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2011年7月

2011年7月29日 (金)

アオスジアゲハ幼虫

0724_2dappi1 2011.7.24
朝から妻が、この幼虫肌に張りというかつやというかがない、変だ、心配だ、と言っておりました。
確かに張りがない。寄生でもされてダメになってしまうのかな、と思っておりましたら
0724_2dappi2
脱皮中だったのね、ごめんごめん、という明るい声
なるほど、頭のすぐ後ろのあたりから脱皮が始まっています。
0724_2dappi3
古い殻が浮いて白くなっていますね。
皮を後ろへ送っています。
そうかぁ、脱皮するところだったんだ、だから張りもつやもなかったんだぁ。
0724_2dappi4
黒い矢印で指しているところに5個の丸いものが見えます。これが側単眼。本当は6個あるはずなんですが、1個は大変見づらいのです。
側単眼は明暗がわかる、色覚も少しある、形もぼんやりと見える、というくらいでしょう。
それでも、頭を振れば、葉の「エッジ」の検出とかはできるわけですね。自分が緑の葉の上にいるかどうかも分かりますね。そういう世界に住んでいるのです。
成虫になるときには脳の方へ引っ込んでしまって、昼夜の明るさを検知するような働きをするとも聞きます。

アオスジアゲハ

0724_1zenyou1 2011.7.24
アオスジアゲハの幼虫が前蛹になっています。
これから脱皮をすると蛹になります。
0724_1zenyou2
きれいですねぇ。
宝石のようです。

毛虫は別として、チョウの幼虫の飼育にはまりやすいのは実は女性の方なんですよ。
かわいさに目覚めてしまうとやめられない。しかも、エサやりとか丹念な作業は結構楽しい。
男は下手するとコレクターになりやすい。私はコレクターの資質は全然なくって飼育屋なんですけどね。

夫婦して虫の生きている姿が好きです。
トンボやチョウやもう40年近くも飼っているものなぁ。

ヒメグモ

0723_11himegumo 2011.7.23
ヒメグモが獲物を抱えています。
これはキンバエかなにか、ハエですね。
左右の平均棍が写ってますからハエ目は確か。
今の季節クモがたくさん活動しています。
クモの巣に顔突っ込んでしまうと少々気分は悪いですが、いろんな虫をとってくれるのですからいいじゃないですか。適当に払って、人の通り道でないところで巣を張らせてあげましょう。

かかしさんの思いつき
   幸運のお姫様「ヒメグモ」
なんてコピーはいかがですか。

モンシロチョウ

0723_10monsirotyou 2011.7.23
おいしそうにユウゲショウの蜜を吸っている。
目の前でこういう姿を見せてくれてうれしいなぁ。
普通のモンシロチョウ、と思いますよね。
で、多分それでいいと思うのですが・・・。
変なことを知ってしまった。

毎月購読している日経サイエンスの2011年9月号特別付録「親と子の科学の冒険2011」というパンフレットを読んでいましたら
「こんなチョウを探しています」というタイトルで、日本自然保護協会のイベントが紹介されていました。

日本自然保護協会では、「自然しらべ2011チョウの分布 今・昔」で、チョウを調べています。チョウは地球温暖化の指標となる生きもののひとつです。楽しみながら環境も考えるよい機会に。お子さんと一緒にチョウを探してみませんか。

モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ウラギンシジミ、タテハモドキ、ミカドアゲハ、ムラサキシジミ、クロマダラソテツシジミ、イシガケチョウ、ナガサキアゲハ、ムラサキツバメ、ツマグロヒョウモン、クジャクチョウなどの写真が載っており、そして「オオモンシロチョウ」というのがあるんですねぇ。
イベント自体に興味がおありでしたら
http://www.nacsj.or.jp/
ここへ行って読んでみてください。

さてオオモンシロチョウとはどんなチョウか?
http://www.geocities.jp/gauss0jp/oomonsir.htm
ここに成虫の写真があります。

<特徴>
 1990年代に北海道に入って来た外来種ですが、春から秋まで、北海道や本州北部で普通に見られるようになりつつあるシロチョウの一種です。翅の裏側は白色で、前翅に2つの黒い紋が目立ちます。翅の表側は、白色地に前翅先端を包むように黒い縁取りがあります。また、メスは前翅に黒紋がありますが、オスにはないので、雌雄の識別が出来ます。幼虫は、アブラナ科植物のキャベツ、ハクサイ、ダイコン、コマツナなどの葉や花を食するので、害虫にされています。一見、モンシロチョウやモンキチョウのメス、スジグロシロチョウと見間違えることがあります。

これは北から南へ分布を広げているということでしょうか。珍しいパターンですね。

幼虫については
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/oomonsirotyou.html
ここをご覧ください。
モンシロチョウは「アオムシ」ですが、オオモンシロチョウの幼虫は一種の「毛虫」ですね。

まいったな。我が家で羽化させたのはアオムシですからモンシロチョウです。これは今のところ大丈夫。
これからは、モンシロチョウを見かけるごとに、オオモンシロではないかな、と疑ってみる必要がありそうですね。

最初の写真を見ながら、おまえ、モンシロチョウだよな、とつぶやくかかしです。

何かの卵

0723_7tamago1 2011.7.23
デュランタの葉に大きめの卵。
赤っぽい色までついています。
0723_7tamago2
全面的に赤いのではなくこんなふう。
何の卵かは分かりません。
ところで、最初の写真の左を見てください。誰かが手を上げてますよ。
撮影時には全く気づいていませんでした。
パソコン画面で見ながらブログに使う写真を拾っていたら、あれぇ?君はササグモの子でしょう。なんでまた、こんなとこで万歳やってんの?
0723_7tamago3
他の写真には写っていなかったので、ぼけたまんまクローズアップしてあげましょう。
なんかなぁ、わあ~い、って感じだよなぁ。
わあ~いブログに載っちゃったぁ。

0725_suzumega1 7.25
孵化していました。
どうみてもスズメガの仲間の幼虫に見えます。
尾角がやたらと立派。
幼虫図鑑などもざっと見たのですが、一齢幼虫は少ない。
0725_suzumega2
飼う気にはならなくて、この辺りで大きくなっておくれ、と放置。
翌日には見えなくなっていました。
気になるのは、食痕が全然ないこと。
25日に見つけた時も、ただ歩くだけだったのですよね。
一齢幼虫ってこんなに歩くか?という感じでした。
あり得ないことだとは思うのですが、食草ではない葉に産み付けてしまったのではないか?と疑っています。昆虫が食草を間違えるなんてありそうにないけどなぁ。
まったく、いささかの食痕もないんですよ。

わかりません。どうなっちゃったかなぁ。

0723_13tokage 2011.7.23
お、今度はトカゲだ!
走ってますね。
前脚が速すぎて写ってませんね。
走り方は直線的。あまり体をくねらせません。
カナヘビとはずいぶん違う感じがする。相前後して見たから余計に差が目立ちます。
それにしても、すごい勢いで走り去っていきました。
おみごと。

カナヘビ

0723_5kanahebi1 2011.7.23
最近はトカゲを見ることが多くって、カナヘビは出会う回数が少ない。
で、つい「おっかけ」をやってしまった。ごめんね。
左前脚と右後脚で地面を蹴っていますね。
体をよじらせて、左後脚を前に出している。
0723_5kanahebi2
ここでも対角の前後の脚で蹴りだしています。
肉眼的には、体をクネクネくねらせて走っています。
これが特徴的。
哺乳類の四足動物だと、対角の脚で蹴るという基本は同じですが、肩・腰の関節や筋肉のつき方の関係で、脊柱を真っすぐに保ったまま脚だけを動かすことができる。
君はやっぱり爬虫類だな、などとつい思ってしまう私です。
0723_5kanahebi3
せっかく葉陰に潜り込んだのにね、しつこいじいさんだ。
体側の模様などが撮れました。
0723_5kanahebi4
ここでは走っていません。そろりそろりと立ち去るところ。
もう追わないよ、ありがとね。と見送ったのでした。

◆思い出したこと
私たちは哺乳類ですから、歩くときの手の振り方が「対角」なんだよな、と思うわけですけど。
左足と右手、右足と左手、という風に連動する。
それが当たり前だと思うでしょ。
ところがですね、日本人、江戸時代の日本人は、右足と右手を同時に出し、左手と左足を同時に出していたらしいんですよ。
明治期に欧米人が来て、軍隊の行進なんかの訓練をする時に戸惑ったらしい。
で、そのころ今のような「対角」で手足を出す歩き方に変わっていったらしいのです。
日本舞踊なんかの所作で、右の手足が同時、左の手足が同時というような動きがありませんか?あるいは盆踊りとか、阿波踊りとかにも。
実はうちの奥さん、そのタイプ。なんかの拍子に出るんですね。あれ、どっちを出すんだっけ、などと笑っていたりします。

トガリシロアシクロノメイガ

0723_4ga 2011.7.23
ノメイガの仲間ではないかと探したのですが、見落としたのでしょう、うまく見つからない。
ブログにアップする前に念の為もう一回、と
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)の「地球昆虫図鑑」を覗いてみました。すると、これかもしれないな、というのがありました。
トガリシロアシクロノメイガ
です。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/06chou/ga/tsutogaka/togarishi/index.html
ここに写真があります。

和名:トガリシロアシクロノメイガ
学名:Omiodes indistinctus
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>鱗翅目>ツトガ科>ノメイガ亜科

とありました。でも、幼虫の食草とかの記載がありません。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」のサイトを見に行きましたら、ありました。
翅を開いた状態での写真なんですね。これでは私は見落としてしまう。
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Omiodes_indistinctus.html
このサイトは蛾には詳しい。詳しすぎて捜すのがメンドウ!で、あまり頻繁にはいきませんが頼りにしています。
でも、食草などが書いてない。
結局わからないのでした。

翅の模様もほぼ一致しましたが、脚の模様は目で見ていても目立つのです、これも一致するようですね。

名前はなんとかなったけれど、わからないガです。
できれば普通のポピュラーなのと付き合いたいなぁ。

2011年7月28日 (木)

タマスダレ

0723_3tamasudare 2011.7.23
いいでしょ。この3輪の後、さらに2輪咲きました。
もうつぼみはないかな。
玄関脇などに置くと、玄関出入りするたびに気持ちが華やかになります。
咲いてしおれて、落ちていく。
植物の時間に寄り添うのもよいものです。

アオスジアゲハ蛹

0723_2aosuji1 2011.7.23
何度も登場しています。アオスジアゲハの蛹です。
0723_2aosuji2
これねぇ、やっぱり「葉」への擬態だと思うんですよ。
葉を裏から見ている、という感じになりましょうか。
それにしてもきれいな色の蛹です。
蛹の胸のところを支えている糸のあたりが気になって。
0723_2aosuji3
なんだか金色の糸ですね。
白くないんだ。
少し食いこんでいます。
羽化するまでの命を預ける糸。
拡大してみたのは初めてです。

カシノシマメイガ

0723_1kasinosimameiga1 2011.7.23
部屋の窓に見慣れぬガがいたので、透明ケースに入ってもらって撮影。
翅の模様が特徴的。
この写真でははっきりしませんが、もう一つ特徴があって
0723_1kasinosimameiga2
こう撮るとはっきりします。
腹部をきゅっと上に曲げ反らせています。
0723_1kasinosimameiga3
ケースの外から腹側も見せてもらいました。
外側ほどの特徴的な模様はないですね。

