ヒメグモ:1
2011.8.5
少し前に、ヒメグモの「子育て」のシリーズを書きました。
母グモがいなくなって、子グモも解散して終わりになったのですが、あの時もおそらく、母グモは寿命が尽きたのだと思います。出のうしてから、1カ月くらい子育てしてましたからね。
それだけ子育てすれば、子の生存率はずいぶん高くなるでしょう。お疲れ様、命の限りを使いきってしまう子育ての姿に、心震える思いでした。
さて、また別の場所でみかけたヒメグモ。
冒頭の写真では、枯葉のようなものを屋根にして、自分一人。
このスタイルはヒメグモがよくやるスタイルです。
屋根を作って隠れている。
8.10
お、獲物をつかまえてる、とパチリ。
大きな獲物ですね、もう糸でぐるぐる巻きにしています。
ふと気づくと↓
産卵したんだ!
このヒメグモは前のヒメグモより体が小さめなんですが、ずいぶん大きな卵のうを作りましたよ。
私がそばでフラッシュを光らせたりしたせいか、獲物から離れて、卵を見に戻りました。
やっぱり気になるんですね。
卵を守る、という「意識」と、獲物を狩り食べる、という「意識」が、並立しているんですね。
クモにも「意識」というのか、「心」というのか、があると私は思います。
二つのことを並立させ、関心を移動させながら行動を律しています。
観察者が影響を及ぼしてはいけませんので、さっさと立ち去りました。
ごめんね。
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