ヤマトシジミ
2011.8.8
フウセンカズラの花を抱えるヤマトシジミ。
花の後ろ側から抱きついていますね。
ヤマトシジミの口吻は短いですね。
フウセンカズラの花にちょうど合うくらいの長さ。
これだとランタナの花にはちょっときついかもしれないな。
花のサイズ、蜜までの距離、チョウの口吻の長さ、これは相関しているわけで、それぞれのチョウに適合する花、というものがあるわけですね。
蜜を吸うガもそうです。
花に潜り込む小昆虫だとまた花の側の戦略も変わる。
花と昆虫は一緒になって進化してきたということなのです。
★アングレカム・セスキペダレという「距」の長いランを見たダーウィンは、距の奥の蜜腺まで届くほど長い口吻を持ったガがいるはずだ、と推論したのですね。1862年です。
その推論はダーウィンの死後、1903年にキサントパンスズメガという口吻の長いガが発見されて、確認されました。
「共進化」という概念の有名な話です。
鎌倉蘭友会という会のHP
http://www.kosjp.com/season/s1006_01.html
などご覧ください。
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