メイガの仲間だろうという見当はつけましたが、初めて見るガです。
調べてみたら「カシノシマメイガ」の翅の模様が同じようです。
カシノシマメイガとカタカナで書かれたら「樫の縞螟蛾」だと思いますよね。
きっと樫の木の葉でも食うんだろうと。
ところが違うらしいんです。どうも
   菓子の縞螟蛾
らしいのです。
http://mushi-chisiki.com/pest/moth.html#kasinosima
このサイトによりますと

カシノマメイガ:菓子によく発生する縞のあるメイガという事でこの名がついた。成虫は開張20~28mm、赤褐色で、中央に白い線で縁取られた黄褐色紋がある。
成虫は静止するときは、尻を持ち上げた体勢をとる。
幼虫は体長約23mm。菓子類のほか、穀粉、粉類などを食害する。カシノシマメイガは、食品にゆるく綴り合わせた管状の巣を作り、その中には入って食害する。
冬は幼虫で越冬を行ない、年に2~3回発生する。

食品総合研究所のサイトでは
http://nfri.naro.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/34.html

英名     meal moth 
加害する食品 穀類、穀粉類、種子類など。
加害形態       製粉工場などで、砕米や塵などを綴った中で生活する。
その他        カシノシマメイガとは菓子の縞螟蛾の意。

なるほどねぇ。食品を食害するのですね。
なんとなくイメージが湧いてきました。
粉物ではないですが、昔、「米つなぎ虫」というのがいて、米粒を糸つないでしまうのでした。ガの幼虫。ノシメマダラメイガというのです。
伯母がよく私らをつかまえて、新聞紙に米を広げて、調べて駆除することをやらせましたっけね。思い出す。で、全部取れたかどうかは知らないけど、その米も食べるんです、もちろん。虫食べたって別にどうということもないですしね。

粉物をつなぐ虫、というイメージが何だか分かるなぁ。
で、我が家になぜいるのか?
何か粉物をつながれたっけ?
よくわからないのでした。

以前、コクゾウムシが発生した時の妻の言い分。
生まれた時から、米を食べて大きくなったのだから、米が変化しただけよ。たんぱく質、たんぱく質。
という夫婦ですからして、そうぎゃあぎゃあ騒ぐこともないのです。

{アゲハの幼虫の糞は、ミカンの葉が変化しただけのもの、アオスジアゲハの幼虫の糞はクスノキの葉が変化しただけのもの、とまぁ、こういう認識を共有しております。}

ヒキガエルの夏眠

0722_20hikigaeru1 2011.7.22
夏の暑い日中は殺人的。外に出たくもない。
日が傾いた夕方、プランターや鉢に水遣りに出ていた妻が、ヒキガエルが埋まってる!と呼びます。
もう動きたくもない状態でしたが、裸足でどそごそ玄関から顔を出すと、玄関脇のシュロチクの鉢の土に大人の大きなヒキガエルが確かに「埋まって」います。
写真の撮りにくい状態でしたが、頑張って一枚。
体半分土の中。
よくまぁ、こんな状態のヒキガエルを見つけるものです、我が妻は。「いい眼」をしてます。
{クスノキ見上げてると、アオスジアゲハの卵や小さな幼虫が「見えるのよ」ともいっております。}

これはヒキガエルの夏眠でしょうね。
ヒキガエルが冬眠するのはよく知られています。
で、東京ではまだ寒い2月にいったん出てきて、繁殖行動。産卵。
で、ひとしきりそれがすむと、今度は春眠に入ってしまいます。
そして夏。熱帯夜、というような状況にもヒキガエルは弱い。
で、土の中に潜り込んで夏眠。
土の中の方が湿っぽいし、温度も低いのでしょう。
新陳代謝を低く抑えて、じっとして暑さをやり過ごそうという戦略。

なんとも省エネな生物ですね。
アイドリングストップの利かない哺乳類とは生き方の根本が違うようです。
寒い、暑いと、きついときはアイドリングを低く落として生き延びる戦略なんですね。
人間も省エネな生き方ができるといいですね。

ところで、どうやって30cmもある軽いオーバーハングの鉢の中に登ってきたんだ?
シュロチクと一緒に生えているフチベニベンケイ(金のなる木)を根こそぎ掘り倒して土に潜り込んでいますが、もぞもぞ体を動かしてこれだけ潜れるのでしょうかねぇ。
「あのさ、あいつ、目を覚まして庭へ出る気になった時、鉢の縁からコテンと落っこちるんじゃないか、って気、しない?」「する。する。」
と笑っておりますが、どうなることやら。
0726_3hikigaeru 7.26
水をかけて湿らせてやったら、気持ちいぃ~、と深く潜ってしまいました。

0727_1hikigaeru 7.27
翌日にはちょっと顔を出していました。
完全に動かなくなるほど代謝を落としてしまっているわけでもないらしい。
適当に「避暑」を楽しんでいるというべきか。

羨ましい生き方ですね、つくづく。
私も夏眠したいゾ。

付け加えて。このヒキガエル、まず確実に我が家で卵から孵化・成長したものです。
今年じゃないです、2,3年前のやつでしょう。
今年大人になったヒキガエルはまだ小さい。3cmあるかないか。時々見かけましたが、今はあいつらも夏眠中かな。涼しくなったらまた出ておいでね。

ヤゴの脱け殻

0722_19nukegara1_1 2011.7.22
シオカラトンボに見送られた外出から帰宅。
ちょっと庭の池を見に行ったら、ヤゴの脱け殻が2つありました。
先ほど未成熟なシオカラトンボに出会ったという状況と合わせると、この2つの内どちらかがきっとあのトンボが出ていった脱け殻なのではないでしょうか。
池にはトンボが羽化しやすいように、棒や枝が立ててあります。下は小さな剣山に刺してあって安定させています。
この脱け殻は枝にくっついていたもの。
0722_19nukegara1_2
同じ脱け殻の顔。
なんだかちょっと擬人化したくなるでしょ。
ヤゴの口の構造からうと畳まれたアゴが見えていることが分かるのですが、ちょっと解説しにくい。
0722_19nukegara2
こちらが2つ目。
池の縁の草にくっついていました。

水中で呼吸していたのが、空気中での呼吸に切り替わるという、他の変態にはない大変な変化をヤゴの場合はしなければならない。
ですから、こうやって無事羽化していった脱け殻を見ると、すごくうれしいのです。

池の上方に網を張りたがるクモがいるのですが、これは申し訳ないけど排除しています。
イトトンボやシオカラトンボや、羽化したてのよわよわしいのが引っかかってしまっては悲しい。クモさんは別の場所で営巣してください。

シオカラトンボ

0722_18siokaratonbo 2011.7.22
午後、妻と車で外出しようとゆっくり車を発進させたら、助手席の妻がトンボだ!といいます。
どこどこ。ちょっと前へ出過ぎたわ。
そ~っとバックさせたら、塀の柵にいましたね。
助手席の窓を開いて運転席からの撮影。(もちろんギアはPに入れました。)
2枚撮りまして。車を降りてさらに接近する、というほどのこともないだろうと、
うん、いいかな
と言って車を発進させようとしたら、妻がけらけら笑う。
ん?どうした?
だって、いいかな、ていったら、飛び立ったわよ。日本語が分かるんだわ、賢いトンボだわぁ。
全く。飛び立って、フロントウィンドウの前を横切って舞い上がっていきました。

どうもまあ、ファンタジーワールドに住んでいることです。
写真撮って、と虫さんがわざわざやってくるという感じがしてしかたない。
で、もういいかな、と思うと、ありがとう、と飛び去っていく。

しばらく、夫婦でこの話で笑いあいました。
幸せなことです。虫さんに遊んでもらっています。

ところで、写真のトンボ。シオカラトンボであることは間違いないところです。オオシオカラトンボではありません。翅の付け根のところの色が違う。
で、オスかメスか、というとよくわかりません。
羽化直後の未成熟の時は、オスとメスはすごくよく似ているんです。
直感的にはメスじゃないか、という気がしますが、確証がありません。
成熟すると見分けやすくなるのですが。

ネコハグモ

0722_17nekohagumo 2011.7.22
カエデの葉の上。
小さなネコハグモの幼体を視認しました。
何かやってるとは思うのですが、肉眼ではよく見えない。
写真に撮ってみてやっとわかりました。
翅のあるアブラムシと「格闘」しているようです。
網にかかったものを、ぐるぐる巻きにする、というような状況ではないらしい。
アブラムシが網に接触したのでしょう。
でも、強くくっついてしまったのではないようです。
アブラムシは逃げようとしているように見えます。
ネコハグモはその翅のあたりを加えて引き戻そうとしている。
この先どうなったか、見届けませんでした。
こういうのって時間がかかるんですよ。
虫の世界の時間は人間の時間とは流れ方が違いますね。
研究しているわけではない、通りすがりのじいさんには、ちょっと見届ける気力はありませんでした。

0722_14tamago 2011.7.22
線路の柵にカラスウリと絡まりながら伸びているノブドウみたいな雰囲気のつる性の植物の若い葉。
卵が一個。
飼育する気はおきません。何日か眺めていたら、孵化したのかなぁ、消えました。
付近に食痕もないので、ひょっとすると、孵化できずに終わったのかも。

産み付けられた卵が必ず孵るというわけではありません。
孵化すればしたで、食べられちゃったり、寄生されたり。
成虫になれるのはごくわずかです。
厳しい世界ですね。

タケノホソクロバ

0722_13takenohosokuroba1 2011.7.22
タケノホソクロバのオスですね。
触角が櫛状になっているのがオスの特徴です。
メスは棒状というのかな、櫛の歯がない。
青みを帯びた黒光りです。
幼虫は「毛虫」で、毛が皮膚につくとひどくかゆくなりますので、警戒してください。
成虫は別に毒毛もなにも持っていませんから、大丈夫。ただどこか近くに食草のタケ・ササがあって幼虫に出会うことがあるかもしれませんので、そのあたりを注意してください。
ここまでの話は、このブログで何回か繰り返してきました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-b7e8.html
ここに幼虫の写真を掲載してあります。

さて今回は、ちょっと今まで知らなかったことを発見しましたのでお目にかけます。
0722_13takenohosokuroba2
横からアップできたのです。
触角が櫛状なのがくっきり。それはいいとして。
頭を見てください。
メタリックな光沢があって、ヘルメットでもかぶっているような感じですが、複眼が真っ黒。
体も黒いですが、反射があって、つやのある黒。
ところがこの複眼、反射が全くないビロードのような黒。
そこに穴が開いたような感じがしますね。
こういう複眼は初めてだな。
0722_13takenohosokuroba3
ここまで接近して、穴ではなく、「表面」という感じがしてきました。
それにしても、今までに経験のない眼ですね。
シロスジカミキリの複眼、というのが近い感じがしますね。あれは大きくて見やすいですが、この小さなガでは、こういう接近の仕方をした写真はそうないですから、鑑賞して下さい。

黒は色ではなく、そこから光が返ってこないという出来事です。
複眼の表面構造などまで見られればおそらく「無反射」のしくみがわかるのでしょうが、そこまではできませんでした。

2011年7月27日 (水)

オオスカシバ

0722_7oosukasiba1 2011.7.22
オオスカシバがランタナの花の蜜を吸いに来ました。
ヒメクチナシでの産卵行動の時は動きが激しくってまともに撮れなかったのですが、吸蜜は比較的のんびり。
ホバリングしながら前脚だけ花にかけて、口吻を伸ばしています。
大型の鉢に間違えられたり、ハチドリが日本にもいるとか言われたりしますが、慣れれば見間違えることはありません。羽音が大きいですけれど、絶対に刺したりしません(針がないので出来ません。)

