて目立たない。こうやってフラッシュ光を浴びせても偽瞳孔すらはっきりしない。
で、翅の末端の黒い模様が全くの話「目」に見えます。
触角でも生やしたような、翅の黒い筋、なども凝ってます。
さて、これで本当に、捕食者が前後を間違って襲いかかってきて、逃げおおせるチャンスが増えるのでしょうか。そのあたりはよくわかりません。
飼育下で捕食者に襲わせて、襲撃の成功率でもカウントしたらわかるんでしょうけどねぇ。
今のご時世、そういう研究は受け入れられないだろうなぁ。何かに役立たない研究は無意味だ、というのが時流だものなぁ。
「すぐ役立つことは、すぐに役立たなくなる。」というのは、伝説の元灘中・高国語教師・橋本武さんのお言葉なんですがね。
私はこれはとても大事なことだと思いますよ。
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