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2011年7月28日 (木)

ヒキガエルの夏眠

0722_20hikigaeru1 2011.7.22
夏の暑い日中は殺人的。外に出たくもない。
日が傾いた夕方、プランターや鉢に水遣りに出ていた妻が、ヒキガエルが埋まってる!と呼びます。
もう動きたくもない状態でしたが、裸足でどそごそ玄関から顔を出すと、玄関脇のシュロチクの鉢の土に大人の大きなヒキガエルが確かに「埋まって」います。
写真の撮りにくい状態でしたが、頑張って一枚。
体半分土の中。
よくまぁ、こんな状態のヒキガエルを見つけるものです、我が妻は。「いい眼」をしてます。
{クスノキ見上げてると、アオスジアゲハの卵や小さな幼虫が「見えるのよ」ともいっております。}

これはヒキガエルの夏眠でしょうね。
ヒキガエルが冬眠するのはよく知られています。
で、東京ではまだ寒い2月にいったん出てきて、繁殖行動。産卵。
で、ひとしきりそれがすむと、今度は春眠に入ってしまいます。
そして夏。熱帯夜、というような状況にもヒキガエルは弱い。
で、土の中に潜り込んで夏眠。
土の中の方が湿っぽいし、温度も低いのでしょう。
新陳代謝を低く抑えて、じっとして暑さをやり過ごそうという戦略。

なんとも省エネな生物ですね。
アイドリングストップの利かない哺乳類とは生き方の根本が違うようです。
寒い、暑いと、きついときはアイドリングを低く落として生き延びる戦略なんですね。
人間も省エネな生き方ができるといいですね。

ところで、どうやって30cmもある軽いオーバーハングの鉢の中に登ってきたんだ?
シュロチクと一緒に生えているフチベニベンケイ(金のなる木)を根こそぎ掘り倒して土に潜り込んでいますが、もぞもぞ体を動かしてこれだけ潜れるのでしょうかねぇ。
「あのさ、あいつ、目を覚まして庭へ出る気になった時、鉢の縁からコテンと落っこちるんじゃないか、って気、しない?」「する。する。」
と笑っておりますが、どうなることやら。
0726_3hikigaeru 7.26
水をかけて湿らせてやったら、気持ちいぃ~、と深く潜ってしまいました。

0727_1hikigaeru 7.27
翌日にはちょっと顔を出していました。
完全に動かなくなるほど代謝を落としてしまっているわけでもないらしい。
適当に「避暑」を楽しんでいるというべきか。

羨ましい生き方ですね、つくづく。
私も夏眠したいゾ。

付け加えて。このヒキガエル、まず確実に我が家で卵から孵化・成長したものです。
今年じゃないです、2,3年前のやつでしょう。
今年大人になったヒキガエルはまだ小さい。3cmあるかないか。時々見かけましたが、今はあいつらも夏眠中かな。涼しくなったらまた出ておいでね。

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