0722_7oosukasiba2
ふわっと浮かび上がった瞬間です。
口吻を巻き取っている瞬間なのだと思います。
こういうのは意図して撮れる写真ではないので、とにかくシャッターを切ってみて、パソコン画面上で確認するしかありません。

なかなか言い瞬間を撮らせてくれました、ありがとう。

セグロアシナガバチ(でしょう)

0722_6asinagabati 2011.7.22
このごろアシナガバチの仲間が庭の木の葉の奥の方を飛び回っています。
私の見るところでは人の歩く範囲内に巣は見えないのですが、おそらく子育て中なのでしょう。狩りをして幼虫に与えるために働いている。
で、その行動は見えるけれど、撮影しにくい。
たまたま、この時は奥の方から顔を出して出てきたところを一枚撮れました。
スズメバチではなく、アシナガバチですが、顔つきがいつものフタモンアシナガバチとは違いますね。
この黄色い迫力のある顔つきはセグロアシナガバチでしょう。と思います。
巣に大型動物が近づくと警戒して警告しに来ますが、こういう狩りの時には別に襲ってきたりはしません、下手に叩こうとしたりするとかえって興奮させて危ないです。やり過ごして下さい。
私の場合は、積極的に近づいたのですが無視されました。背中の模様を撮らせてはくれませんでした。

ニジュウヤホシテントウ

0722_2nijuyahosi1 2011.7.22
そこはオクラの葉だよ、ナス科じゃないよ、いいのかい?
0722_2nijuyahosi2
多分オオニジュウヤホシテントウではないと思うのですが。
正直なところうまく区別できる自信はない。

0722_9nijuyahosi1
なぁ、そこはホトトギスだぜ、ナス科じゃないんだけどな。いいのかよ?
ここにも一匹。
0722_9nijuyahosi2
ちょっと「場違い」な気もします。

タマサンゴはそんなに食べられていません。
ヒヨドリジョウゴはかなり食べられてます。
その辺から紛れ込んで来たのでしょう。

ところで、私はこのテントウムシの「点の数」を本気になって数えたことがないのですが、28個あるのかな?きっとあるんだろうなぁ。数えてから命名したのでしょうから。

CAMPHOR

0722_1camphor 2011.7.22
ここは大田区民プラザの前。
レストランの宣伝をするわけではありません。
右はレストラン「たんぽぽ」ですね。
左にはなにやらレストランのメニューがのった台があります。
問題は、その支柱。
緑の木のデザインがあって、「CAMPHOR」と書いてありますね。
聞くところによると「きゃんふあ」と読ませるらしい。

大田区の区の木は「クスノキ」です。
クスノキは英語なら camphor tree でしょうね。
camphor だけだと樟脳になっちゃう気がしますがね。「レストラン樟脳」なんかな。
ま、区の木にちなんだ命名だとは思います。

ところで、まだ理科おじさんになってませんね。
「カンフル」とくれば、おっ、と思いませんか。

カンフル【kampherオランダ・camphorイギリス】
精製樟脳。防腐・防臭剤として用いるほか、大脳の運動野、呼吸中枢、血管運動中枢を刺激し、またその体内での酸化代謝産物に心臓の収縮力を増大させる作用があるので、呼吸循環の興奮剤として一時ひろく使用された。[広辞苑第五版]

カンフル‐ちゅうしゃ【―注射】
 カンフルの注射。強心作用を有するため、かつては重症の心不全・心衰弱患者の治療に多用された。
 比喩的に、普通の手段ではどうにもならなくなった物事を回復させる非常手段。[広辞苑第五版]

こうくれば、分かる方も多いでしょう。(いや若い人は知らないのかな。)

樟脳に少し化学的に手を加えて使うのではなかったかな。
しっかしまぁ、私もこのことを知った時には、樟脳を注射するの?あらっぽいなぁ、とびっくりしたものでした。心臓がびっくりしそうですね。

樟脳は化学的には環状ケトン。
IUPACの命名法による系統名は
1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オン
化学になじむとこの名前を読んだだけで分子構造が分かり、分子構造からはこの名前だけが決まる(「uniqueに決まる」といいますが)のです。
「オン」というのを見て化学屋さんには「ああ、アルデヒドね」とわかるのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%9F%E8%84%B3
ここに構造式などあります。面倒くさいから解説しませんが興味がおありでしたらどうぞ。
{私の大学卒論研究がビシクロ[3,1,0]ヘキサンの合成でしたので、多少この辺りが見えるのです。}
高校3年生の有機化学でアルデヒドなどの話をする時によく、樟脳なんかも話しましたっけ。

今は使われなくなった古典的なプラスチック「セルロイド」。
硝酸セルロースと樟脳を練ったものでした。燃えやすくて危険でしたね。

樟脳船というのも面白かったですね。
水面を走り回るやつ。表面張力の話には欠かせないな。

ところで、樟脳はクスノキの枝や葉を細かくして「水蒸気蒸留」という方法で蒸留して得るのですが、「水蒸気蒸留」は花からエッセンシャル・オイルを得るのにも使います。話はいくらでも広がる。

クスノキの成分として含まれる訳ですが、なぜ樹木が殺虫成分をもつのか。
もちろん虫やダニを寄せ付けないようにということですね。
で、その、樟脳入りの葉を食草にしているアオスジアゲハというのは一体どういう消化能力をもつのか?解毒力があるのかな?
殺虫剤入りのエサを食う幼虫というのも不思議なものですねぇ。
おそらく、他の昆虫はクスノキを食草にできなくって、生態的にそこが「空いて」いたんですね。で、そのすきまに、解毒能力か何かを獲得して入り込んだのがアオスジアゲハ。
すごいですね。

◆またとんで
insecticide=殺虫剤
genocide  =民族皆殺し(人種・国民などの根絶を目的とする計画的な大虐殺)
suicide     =自殺;自滅;自殺者
homicide  =殺人(者)

さて、こう並ぶと「-cide」の意味は「殺す」ですね。じゃあ
phytoncide
は?
「phyto」というのは「植物」のことです。
そうすると「植物殺し」?除草剤のようなもの?
いえ、日本語では「フィトンチッド」です。こういえば御存知でしょ。
ウィキペディアによると

フィトンチッド (phytoncide) とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。
森林浴はこれに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もある。フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられている。

樹木が発する殺虫・殺菌剤なんですね。
植物は優しい、なんて暢気なことをいっていてはいけません。植物だって闘っている。
樟脳なんかはある意味でフィトンチッドの一種かもしれませんね。
たまたま大型哺乳類であるヒトには害がなく、なんとなく気持ちいいので流行ってしまいましたが、「植物の武器」なのです。

◆話し始めると止まらなくなる。きちんと組み立てれば「授業」になりますね。
おまけ
0709_1aosuji1
樟脳入りの葉っぱはおいしいなぁ。



ドウガネブイブイ

0721_8koganemusi1 2011.7.21
オニグルミの葉に穴を開けていました。
で、いたずら心を起こして、そっと葉をつまんで裏から
0721_8koganemusi2
だめでした。アゴらしきものは見えますが、葉をかじる様子はわかりません。穴の中までは光が届きませんでした。
この連中は葉をもつと感知して、足を縮めて自ら落下し、擬死状態になりやすいのですが、それはさせずに済んだのですがね。
左右に開くアゴで、どうやって穴をあけるのか、興味あるところです。
葉の縁をかじる方が楽そうに思うのですけどね。

ツマグロオオヨコバイ

0721_5tumaguroooyokobai1 2011.7.21
ツマグロオオヨコバイの幼虫。終齢でしょう。
この春以来、ツマグロオオヨコバイをあまり見かけません。
去年は秋深くまで成虫を見ていましたが、今年は少ない。
何か原因があるのかな。
で、幼虫ですが、眼が面白いでしょ。
他の部分は半透明なのに、眼は、白目と黒目があって、擬人化したくなる。複眼にも見えませんね、不思議です。
0721_5tumaguroooyokobai2
黒目部分から光を採り入れているのだと思います。で、その光で外界を認識している。ですから入射した光はかえってこなくて真っ黒。
眼の外側は邪魔な光が入り込まないようにするために白く反射している。
というのが人間なんかでは普通ですけど、やっぱり昆虫だからなぁ。ちょっと変だなぁ。
単に、複眼上の目玉模様なのかもしれませんね。
正解は分かりません。
研究してみてください。

シオヤアブ

0721_2sioyaabu1 2011.7.21
雨の中外出から帰宅しましたら、ガレージの脇でシオヤアブが雨に濡れていました。
死んでしまったのか、と近づいてみたらちゃんと生きてます。
体中の毛が濡れてしょぼしょぼ。動けないんでしょうね。
0721_2sioyaabu2
正面から顔を覗いたら、しょぼくれてました。
濡れて体温を上げられなくて、寒かったでしょう。

夕方見に行ったらもういませんでしたから、無事に飛び去ったものと見えます。
なお、腹部の先端に白い毛があって、濡れて筆先見たいになっています。これはオスですね。
乾いていればもっとぽんぽんになっているのですけどね。

雨の日に

0721_1kasa1 2011.7.21
夫婦二人で出かけた出先でのこと。
妻はこれを見て、ここで傘を振れ、という場所なのか、と思ったようですが。
0721_1kasa2
この「箱」の中で傘を振って水を切るように、ということのようです。
初めて見ました、こういうもの。
傘を入れるための長いポリ袋を用意しているのはよくあることですが。
笑いました。

雨の日にはポリ袋やビニール袋を持参します。
私や妻は大抵折り畳み傘を使いますので、折り畳んで袋に入れて濡れた傘が人にくっつかないようにしています。
一時折り畳み傘が多かったと思いますが、最近は長い傘も多いですね。あれだと電車に乗るときなどに注意が要りますね。また、傘の先端が自分の後方を「刺す」ようにぶらつかせるのはいけない。傘の上から1/3位のところをもって、先端部が常に自分の前にあるようにすれば、人に危なくない。

こころづかいが要ります。

こと私に限って言えば、通常は雨の日には外出しません。傘とステッキは相性が悪い。

2011年7月26日 (火)

ハゼラン

2011年7月20日 (水)付で「ハゼラン」の記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-8b9b-1.html
↑これです。
18日には見そびれて、19日は雨で見られなくて、20日の昼にはまだ咲いてなかった。
というところまででした。

0720_16hazeran1 2011.7.20
その20日の3時過ぎ、玄関から顔を出して見たら「咲いていました!」
さすが「三時花」ですね。ちゃんと3時には咲くんだ。
小さな花なのですが、かわいいしきれい。これが大好きで家へ連れてきてしまった。
上の方にはこれから開く蕾。
下にボケているのは、前日か前々日に咲いてもう実がなり始めたもの。
0720_16hazeran2
皮を脱いでいるところ。
0720_16hazeran3
皮の脱ぎ始め。

変化が激しい花ですね。
0720_16hazeran4
5弁。子房がまん丸く見えています。
オシベ・メシベもきちんとしていて、シンプルで小さいけれど、豪華な雰囲気を持っています。
濃い紫色のせいもあるのかな。
これから長く楽しませてくれそうです。うれしいな。

