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2011年8月15日 (月)

フタバスズキリュウ:Part1

★朝日新聞の朝刊1面の下に「しつもん!ドラえもん」という小さな欄があり、質問が書かれいます。「こたえ」は朝刊のどのページに書かれているか示されていないので、自分で紙面を繰って探しにいかなければなりません。子どもに新聞への興味を持たせようという企画です。 
その7月19日の分ですが

[しつもん!ドラえもん]538 きょうりゅう編
 恐竜時代に生きていた首長竜で、見つけた福島県の高校生の名前がついたものは何かな。
[こたえ]フタバスズキリュウ
 1968年に高校生の鈴木直(ただし)さんが今の福島県いわき市で見つけた。フタバ(双葉)は発見した地層の名前だよ。長さ約6.5mの海にいた爬虫類なんだ。

これを読んでいて思い出したことをちょことこと。

和名がフタバスズキリュウ(双葉鈴木竜)なんですね。
で学名はというと「Futabasaurus suzukii」といいます。
「フタバサウルス・スズキイ」ですね。

ウィキペディアから引用します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6

命名
「双葉鈴木竜」という名は発見者の苗字「鈴木」と、発見された地層の「双葉」層群から名付けられている。発見直後に調査のため来日したサミュエル・ウェルズにちなんで「ウェルジオサウルス・スズキイ」という学名が提案されていたが、当時は新種かどうかの判断がつかず、発見後38年たった2006年(平成18年)5月に国立科学博物館の佐藤たまき特別研究員と真鍋真主任研究員、群馬県立自然史博物館の長谷川善和館長ら3人の研究チームによってようやく新属新種の首長竜と判明し、「Futabasaurus suzukii (フタバサウルス・スズキイ)」という学名で正式に記載された。

というわけで、発見から記載まで38年もかかりました。
 佐藤さんは若手女性研究者なのですが、こんなこと言ってますよ。

「私が好きになったんだからオスでしょう」と言い、勝手に「カレ」と呼んでいる。

 私の個人データベースを検索したら、2006年5月19日の記事がヒットしました。
それによりますと、佐藤さんは

「ティラノサウルスの人形でリカちゃん人形に襲いかかる悪役を楽しんだ」

という女の子だったそうです。

当時、妻に「フタバサウルス・スズキイ」という名がついたよと話したところ、「Suzuky」のような愛称、という感じでとらえたようでした。
いや、違うんだ、スズキイの「イ」はラテン語で人名を表す語尾なんだよ、と話したら、そうなんだぁ、と納得していました。

-i なら男性の名前、-ae なら女性名です。

かなり昔、「ケツァルコアトルス・ノルトロピ(Quetzalcoatlus northropi)」という翼竜の学名がついた時、ノルトロピってなんだろう?と長く悩んだものでした。
これは「全翼機の開拓者ジャック・ノースロップの空気力学に対する功績を讃えての献名」だそうです。男性ですから northrop-i なのですね。「ノースロップ イ」と読んだほうがいいのかなぁ。

★この記事を書こうと思い立ってからちょっと時間がかかりました。(7月19日からですから)。
その間に、こんな話が載りました。
2011年8月12日の朝日新聞記事です。

首長竜の「クー」、赤ちゃん産み子育て? 米チーム研究
 プレシオサウルスという首長竜の仲間は、卵ではなく赤ちゃんを産み、群れで暮らしながら子育てをしていたかもしれない。化石になった身重の母親を調べた米国の研究チームがそんな論文をまとめ、12日の米科学誌サイエンスに発表する。
 チームが、米カンザス州の7800万年前の地層から掘り出された化石を調べたところ、母親の腹の部分から胎児とみられる骨も見つかった。胎児は1頭。母親の体長は4.7メートル。胎児は少なくとも1.5メートルで、比較的大きかった。
 海で暮らす古代の爬虫類には、卵でなく赤ちゃんを産んでいたとわかっている仲間もいるが、産むのは1度に複数。大きな赤ちゃんを1頭だけ産むという特徴は、むしろシャチや小型のクジラなど、群れを作って子育てをする現代の生き物に近く、チームは「同じような暮らしぶりだったかもしれない」と推測している。

同じ内容の毎日新聞記事には

首長竜にくわしい佐藤たまき・東京学芸大准教授は「古生物の生態に関する情報は化石に残りにくいため、非常に重要な発見だ」と話している。

こういうコメントがついてまして、佐藤たまきさんのお名前が出てきてしまった。
さすが首長竜に詳しいんだ。
で、こりゃいかん、早いとこフタバスズキリュウの記事をかけってことだな、と催促された気分になりました。
ということで、まずは、思い出話のPart1でした。

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