アオスジアゲハ幼虫
2011.7.24
朝から妻が、この幼虫肌に張りというかつやというかがない、変だ、心配だ、と言っておりました。
確かに張りがない。寄生でもされてダメになってしまうのかな、と思っておりましたら
脱皮中だったのね、ごめんごめん、という明るい声
なるほど、頭のすぐ後ろのあたりから脱皮が始まっています。
古い殻が浮いて白くなっていますね。
皮を後ろへ送っています。
そうかぁ、脱皮するところだったんだ、だから張りもつやもなかったんだぁ。
黒い矢印で指しているところに5個の丸いものが見えます。これが側単眼。本当は6個あるはずなんですが、1個は大変見づらいのです。
側単眼は明暗がわかる、色覚も少しある、形もぼんやりと見える、というくらいでしょう。
それでも、頭を振れば、葉の「エッジ」の検出とかはできるわけですね。自分が緑の葉の上にいるかどうかも分かりますね。そういう世界に住んでいるのです。
成虫になるときには脳の方へ引っ込んでしまって、昼夜の明るさを検知するような働きをするとも聞きます。
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