余分な知識: オシロイバナについてウィキペディアから引用

英語ではFour o'clock、中国語では洗澡花(風呂に入る時間から)、煮飯花(夕飯の時間から)などと呼ばれる。

4時花なんですね。オシロイバナは。
ハゼランは3時花。
これにカラスウリや月下美人が加われば、まるで時計のようですね。

タチアオイ

0720_15tatiaoi1 2011.7.20
7月19日付で「タチアオイ」という記事を書き、種をもらってきたというお話を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-1d26.html
↑これです。

あの時は、丸い円盤状のものをご紹介しました。
その後、あの円盤をつまんで、爪で裂いてみたのです。
そうしたら中から種が出てきました。
勾玉のような形です。
0720_15tatiaoi2
こういうのを何個か鉢の土に蒔き、また何個かをスーパーの食品トレイにペーパータオルを敷いて濡らした上に並べてみました。

眺めていたら濡れたペーパータオル上の種が割れて発芽しそうなので、土に植えてやりました。
さて、うまく育つかな。
楽しみですね。
種を見ると蒔いてみたくなる夫婦です。

オオスカシバ

0720_13oosukasiba1 2011.7.20
ヒメクチナシの前でホバリングするオオスカシバ。
当然、産卵しに来たのでしょう。
ホバリングとはいえ、ヒラタアブのホバリングとは違って、激しく動き回ります。
蜜を吸おうというホバリングではないですしね。
ピントがなかなか合わない。
やっとこんなもの。
0720_13oosukasiba2
かなりダイナミックな瞬間が取れました。

私としてもあまりたくさん幼虫を育ててあげたいという気にはならない。
小ぶりなヒメクチナシの木が丸坊主になってしまうんですもん。
で、最近、見ていますとアシナガバチがこのヒメクチナシの木の中へもぐりこんでいきますね。
幼虫を狩ろうということなのでしょう。狩りの成功率がどのくらいかは分かりませんが、生態系の中では、誰も「一方的」ではありえない、ということですね。
「殲滅」などもくろむのは思い上がったヒトだけのようですよ。

サザンカ

0720_10sazanka 2011.7.20
サザンカの実です。
メシベのあとが残っていますね。
ところどころにサザンカの芽生えではないかな、というものを見かけますので、サザンカに実がなって、それを鳥が食べて種蒔きしているのだな、とは思っていましたが。
実はサザンカの実というものをあまりちゃんと見たことがなかった。
ここまで成長した実を見るのは初めてです。
この周辺を眺めても、他にはこういう大きさの実はない。
やがて、鳥がどこかへ蒔いてくれるのかな。
忘れない限り、見続けましょう。

この「忘れない限り」というのがこのごろキーフレーズになってきて。
実際すぐ忘れちゃうんですよ。ふっと思い出した時には、もう、手遅れ、ということばかりになりました。
何かを忘れたぞ、ということを思い出すようになります。年とると。

ササグモ:2

0722_8sasagumo 2011.7.22
この日は母グモは卵囊の側にいました。
しっかり守っていますね。
ところで、7月13日にこの場所にササグモがいました。
多分同じ個体だろうと思います。
前にその写真は掲載したのですが、もう一回載せます。比べてみてください。
0713_4sasagumo_2
いかがでしょう。
お腹が全然違う。
ふっくらしていたのが、ぺちゃんこになっていますね。
産卵ってすごいことなんですね。

この記事を書いている7月26日現在、まだ卵は孵化していません。
かわいい子グモをみられますように。

ササグモ

0720_4kyoutikutou 2011.4.20
あれ?ササグモじゃないの?
キョウチクトウの花の後ろなんですね問題は。
0721_6sasagumo1 7.21
おっ。これはササグモの卵囊ではないか。
脚が見えてるぞ。
0721_6sasagumo2
裏側を見れば、います。
ササグモ。
この日は雨が降ったりやんだり。雨が直接当たるのを嫌って葉の裏側に回っていたのかもしれませんし、あるいは、私は気づいていなかったけれど私が近づいたのを察知して裏側に回ったか。
0721_6sasagumo3
すごいですね。裏側に回っているとはいえ、卵囊を守っているのですね。
0721_6sasagumo4
卵囊の表面を接写させてもらいました。
なんだか六角形というか、溝で囲まれた出っ張りが見えます。中の卵を反映した表面でしょうか。
楽しみですねぇ。去年もかわいい子グモを見せてもらいましたっけ。
あれはホトトギスの葉を折り曲げてそこに卵囊を作ったのでしたが、今年はキョウチクトウ。キョウチクトウの葉って硬いですよね。よくまああれを曲げて、伸びようとする力に耐える卵囊を作りましたね。どうやって作るんだろう?
おどかさないように、毎日見ています。

ベニシジミ:2

0720_7benisijimi4 2011.7.20
脚を踏ん張って蜜を吸います。
ではズームアップ。
0720_7benisijimi5
おいしそう!
トリミングに際して踏ん張った脚をいれたくてこうなりましたが、さらにズームアップ
0720_7benisijimi
もうたまりませんね。
私も一緒に蜜を飲みたいよ。
「おいしいおかお」というものそのものですね。

楽しかったなぁ。なんだか、一緒に花の蜜を楽しんだ気分になりました。

{ちなみに。口吻はストローのようですが、ヒトが使うような閉じた管ではありません。もともと昆虫の口は左右の顎ですから、チョウの口吻も左右から雨どいのような半分の管を合わせて、一本にしたものです。チョウの羽化を観察するチャンスがあったら、蛹から出てきた直後を見ていて下さい。2本に分かれた口吻を一本にまとめる作業を見ることができます。チャンスはすくないのですけどね。}

ベニシジミ:1

0720_7benisijimi1 2011.7.20
オシロイバナのところにベニシジミがいました。
花は閉じていますので、蜜は吸えないと思うけれど、何か味とか香りがするのでしょうか。
0720_7benisijimi2
だめだったようですね。
0720_7benisijimi6
翅を開いたところを何とか撮れました。
我が家の周辺ではヤマトシジミが主ですので、ベニシジミが来ると嬉しくなってしまう。
妻も呼んで来て二人でしばらく観察。
0720_7benisijimi3
今度はゼニアオイの花に移動。
口吻を伸ばして花の奥を探っています。

写真のサイズの関係で、この続きは次の記事へ。

クモガタテントウ

0721_9humei 2011.7.21
お騒がせいたしております。
7月21日時点ではまだ「不明」だったテントウムシ=クモガタテントウです。

2011年7月22日 (金)付で「不明(甲虫)」としてアップし、昨日「クモガタテントウのようです(7月25日 追記)」と訂正しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-01b8.html
↑これです。

実はこのテントウムシ、オニグルミの葉でずっと見かけていました。
その一枚が冒頭の写真。
とにかく小さなテントウムシです。体長は2mmあるかないか、です。
で、昨日、訂正を書いた後、オニグルミの葉を見に行ってきました。
0725_5kumogatatentou1 7.25
なるべく鮮明に写るように頑張ったつもりです。
たくさんいました。葉の下に立って、あちこち葉裏を見上げると、どこにもいる、という感じ。
で、この時、この成虫のサイズに見合った蛹を見つけました。
0725_5kumogatatentou2 7.25
これです。小さな蛹。ここから羽化したら確かにクモガタテントウの成虫のサイズになるでしょう。ですからこれはクモガタテントウの蛹です。

はて、頭の中が、ピカッ。
7月13日に「キイロテントウ」というタイトルで記事を書きました。
ここでは、どう見てもテントウムシの幼虫だけれど、種が特定できずにいたのが、そばにキイロテントウの成虫がいたので、状況証拠的に同定できたのでした。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-7377.html
↑ここです。
この記事中で「小ぶりですが蛹になったのもいます。」と書いて、次の写真を載せました。
0712kumogatatentou 7.12
ほら、おんなじ。しくじったなぁ。
元記事を後で訂正しておきます。これはクモガタテントウの蛹です。
これもクモガタテントウの蛹ですね。
あの時も「小さい」という気はしていたのです。その印象を大事にすべきだったな。
今回もキイロテントウがいました。
0725_5kiirotentou 7.25
キイロテントウは体長が4mmか5mmくらいあります。
蛹だってそのくらいのスケールの大きさがなければなりませんが、写真の蛹は小さすぎます。

これで大方整理がつきましたね。
クモガタテントウとその蛹の写真を今回きちんとお目にかけました。

いろいろ記事も書くけど、恥もかくなぁ。
お騒がせしました。

2011年7月25日 (月)

クロウリハムシ

0720_2kurourihamusi 2011.7.20
ランタナの葉の上。
翅を畳みそこなっています。
羽化で少し失敗したかな、と心配。
右下の色の変わっている部分は、葉の色が部分的に変色したところです。
クロウリハムシがかじりましたかね。
それとも別の虫か。
元気でね。

不明

0718_12humei 2011.7.18
何だか左腕がくすぐったい。
見ると何かが歩いています。
肉眼ではよく分からないので、パチリ。
モニターで拡大してみると、なにやら、とげとげしい奴だ。
ハリカメムシの幼虫がとげとげしているのは知っているのですが、こんなじゃなかったような気もするし。わかりません。
戻してやろうにも、どこでくっついてきたのかもわからないし、吹き飛ばしてしまいましたが、生き延びられたでしょうか。

トキワハゼ

0718_14tokiwahaze1 2011.7.14
トキワハゼといえば、この「花」を思い浮かべますよね。
でも、以前にも書いたことがあるのですが、この花の「萼」がかわいい。
0718_11tokiwahaze1
花が終わると、花弁やオシベが抜けていきます。
0718_11tokiwahaze2
そして、真ん中に子房を抱えた萼が残ります。
星がいっぱい、になるのです。
トキワハゼを見たよな、という場所を時々見返してみてください。
星がいっぱい落ちてます。
花にも劣らぬ可憐さですからどうぞ。
0718_14tokiwahaze2
少し幻想的に。
表面のプチプチの構造が少し見えます。
これを撮るとなると採集してきて本腰入れなきゃなりません。
今のところそこまでの気にならなくって。
チャレンジしてみてください。

オクラ

0718_10okra 2011.7.18
オクラの実が伸びてきました。
花から実へ、すごく速いです。
花が終わったと思ったとたんに、実が伸びてきていて、すぐ食べられます。
現在までに7個収穫して食べました。

茹でて輪切りにして、ポン酢とか単に醤油とか掛けて、練って粘らせて食べるのがまあ、ごく普通の食べ方でしょうか。

簡単レシピでおいしい食べ方をご紹介。(あまりにも簡単で拍子抜けしますよ。)
水洗いして、表面が濡れた状態のまま、皿に載せ、適当に電子レンジでチン。
時間は適当に。レンジの中で少し弾けるような音がして、香りが漂ってきたらいいでしょう。
熱いですから注意してつまみだし、はふはふしながら、そのままパクリ。
何といっても、目の前で摘んだオクラですから、新鮮さはこれ以上のものはあり得ない。
甘くておいしいですよ~。
{枝豆も同じ調子で電子レンジでチンすると、すごくおいしい。取り出してから少しだけ塩を振って。感動的においしいですからお試しあれ。}

0721_3okra1 7.21
花が終わると、こういう風に、すぽっと抜けるんです。
0721_3okra2
そうするともう、実の準備ができている。
で、2日くらいでもう食べられる大きさに伸びてくるんですね。
このペースを見ていると、おそらく、自家受粉ですね。
他家受粉したっていいでしょうけど、通常は自家受粉でいいというタイプでしょう。

