ヒヨドリジョウゴ
7月1日付で「なんだろう?」と書き、2日に「ヒヨドリジョウゴでした」と訂正した記事の顛末です。
2011.6.30
変わった形の葉だなぁ、と思っていたら、30日に花が咲きました。おや白い花なんだ。
6.30
鈍感でしたね、この時点ではまだ、この花がナス科の花だと気づいていない。
7.1
これを見て、あっ、これナス科じゃないか!と気づいたわけです。
ナス科で蔓植物というのもあるのかぁ。
で、私の持っている雑草図鑑を見たのですが、ナス科でこの葉のものがない。
で、7月2日土曜日。いつも「本屋散歩」に行く日ですので、雑草に関する本を立ち読み。
ナス科、で索引を見て、本文を開いたら、ありましたよ~!ヒヨドリジョウゴだったのです。
こういう経緯でした。
7.2
もう一回この葉の姿を撮って、ふとそばの足元を見ると、まだタマサンゴの花がいくつか残っています。
7.2
ほらね。そっくりでしょ。
で、葉が全然違いますね。
この花だけをお示ししたら、きっとそう簡単には区別できないと思います。
違いはありますけど。
・・・
ツル植物としてはややおとなしい植物で、覆い尽くほどには繁茂しない。森林との境界部分などに生育していることが多い。8月から9月にかけ、白い花を咲かせる。花冠は5裂し、裂片は次第に反り返る。花筒の入り口には緑色の斑紋がある。雄しべは花柱を取り巻く。
・・・
「森林との境界部分」?
家は多摩川には近いけれど、森林はなぁ。ないぞ。
多摩川台公園とか木の多い公園はありますけどね。
どこかで鳥さんが(ヒヨドリ?)食べて、種をまいてくれたんでしょうねぇ。
同じサイトでこんな記述も
ヒヨドリジョウゴの葉は、多くのツル植物でそうであるように、葉の形が大きく変化する。春には5裂した葉が形成されることが多く、夏から秋にかけての葉は3裂したものや、全縁(分かれていない)ものが多くなる。ナスの葉とは似ていないが、トマトの葉の面影があると言えば、納得していただけるであろうか。葉柄は長さ1.5~4cm。葉身は長さ3~10cmで、両面毛が多い。
今の季節の葉と秋の葉で形に違いが出るんですね。そうなのか。見続けなくっちゃね。もちろん実も見たいし。
「毛が多い」というのは納得です。最初、ホップの葉かなと思ったくらいですから。
ホップの葉はザリザリして痛いです。ヒヨドリジョウゴは柔らかいです。
御面倒をおかけしました。なんとか自力で解決できてよかったです。
何か面白いことが起こりましたらまたご紹介します。
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