あと何個食べられるでしょうか。
美しい花と、甘い味覚を楽しませてくれるオクラ、結構推奨したい野菜です。

ヒメナガカメムシ

0718_7himenagakamemusi 2011.7.18
ヒメナガカメムシの幼虫です。
翅の芽がありますので、終齢でしょう。
ヒメナガカメムシはヒゲナガカメムシとは違いますのでご注意を。紛らわしいことです。

ヒゲナガの方はわたくし言うところの「ポパイカメムシ」です。
ヒメナガの方は、透明な感じの翅で、ちょっとハエっぽいかもしれません。

幼虫の姿はなかなか覚えられない。見たことあるなぁ、何度も見たよなぁと思いつつ、何度も探しまくってしまうのでした。

キバナコスモス

0718_5kibanacosmos1 2011.7.18
線路際でキバナコスモスが咲き始めました。
なんだか、すごく濃い色のような気がする。
0718_5kibanacosmos2
なんだったかな、キバナコスモスで、花びら占いをするなら、必ず「キライ」から始めるように、と書いてあった気がする。
必ず8枚だから。
この花も結構、虫に人気のある花です。ミツバチなどがよく来る。
まあ、ミツバチは丹念な働き者ですから、花には必ず来ますけどね。

ヒメグモ 子守

0718_3himegumo 2011.7.18
「ヒメグモ産卵」という記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-73dc.html
ここでお目にかけた写真は7.11のものでした。

一週間後、食べ終えた獲物でしょうね。卵のうのそばに置きました。
ヒメグモ自体が枯れ葉などを巣の中央に置いて、その陰に隠れる習性をもっていますので、獲物の残骸を卵のうのそばに置いて、「隠れ屋」のようにしているのかもしれません。

0720_11himegumo 7.20
様子が少し変わりました。
0721_7himegumo 7.21
そして
0722_11himegumo 7.22
まだ孵化していません。
いろいろ周囲にくっつけて、やはりカモフラージュしようとしているのでしょう。
無事、子グモが孵ることをまっています。


気温100度?

朝日新聞の記事です。夕べNHKでもやってました。

熱波の米国、34人死亡 ワシントンは気温40度に(朝日新聞 2011年7月25日)
 米東海岸各地は22日、首都ワシントンなど各地で最高気温が40度前後になる記録的な猛暑に見舞われた。熱波は中西部から東に広がっており、AP通信によると全米10州で少なくとも34人が暑さのために死亡したという。

気をつけないといけないのは「40度」という書き方ですね。やはり「40℃」と書くべきです。

アメリカでは日常の生活ではカ氏温度が使われていると聞きます。
カ氏温度での数値をF、セ氏温度での数値をCとすると
F=(9/5)C + 32
こういう関係があります。
Cの値として40を入れてみると・・・
F=104
アメリカの方は「今日は100度だ!」といっているかもしれません。

ね、単位を明示しないと混乱をきたします。日常ではまぁ笑って済ませられることでも、きちっとしましょうよ。
ネジのピッチがinchかmmかの違いでロケットが落っこちた、なんということがあったように記憶しますが・・・。

「ワシントンは気温40℃に」というタイトルで記事を書き、記事中では「カ氏温度を使うアメリカ人は100を超えた、とうんざりしている」というようなスタイルでどうでしょう。

◆別件ですが、新聞記事中でよく「キロ」という表示があるのです。これはまずい。
「キロ(k)」は「1000倍」のことで、それだけでは意味がない。
大事なのはそれが「km」なのか「kg」なのか、「m」や「g」なんですけどね。もちろん、文章のつながりで長さのことを言っているのか質量のことを言っているのかはわかるのですけれど。
そういう日常レベルの所から出発して、理科的というか、量的にきちっとした把握をすることに慣れていくべきだと思うんですよ。

2011年7月22日 (金)

タマスダレ

0718_2tamasudare 2011.7.18
ピンクのタマスダレのつぼみ。今のところ2つあります。
0720_3tamasudare 7.20
咲きました。

家からお分けした株がご近所で先に咲いていたので、家のはだめになっちゃったのかな、と思っていたら、のんびりと咲き始めました。
白が普通かと思いますが、ピンクもきれいですね。
シンプルな花で大好きです。

モンシロチョウ

0715_9monsirotyou1 2011.7.15
今年はどうも、なんだか、モンシロチョウがフレンドリーな感じです。
今まではちょっと離れたところを舞って近づいても来ないで去っていくのが普通だったのですが、今年は、妙に、近づいてきて私の周りを舞い回ってくれる。
目の前へやってきてランタナの花の蜜を吸います。
0715_9monsirotyou2
ふわっと舞い下りていったので、これで飛び去るんだろうな、と飛翔中を撮ろうとパチリ。
0715_9monsirotyou3
再度舞い上がってきて、私の目の前の一番近い花にとまって蜜を吸う。
0715_9monsirotyou4
わぁ、頭っから突っ込んでいってしまった。
この花、そんなに奥深かったかなぁ。
どうなっているのでしょう。よほどおいしいのでしょうね。
なんだか無防備な姿を見せられて、驚いてしまいました。
「うちの子」感覚が湧いてきます。

マンリョウ

0715_8manryou1 2011.7.15
マンリョウの花が咲いていました。
最初にあった場所では枯れてしまい、残念だったなぁ、と思っていたら、別の場所で芽を出して大きくなりました。
0715_8manryou2
鳥の種蒔きなんでしょうね。

以前にも書いた気がしますが、マンリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウはヤブコウジ科。
センリョウはセンリョウ科なのだそうです。
植物の分類は苦手だ。

放っておくと、鳥に食べられて、なかなか実が残ってくれませんね。
センリョウもそうです。
まぁ、いいさ。それが植物の繁殖戦略なんでしょうから。

カナヘビ

0715_4kanahebi 2011.7.15
カナヘビが走る。
コンパクトデジカメをケースから出して、スイッチオン。
光学ズームを限度までのばして。
やっと撮れた一枚がこれ。
尾が長い。胴の倍くらいありますね。
この辺りではトカゲの方をよく見ます。
カナヘビは久しぶりだな。
できれば一眼レフでゆっくり撮影できるとよかったのだけれど。
正式にはニホンカナヘビです。日本の固有種だそうです。

「晶子のお庭は虫づくし」というサイトにカナヘビの観察日記というのがありました。
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/1915/kanahebi.html
ぜひお読みください。
カナヘビの赤ちゃんを見つけて飼育した記録です。

「一緒にいるコオロギの方がかなへび君を威嚇して追い払っています。かなべび君がんばってね。」
「一緒に飼っていたコオロキ゛に食べられてしまいました。カナヘビ君の方がまだまだ赤ちゃんだったので雑食性のコオロギの餌食になってしまったようです。無知ほど怖いものはないとつくづく感じさせられた日でした。ごめんね、って謝ってももうカナヘビ君は戻っては来てはくれません。とても悲しいけどまたいつか会える日を楽しみにしています。天国で幸せになってね。」

あとはご自分でどうぞ。
う~む、コオロギもすごいなぁ。

不明(甲虫):クモガタテントウのようです(7月25日 追記)

0714_6humei 2011.7.14
なんちゅうこったい。
ヒメカメノコテントウでもなし、ヒメマルカツオブシムシでもなし。
ハムシの仲間かなと思ってもうまくヒットしない。
この虫はなんでしょう?
オニグルミの葉の上で見たものです。
お恥ずかしい。見たことあるような気がするんだけどなぁ。

追記(7/24):「クモガタテントウみたいですよ」というコメントを頂きました。
コメントに併記されたサイトにリンクさせますのでお読みください。

http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/index.html
これは、尊敬するサイトです。なにせ写真がすごい。あこがれます。
お読みください。

http://sanagiko.exblog.jp/11345787/

追加で
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/psyllobora-vigintimaculata.html

クモガタテントウ
Psyllobora vigintimaculata Say
 北米原産の小型のテントウムシで,1984年に東京港付近で最初に見つかった帰化種です.現在では関西でも平地でふつうにみられる種類になっています.エノキ,セイタカアワダチソウなどのほか,フヨウでたくさん発生しているのが観察できます(山内周輔氏による).ウドンコ病菌を食べる食菌性のテントウムシのひとつです.
 分布:本州、北米
 生息環境:都市部,平地。北米原産の帰化種.
 生態:白渋病やすす病をおこさせる子のう菌を食べている。エノキ、セイタカアワダチソウ,フヨウなど。成虫越冬.

私がいつも利用している昆虫の図鑑サイトは3つ4つあるのですが、どれも記載ナシ。
そうだったんですね、帰化種。
ウドンコ病菌をたべるというと、キイロテントウなどと似た食性のようです。

名前がわかってほっとしました、気分すっきりです。

やっぱり:ハゼラン

0717_1hazeran 2011.7.17
再現性はあるのか?
7.17の2時頃です。
撮影者である私自身の影も入れてみました。
カメラを顔の所に構えて、太陽を背にして撮影。
明らかに、ハゼランの葉は”筒状”になって、受光面積を小さくしようとしていますね。

擬人化すると、暑いよ~、眩しすぎるよ~、といっているのです。

強すぎる日差しを植物が避けようとするという出来事を探してみてください。

ハゼラン

0715_1hazeran 2011.7.15
午後1時20分ごろです。
あれ?いつもこうだっけ?
ハゼランの葉が立ち上がって”筒状”になっています。
”筒”は太陽の方を向いています。影で分かりますね。
0715_2siso
そばのシソの葉が全部ではないですが、くるくる巻いてしまっています。

これは陽射しが強すぎるせいかな、と思いました。
7月15日は東京では34℃ちかくまで気温が上がった日です。陽射しが強烈。

0715_5hazeran
同じ日の4時15分頃。
ほら、葉が横に開いています。
0715_6siso
シソの葉も開きました。

これはやっぱり、「光防御」でしょうね。
植物は光合成をするのですから太陽光は必要です。
光の強さが適当な範囲にあるときは、光が強くなれば光合成速度も上がります。
ところが、ある程度以上光が強くなると、光合成の速さは頭打ちになります。
そして、使うことができない余分の光のエネルギーがかえって植物にとって害になるのです。
光のエネルギーで、水分子からを電子を取り出して二酸化炭素の還元に使うのですが、電子を奪われた水分子からは酸素が発生するのです。これがちゃんと普通の酸素ガスとして放出できればいいですけれど、発生量が多くなると活性酸素というような形になり、それは植物体にとっても害になるのですね。

「光合成とはなにか」園池公毅 著、ブルーバックス B-1612
という本から引用します。

 ・・・
 いちばん簡単なのは葉の向きでしょう。真夏にフジの葉を観察すると、朝夕には平らになっていた小葉が、真昼には垂直に近く立ち上がることがわかります。ほぼ垂直に差し込む真昼の太陽に対して、葉が立ち上がれば、同じ面積の葉でも光を受ける面積は小さくなり、真昼の過剰な光エネルギーの吸収を少なくすることができます。
 ・・・
 葉緑体は細胞膜の内側に張り付くように存在していることが多いのですが、その中でも、光が弱い時には葉の表側の面を覆うように配置され、光が強くなると壁面に縦に並ぶ形で配置されます。これによって、弱い光の下では可能な限り多くの光を吸収し、強い光の下ではお互いに陰になるようにして、光の吸収を避けることができます。
 ・・・

ここでフジの葉で説明されていることが、ハゼランでも起こったのだと思います。葉を立てて、受光面積を小さくしている、それが形としては”筒状”という形になって現れたのです。
シソの葉の方はあまりシステマティックな「光防御」には見えませんが、やはり、何とか太陽光から逃げようとした結果があのようになったのではないでしょうか。

光合成をおこなう葉緑体が光を求めて広く広がったり、光を避けて互いに影になるように縦列したり、というのも面白いでしょ。でもそれは肉眼では見えません。

台風の影響で、今日の東京は涼しいのですが、また明日からは熱く・暑くなりそうです。
光を避けている植物の姿を見かけたら、おや、あなたも暑いのね、と声をかけてやってください。

フタモンアシナガバチ

0714_12hutamonasinagabati1 2011.7.14
ツユクサの葉の間を飛び回るフタモンアシナガバチ。
比較的小型のアシナガバチです。
0714_12hutamonasinagabati2
葉の間の狭い空間を丹念に飛び回って狩りをしているのでしょう。
ふわっと葉を離れる瞬間です。
見ていてフタモンだよな、というのは分かるのですが、写真としてはぜひ背面の模様をちゃんと撮りたい。
0714_12hutamonasinagabati3
「二紋」が見えました。

ツユクサの葉の間というとどういう昆虫がいるのでしょうね。
このすぐそばにカエデがあって、ヒロヘリアオイラガの幼虫が現れたのですが、そういうのを狩ってくれると助かるんですけどね。

2011年7月21日 (木)

ヒゲナガカメムシ

0714_10higenagakamemusi1 2011.7.14
久しぶりに見たヒゲナガカメムシ。
ネコジャラシの穂が大好きです。
熟していく実の栄養を吸うのでしょうね。
0714_10higenagakamemusi2
すごい姿が撮れましたよ。
お相撲さんの仕切りみたいだ。
確かにヒゲも長いのですが、私はむしろ前脚の太さで識別しています。私的には「ポパイカメムシ」と呼んでますが、ナイショ、公的には全く通用しませんから。

ムラサキシキブ

0714_8murasakisikibu1 2011.7.14
ムラサキシキブが咲き進んでいく様子です。
右から左へ進んでいます。
0714_8murasakisikibu2
ここではもう実の準備が始まっています。
やがてあの紫のかわいい実が熟してくるでしょう。
一つの枝の中に「時の流れ」が表現されている、というのが植物の生き方を示していますね。
動物ではなかなかこうはいきません。

このムラサキシキブの場所は、春にシジミバナが初めて咲いてびっくりした場所と重なっています。あの時はもう、ムラサキシキブは消えたのかな、と思いましたが、交代していくんですね。不思議なものです。

ホオズキカメムシ

0714_4hoozukikamemusi1 2011.7.14
オーシャンブルーの葉です。
ネコハグモが巣を張っているのですが、何か赤いものが見える。
0714_4hoozukikamemusi2
あ、これホオズキカメムシの背中じゃないか。
私は普段、昆虫の生きている姿をお目にかけたいので、死骸はほとんど写真に撮りません。
でも、これはちょっと記録に値する。
今年の5月、のそのそ歩いたり飛ぼうとしているホオズキカメムシを見て、腹部背面が赤いことをはじめて知ったのでした。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-a961.html

生きているとすぐ消えますが、クモの巣にかかったものですから、しばらくはここにある。
なくなってしまわないうちに、妻にもみせてあげなくちゃ、というので、別の日に妻を呼んでこれを見せようとして、アゲハの交尾に出会ってしまったのです、実は。話が前後してこんがらかってスミマセン。
妻は、中身が真っ赤だから「ホオズキ」なのかな、と呟きましたが、「いや、ホオズキやアサガオなんかを好むかららしいよ」と一応訂正しましたが、内心、そういう感じもするよなぁ、とも思います。ホントに鮮やかな赤い色なんですよ。

他にはもう一回だけ、後ろから飛んで来た虫が真っ赤に見えて、おっと思ったらホオズキカメムシだったということがありますが、写真は撮れませんでした。

よく見かけるカメムシですが、翅に隠された腹部背面の色はあまりポピュラーではないと思いますので、お目にかけました。

モノサシトンボ

0714_2monosasitonbo 2011.7.14
前にモノサシトンボの産卵シーンをお目にかけました。
その時、産卵しているメスの首のところを腹端部で把握したオスが、腹を真っすぐにして突っ立ったままで、脚を緩めている状態がありました。
上の写真では、雌雄ともに自分の脚で、草の葉にとまっています。
それはまあ、当たり前として

0720_5monosasitonbo 7.20
こういうこともあるんですね。
オスが自分の足で葉につかまり、メスをぶら下げている。
メスはつかまるところもないから、脚を緩めてぶら下がっている。
そりゃまぁそうなんだけれど、いろんな状況というものがあるものなのだなぁ、と他愛なく感心してしまいました。

ヒメグモ

0713_12himegumo1_1 2011.7.13
ちょっとにぎやかなことになっています。
小型で赤い色が濃いのがオスですが、3匹もいます。
0713_12himegumo1_2
上の写真のうち、下の2匹が積極的に動きました。
メスを挟んで交尾を求めているのだと思います。
動きを感知したメスが、獲物の如くにオスを襲うということはありませんでした。
悠然としています。
ここに写っている2匹のオスが接触するシーンが2回ほどありましたが、パッととび退いては、またメスに接近していきました。
最終的にどうなったかまでは見極めていません。

0713_12himegumo2_1
すぐ近くの別の巣にはこんなヒメグモがいました。
どう見ても姿形はヒメグモなんですが、腹部の色が緑色っぽい。緑のヒメグモ。
去年もこういうヒメグモを見ました。
最終的に腹部が赤くなるようだ、という観察結果でした。同一個体を見続けた、という保証が少し弱かったけれど。
↓ここです
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-5408-2.html

0713_12himegumo2_2
このヒメグモの巣にかかっていた獲物。
アワダチソウグンバイ、のようですね。
この形から、まず間違いはないと思います。

オクラ:2

0716okra1 2011.7.16
これですよね。うれしいな。
0716okra2
花弁が重なり合って巻いている、という状態。
0716okra3
純白ではないのですが、くっきりとした清楚な雰囲気が好きです。
メシベの柱頭は色がついていて、花柱をオシベが取り巻いているのかな。
花弁も、柱頭も「5」を基本構造にしていますね。
この感じだと自家受粉かなぁ。そのあたりはよくわかりません。

最後に一枚、妙な写真をお目にかけます。
0716okra4
白くとんじゃったし、ピントもぼけぼけなんですが。
見た瞬間、わぁ、という感じ。
妙に吸い込まれそうな感じになりました。

オクラ:1

0713_3okra 2011.7.13
もうすぐ咲きそうだ、と思っておりましたら
0715_3okra1 7.15
咲き始めました。
0715_3okra2 7.15
この日はこのくらいの感じでおしまい。
咲き切りませんでした。

2011年7月20日 (水)

ネコハグモ

0713_10nekohagumo 2011.7.13
ネコハグモはいっぱいいます。写真を撮る気もあまり起きないのですが、この巣はすごい。
食べ散らかしっぱなし。
白い矢印で指しているのがクモ本体です。
蚊やハエ、チョウバエなど、まぁ、いろいろ食べたねぇ。
まだ成体じゃないようです。
たまに掃除しないと、獲物がくっつきにくくなるんじゃない?

ミスジミバエ

0713_9misujimibae 2011.7.13
ミスジミバエ。クルミの葉の裏です。
去年も1,2回見たと思います。
複眼の写り方が不思議ですね。こういう写り方をするのは初めてだ。
カラスウリを食べるというのですが、キュウリやナスなども食害があるようですよ。
今年はカラスウリを育てていますが花も実もまだだし、去年はこの辺にカラスウリはなかったし、ほかの植物もきっと食べているのでしょう。

ヒメコガネ

0713_7himekogane1 2011.7.13
どうも、コガネムシの連中は、お尻から見つけることが多い。
↑これ、顔じゃないです。
↓こっちが顔です。
0713_7himekogane2
触角がほとんど目立ちませんね。
0713_7himekogane3
横顔。
証拠があるわけではないのですが、こうやって人の目に触れるような状態というのは、あまり元気いっぱいの状態ではないように思えます。
よく、コガネムシの仲間の死骸が道路に落ちているのを見るんですよ。
元気な時は人目につかない奥や高いところにいるのではないか。
そんな気がしています。

メンデル@グーグル

私の使っているブラウザは Firefox なんですが、新しいバージョンはグーグルツールバーに対応していないのかな(詳細は知りません)。で、いつも別のタブにグーグルの検索サイトを開いておいて、何かというとそこを利用しています。
http://www.google.co.jp/  です。)

今日(7.20)、私のこのブログをお読みの方は、ちょっとクリックしてみてください。
絵があるでしょ。
明日にはもうなくなっているはずです。
そのためにこれを↓
Mendel
ん?なんだ?これメンデルじゃないの?
もともとの検索の目的を忘れて、検索窓に「メンデル」と書いて検索。ウィキペディアがトップでヒット。

 グレゴール・ヨハン・メンデル(独: Gregor Johann Mendel、1822年7月20日- 1884年1月6日)は、オーストリア・ブリュン(現在のチェコ・ブルノ)の司祭。植物学の研究を行い、メンデルの法則と呼ばれる遺伝に関する法則を発見したことで有名。遺伝学の祖。
 当時、遺伝現象は知られていたが、遺伝形質は交雑とともに液体のように混じりあっていく(混合遺伝)と考えられていた。メンデルの業績はこれを否定し、遺伝形質は遺伝粒子(後の遺伝子)によって受け継がれるという粒子遺伝を提唱したことである。

なぁるほど、今日はメンデルの誕生日だったんだ。ナットク。
{7月22日に洗礼を受けているので、7月22日を誕生日という人もいますが、通常の意味の誕生日は7月20日です。}

絵の意味は
①P(親)世代のさやの色が緑の純系と黄色の純系をかけあわせて雑種(F)を作ります。
②Fではさやの色は全部緑になりました。
③Fを自家受粉させてFを作ると、さやが緑色のものが428、黄色のものが152できました。この比はおよそ「2.82:1≒3:1」です。
と、この①②③の出来事を描いたイラストなんですね。
高校で生物を学んだ方ならきっと教わったはずですね。
この場合、さやの色が緑色が「優性」、黄色のが「劣性」というわけです。

◆個人的に思うに、ドルトンの原子説が19世紀初めの頃ですから、メンデルの時代には原子説は流布していた。「化合」という出来事が「水とアルコールを混ぜるように」どんな割合でもおこると考えていたものが、化合するものの質量比に整数が現れてきたのですね。これは驚くべきことでした。
定比例の法則とか倍数比例の法則、というやつですね。
それを原子論が説明したわけです。

{私の持論ですが、定比例の法則や倍数比例の法則は化学の基本法則だった、と考えています。液体の混合のように考えていた時代に「整数比」が現れたことに驚きがあったのですね。その驚きが、「粒子」を考えさせた。だから、基本法則。
現代はというと、小学生の頃から、正確ではないかもしれないけど、ものは原子という粒々でできている、という考えになじんでいる。粒々が手をつなぐことが化合ですから、整数比になることはある意味で当たり前なんです。その当たり前のことを「基本法則」として教え込まれることは苦痛ですよね。しかも、「基本」だからといって入試にまで出る。もうやめてほしいな。かつての基本法則は、原子論から見るとこう見えるのだよ、と教えるべきでしょう。これが私の持論です。
ついでにいうと、質量保存の法則も「帰納的」な実験法則ではなく、公理、原理として扱うべきです。質量保存の法則の実験というのも入試に頻出している。くだらないですね。ラボアジェも、あるところまでは実験的に質量保存を追求してはいますが、そこから一段の跳躍があって、質量は保存されるという法則:公理・原理として提出したと思うんですよ。}

さて話を戻して、粒子論的な概念の、その流れの中で、「遺伝」というものにも、単位粒子的なものがあるのではないか、というヒントを得たのではないだろうか、と、そう思うのです。
粒子論的な時代の流れの中で「遺伝の基本粒子」が誕生し得たのではないでしょうか。

◆「dominant」を「優性」、「recessive」を「劣性」と訳すのはやめたい、と授業では強く生徒に話をしました。
決して、「優れて」いたり「劣って」いたりするのではないよ、植物の目に見える性質として現れるか現れないか、ということに過ぎないんだよ、と。
「優生」の概念に結びつきやすいんですよ、「優性」という言葉は。
ナチスの「優生政策」にも結びつきかねない。
障害者としての私は「優生」という概念と結びつきかねない「優性」という言葉が嫌いなんです。
「顕性」=あらわれる性質。
「不顕性」=あらわれない性質。
こんな訳語に変えることはできないものでしょうか。
これなら妙な価値観と結びつきにくいと思うのですが。

◆エンドウのさやの色について、具体的な遺伝子名までは知りませんが、要するに鞘の色を緑色にする酵素の遺伝子があるかないかの差なんです。
その遺伝子があれば、酵素が作られ、さやが緑になる。
その遺伝子がなくて酵素が作れない、あるいは、遺伝情報の変異で酵素が作れないと、さやに色がつかない、ということですね。
両親から受け継いだ1対の遺伝子のうち、片方でも遺伝子が働けば緑色になる。
両方ともにその遺伝子の機能がなければ、黄色になる。
そういうふうに、きちんと理解してほしいのです。

◆遺伝の授業は、注意深く配慮しないと、差別や迷信につながりかねません。教師は充分過ぎるほど充分に注意すべきなのです。

ハゼラン

0713_2hazeran 2011.7.13
ハゼランのつぼみです。
まだかたいですね。

0718_9hazeran 7.18
もう咲きそう。

で、夕方、妻が咲いている、といっていました。
私はというと、家の中での行動力しか保持していない状態で、「外出力」を発するにはもう気力がない。明日でいいや、と思っていたら。
19日は雨でしたが、軒下に置いてあるから見られるだろうと19日昼ごろ出ていったら閉じている。
そうかぁ、夕方の花、とか言ってたっけ。と頭の隅っこの記憶がよみがえりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%B3
ウィキペディアです。

ただしこの花は午後の2~3時間ほどしか開かないので(そのため三時花などとも呼ばれる)、丸いつぼみの状態で見かけることが多く、線香花火を連想させる(ハゼランの名はこのイメージから)。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/portulaceae/hazeran/hazeran.htm
このサイトでは

昼過ぎ、三時頃から夕方まで花を開くところから、三時花(サンジカ)あるいは三時草(サンジソウ)ともよばれている。昼過ぎに通りかからなければ、見過ごしてしまう。

なるほど、やっぱり。

今日、20日、台風がきていて、昼に外へ顔を出したら、少しの間は散歩できましたが、ザァと来たので退却。
ハゼランもまだ咲いていませんでした。
花を見る事が出来たらまた写真を撮ることにします。
お待ちください。

ササグモ

0713_4sasagumo 2011.7.13
キョウチクトウの葉で見かけたササグモ。
おそらく産卵が近いのではないでしょうか。
大きな腹部です。
観察しやすい場所で卵囊つくって子守をしてくれると嬉しいのですが。
できれば、お願いね。
次世代を抱えたメス、というのはなんともすてきだよなぁ。大事にしてあげなくっちゃと思います。
{オスってかなりさびしい存在ですね}

ウスヅマスジキバガ

0713_1usudumasujikibaga 2011.7.13
動きがないと見えにくい。
じっとしたままなので葉が枯れた色かと思いました。
よく見るとガですね。
ガの世界も奥が深いからなぁ。
とはいえ、ガで済ませるのも癪ですよね。
いろいろ調べた結果「ウスヅマスジキバガ」ではないかという見当をつけました。
参考にしたのは下のサイトです。
http://www.jpmoth.org/Gelechiidae/Dichomeridinae/Cymotricha_japonicella.html
よかったら比較してみてください。

ところでこの名前ですが、もし漢字で書いたら「薄褄筋牙蛾」なのだろうと思うのですが。
ツマグロヒョウモンとか、ツマグロオオヨコバイ、ツマグロキンバエの名前の「ツマ」は「褄」で、翅の先が黒いからですよね。
私の写真ではあまり鮮明ではないのですが、翅の先端が「薄い」のではないかと。
で、薄褄かなぁ、と考えているわけです。名前は難しい。

余談:実はですね、先頭から読んでいって、「ウスヅ」というまとまりで認識しやすい私です。
「薄頭」で「うすづ」ではないかと。
気にしているわけでは全くないのですが、事実として頭頂部がずいぶん薄くなったよなぁ。
母方のじいちゃんは30代で完全な禿頭だったそうだからなぁ。
側頭部の毛髪ばっかり伸びるようになりましたよ。そのうちかかしではなく、カッパになると思います、もう10年かかるかなぁ。

2011年7月19日 (火)

ヒロヘリアオイラガ

0712_19hiroheriaoiraga1 2011.7.12
カエデの葉に発見!
パステルカラーできれいな虫なんですけどね。イラガの仲間の幼虫ですからそりゃ、触らない方がいい。多分ひどい目に会う。
といっても、実際に触ったことはありません。
チャドクガの被害は経験してますが、こいつは扱いやすいから、気をつけさえすればそう怖くはない。(チャドクガは毛が飛んでもかゆいから始末に悪い)。
0712_19hiroheriaoiraga2
実際問題として、きれいだと思います。
文一総合出版の「イモムシ ハンドブック」安田守著で見ますと、イラガ科の9種類の幼虫が載っていて、うち5種には「注意」のマークがついているのですが、ヒロヘリアオイラガを含む4種には注意マークがない。比較的被害が少ないのかな。信じないで下さいよ、なにせ私は触ったことがないのだから。

で、どうしたかというと、駆除しました。
葉を指先でつまんで、葉柄を挟みでちょんと切り、まとめておいて殺虫剤、シュ。

0713_6hiroheriaoiraga1 7.13
取り除き損ねた幼虫がまだいました。
この写真のように、カエデの葉に「星が出た」という感じで見つけられます。
妙ですが、かわいい。
0713_6hiroheriaoiraga2
しかしなぁ、増えてもらうわけにはいかないし、ゴメンナ。
ということで、2日間で20匹ちょいを駆除して、その後は見かけません。

ウィキペディアに「ずんぐりとした、丸っこいガ。脚には茶色の毛が生えており、前から見ると相撲取りのようである。」と書いてあったので、そういう写真はないかなと探したところ、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」というサイトにありました。
http://www.jpmoth.org/Limacodidae/Limacodinae/Parasa_lepida_lepida.html
ここです。
なるほど、力士が仕切りをしているような感じですね。
お嫌でなければ見に行ってください。




ヒトスジシマカ

0712_18ka 2011.7.12
蚊に刺されています。(蚊に食われる、という言い方もしましたよね。)
以前一度だけ、蚊の平均棍らしきものを撮影したことがあるのですが、アブやガガンボみたいにくっきりコレとは写らない。
時々思い出してこうやって蚊の写真も撮るんですけどね。
今回もダメです。
白い矢印で指しているところは、針の鞘です。弓型に後ろに湾曲します。
皮膚に刺さるのはすごく細い口でして、その鞘は刺さらずに曲がるんですね。
0713_5ka 7.13
ここでも曲がった鞘は写りましたが平均棍は写っていませんね。

蚊は「ハエ目」ですので、平均棍があるんですけどね。そのうちすごい写真を撮ってやるぞ。

蛇足。この2匹の蚊、撮影後叩きました。わるいね。

アリ

何かがぐるぐる回っていました。
ん?なんだ?
0712_17ari 2011.7.12
アリが何かの昆虫の体の一部を運ぼうとしているのです。
くわえた位置の関係でしょう、まっすぐ動かずに、回ってしまっていました。
しばらく見ていたら、くわえ直したようで、なんとか真っすぐ動き始めました。
なんでしょうね、コレ。
ハサミムシ?
違うような気がする。
大顎、でしょうか。
なんの?

なぞですが、このアリさん、無事巣に帰れたでしょうか。

ジョロウグモ

0712_15jorougumo 2011.7.12
あちこちでジョロウグモの幼体を見かけます。
で、すぐ移動してしまう。もう少し成長したら、落ち着いてくれるかなぁ。
0712_16jorougumo1
今回は「顔」が撮れました。
0712_16jorougumo2
カマキリとかね、ジョロウグモとかね、構えが悠然としていますよね。
ちまちま、こせこせしてない。

ヒトというサルは恥ずかしいことの多い生き物でありますことよ。

クモの巣

0712_12himegumo 2011.7.12
卵囊を守るヒメグモ。
立体的に、3次元的にごちゃごちゃな不規則網を張っています。
その隣りでギンメッキゴミグモが網を張りました。
0712_13ginmekkigomigumo1
三角に大きな枠を作って、垂直な円網を作りました。
0712_13ginmekkigomigumo2
二つの網が並んでいて、その網の構造の違いが一目で見えるので、なかなか良い眺めです。

クモに網を張らせないスプレーとかいう商品があるらしい。妻がテレビのCMにそういうのがあった、と大笑いしていました。
なんでそんなにクモを嫌うんだろう。小さな虫とか食べてくれるのにねぇ。
毒のあるクモなんてごくまれだし。
貧弱な精神生活なんだろうなぁ、と哀しくなります。
虫やクモとの豊かな生活ってあるのになぁ。それを知らないというのはかわいそうなことです。

好きじゃなくっても付き合い方ってあるでしょ。
「朝グモは殺すな」とかいいましたよ、昔。
朝、クモを殺さない人は、多分、昼だからいいや、って昼グモを殺したりはしないでしょう。
好きじゃなくても付き合い方があるものだよ、と教えていたように思います。

タチアオイ

ゼニアオイとは長い付き合いですが、タチアオイもいいよなぁ、と話していたら、種もらった、と妻が嬉しそう。
0713_13tatiaoi1 2011.7.13
独特な姿・形ですね。
0713_13tatiaoi2
これは皮に包まれた姿だ、という話もあって、一部はこのまま蒔いてみましょう。
0713_13tatiaoi3
手のひらにとって横から見るとこんな形をしていました。
毛に包まれていますね。
残りはまた別の蒔き方をしてみましょう。うまく発芽してくれると嬉しいのですが。
ゼニアオイ、タチアオイと咲いたら、楽しいよなぁ。

ゼニアオイ

0712_10zeniaoi 2011.7.12
この花はこれからずっと、虫やクモとの関わりで登場し続けることになると思います。
今回はまず、花そのものだけでお目にかけます。
英語名は common mallow なんだそうです。
ハーブティーになるのとはちょっと違うらしいけれど、詳しいことはよく分かりません。
香りの飲みものというのがダメな性質で、無粋でスミマセン。

「マロウ」で気になって調べたら

マシュマロ【marshmallow】
(もとウスベニタチアオイ(marsh mallow)の根の粘液を原料として作ったことから) 洋菓子の一。砂糖・水飴・ゼラチン・香料などを混ぜ合せ、コーンスターチの型の中で固めて作る。軟らかいゴム状で、ふんわりした感触がある。マシマロ。[広辞苑第五版]

そうなんだぁ!知らなかった。

カニグモの仲間

0712_9kanigumo 2011.7.12
線路際の柵によじ登っているヤマノイモの葉。
カニグモの仲間の幼体がいました。
土俵入りの不知火型のような、大きく手を開いた姿はカニグモの仲間であることは間違いない。
ただ、ちょっと、私の知識では種は同定できません。
もっと大きく育ってからでないとなぁ。
でも、翌日にはこの場所にいませんでした。
成体になってからまた会いに来てほしいものです。
このヤマノイモの葉ではネコハグモも何匹か巣を張っていますが、そちらは定住性が強いのか、いつ見ても同じ葉に主がいます。

アゲハ交尾(+)

なんだか、余韻が深くって。もっと見て欲しくって。大きい写真をご覧に入れます。
0718_13ageha0 2011.7.18
解説しません。鑑賞してください。
そうして「生きる」ということについて観照してください。
{観照とは仏教でいう「智慧をもって事物の実相をとらえること」です。}

アゲハ交尾

昨日、コーヒータイムの後、妻と二人で庭に出ました。ホオズキカメムシの腹部背面が赤いことを見せてあげようと思ったのでした。
私の意識はそちらに向いていましたので目的の場所へ向かってすたすた。
すると後ろから妻が大声で「アゲハがつがってる!」。
私は動作を停止して、立ちつくして振り返り、どこ?
ドクダミの葉の下のところ!
その時点では私には視認できませんでしたが、立ちつくしたままでいると、雌雄のアゲハが交尾状態のまま飛び出してきました。
私を追い越して、庭の隅に立ててある脚立にとまりました。ここからがカメラを構えたままの、にじり足。
0718_13ageha4 2011.7.18
これです。
またふわっと飛びあがって近くへ移動
0718_13ageha5
ここでくっきり写っている上のチョウが多分メス。
0718_13ageha1
また飛んで、勝手口の前。
左手に長いステッキを持って出ましたから、体重をそちらに預けて、右手に持ったカメラを何とか可能な限り近づけます。
倒れてしまったのではありません。風で押されただけです。
次の飛翔でアサガオやヤマノイモが立ち上がっているネットにとまりました。
0718_13ageha3
美しいでしょう。なんともいえません。
40年近く、長くアゲハと関わってきて、目の前にこの交尾の姿を見るのは初めてです。
妻と二人で、どきどきしながら見続けました。
よく見ると、下のチョウ(多分オス)の翅の縁がぼろぼろです。
ひたすらに生殖のために飛び続けてきたのでしょう。その生きる姿が美しい、胸を打ちます。メスは羽化してそう時間は経っていない。がっしりした腹部、完璧な翅、パワフルです。
交尾がすめば、飛び回り、可能な限りいろいろな場所の柑橘類の葉に産卵するのです。
一カ所にまとめて産卵なんかしないはずです。リスクが高いもの。
ひたすらに飛び、広く産卵します。
産卵の後には、メスもまたぼろぼろになるかもしれませんね。
そうして次の世代へと命をつないでいく。
美しい、というのはそういう生きる姿のことですね。
私たち夫婦も、ほんのわずかですが、その営みに40年近く寄り添ってきました。
なんだかもう、感動してしまって。
2匹の姿をきちんとカメラに収めることができたので、余分な影響を与えないように、と二人してそっと退き下がりました。
なんだか、ほんと、胸を打たれたなぁ。

◆交尾飛翔については白水隆さんの論文を参考にしました。
http://ci.nii.ac.jp/els/110007707004.pdf?id=ART0009512751&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1311038384&cp=
ここでアオスジアゲハの交尾飛翔についての短い論文が読めます。
アオスジアゲハの交尾飛翔形式:白水隆

交尾中の蝶が飛翔する場合、♂が飛んで♀を連行するか、♀が飛んで♂を連行するかは、それぞれの種あるいは分類群によって定まっている場合が多い。
・・・
結局、アゲハチョウ科ではこれまでの報告の範囲ではすべて”←♀+♂”の形式で齢害はないようである。

ここで ”←♀+♂” という表記は「メスがオスを連れて飛ぶ」という意味です。
このことが私の頭の中にあり、写真で、上の個体がメスだろう、と判断したものです。

2011年7月18日 (月)

オンブバッタ

0712_5onbubatta 2011.7.12
シソの葉の上のオンブバッタ。
2匹いましたがこのごろは1匹しか見ない。
目が合ってしまった。ほんとうにこっちを見上げているようにみえるでしょ。これがおもしろい。
儀瞳孔のせいですが、でも、やっぱりこっちを見てるよなぁ。

これはいつも見かけるのと同一個体に違いない。
と私が思っているということは、バッタの方からも
これはいつもカメラ持ってやってくるのと同一個体に違いない。
とか思われている気がする。

な。ともだち。

ネコハグモ+アリグモ

0712_3nekohagumo1 2011.7.12
ブルーオーシャンの葉の上です。
左にネコハグモ。まだ幼体です。
右でひっくり返っているのは、餌食になったホオズキカメムシの幼虫。
0712_3nekohagumo2
これも同じ巣にかかってしまったホオズキカメムシの幼虫。
ホオズキカメムシはたくさん孵化して成長中ですが、こうやって食べられてしまうものもあるわけで、まさか全部が成長することはあり得ません。
厳しいものです。

ネコハグモの巣に集中していたら、視野の端っこに動きあり。
0712_4yagataarigumo
これはヤガタアリグモでしょうね。
腹部背面の模様をちゃんと撮りたかったのですが、すぐ走り去りました。
アリグモはアリに擬態していますがアリは食べない。
そういえば、ネコハグモの巣にもあまりアリがかかっているのを見ないような気もする。
おいしくないんだろうなぁ。
でも、アオオビハエトリはもっぱらアリを捉えて食べます。蟻酸を解毒できるとかあるのかなぁ。
わからないことだらけですね。

モノサシトンボ

0712_2monosasitonbo1 2011.7.12
もうそろそろ写真の掲載は打ち止めにしようと思っているんですけれど。
↑モノサシトンボのメス。
↓モノサシトンボのオス。
0712_2monosasitonbo2
今も庭に出ると、ふわ~っと足元から飛び出してきます。それも何匹も。
今年は本当にモノサシトンボの当たり年でした。
まだ当分、出くわすたびに写真は撮りますが、掲載は終了でいいでしょう。何かすごく面白いことが起こらない限りね。

ナンテン

0712_1nanten 2011.7.12
ナンテンの実がなり始めたのですが、結実率とでもいいましょうか、低いですね。
この画面の中で花は30やそこら咲いたはずですが、この時点での実は3個。
何にも世話してやらないからかなぁ。
虫も植物も、自力で生きられる限りを生きておくれ、というのが基本方針なものですから、園芸家が見たらきっと、怒るんだろうなぁ。

(多分)アダンソンハエトリ

0711_16adanson1 2011.711
部屋の中をクモの幼体が歩いているので、ケースに入れて撮影会。
かわいいですね。つぶらな瞳、だなぁ。
0711_16adanson2
お腹の側が見えました。
なかなか背中を撮影させてくれない。
0711_16adanson3
頑張って撮影。
幼体の模様は成体と違うことが多いし、自信をもってとはいいがたいのですが。
多分アダンソンハエトリの幼体でしょう。
それにしても頭でっかち、幼児体型。
なんという「あどけなさ」。

部屋の隅っこへ放してやりました。何とか生きていくでしょう。

ヒメグモ産卵

0711_15himegumo 2011.7.11
ヒメグモが大きな卵囊を作りました。
ここまでは去年も観察できたのですが、子グモの孵化は見られなかった。
1週間後の今も同じ状態です。
明日あたりから台風6号の影響がでます。強い風・雨。
この巣、この母グモ、この卵囊、耐えられるかなぁ。
心配ですが頑張ってくれるよう、祈っています。

ムクゲなど

0711_13mukuge 2011.7.11
ムクゲの花に、黒い濁点が打ってあります。
アリさんです。
ほんと丹念に餌さがしをしているんですねぇ。花には必ずアリが来る。
上の方で咲いていて、頑張ってカメラをささげるようにして撮影しました。

ふと目の高さのところへ意識が戻ると、以前から気にしているクモの卵囊。
0711_14rannou 7.11
様子が変ですね。
この間まで中に母グモがいるのが透けて見えていましたが、いません。
ひとつ大きな穴があいている。母グモはここを放棄したのかなぁ。
0713_11kumorannou 7.13
何だか中に黒いものがいるのが見えたので、そっと指で表面を触ってみたら、中から2匹アリが出てきました。
あぁ、もうだめなのかぁ。

母グモが放棄したからアリが入るようになったのか、アリが潜り込んで来て母グモが追い出されたのか、いずれにせよ、あったはずの卵もだめになったでしょう。
アリが運び出したか。あるいはかびるなり腐ってしまった卵にアリがたかっているか。

アリって結構獰猛です。蟻酸を出すから苦手にしている昆虫も多いし。
この卵囊からのクモの孵化は無し、になりました。残念です。

ドバト

0711_12dobato1 2011.7.11
線路の柵の内側に2羽のドバトが入っていました。
0711_12dobato2
模様がずいぶん違います。
鉄道会社が草刈りをして、枯れ草ばかりになったところで、潜り込んでいる虫など探しているのでしょう。
虫好きの私から見ると、スズメもハトも、巨大な捕食者に見える。
できればどこか別の場所で餌をあさってほしいな。
ま、鳥がいるということも虫の生息環境ではあるのですから仕方ないのですけれど。
もしもかなうことでしたら。

来ないで。どっか別のところへ行っちゃって。

というのが本音。

(食べるんならさぁ、チャドクガの幼虫とか、ヒロヘリアオイラガの幼虫とか、トサカフトメイガの幼虫とか、食べてくれると、うれしいな。)

モンシロチョウ

0711_11monsirotyou 2011.7.11
今年は気のせいかモンシロチョウがフレンドリーです。(「うちの子」効果かな)
そばにやってきて写真を撮らせてくれます。
まだ低い位置で咲いているフウセンカズラで吸蜜。
口吻を伸ばして、ごくごく。
おいしそうですね。
フウセンカズラも少しずつ背丈を伸ばしてきましたので、もっと撮影しやすくなります。
腰をかがめるのは辛いや。1mを超えてくれると、じっくりカメラを構えていられるのですけどね。

お暑うございます

東京は毎日33,34℃くらいでめげています。
午前中は何とか風を入れてしのいでいますが、午後になるともう、風も熱風でたまりません。
水浴びをして汗を流し、エアコンの設定温度を30℃にしてなんとか、という状態です。
Kion
↑7月に入ってから気温が高止まり、ですね。
熱帯夜続きでぐったりです。

Sa
↑平年値からの差を、当日+前後7日の15日間で移動平均を取って均してあります。
5月の末に平年値より2,3℃低かったのに、ぐんぐん上がって、今は平年値より3,4℃高いのですからたまりません。
変化が激しいと体がついていけなくなります。特に年齢が上がってくると適応力が下がってきましたよ、やぁ、じいさんになった。

2011年6月22日 (水)に「新平年値」というタイトルで記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-ca05.html
旧平年値と新平年値をグラフ化したものでした。
新平年値が旧より全般に上がっていることが見えるグラフでしたが、では実際どのくらい上がっているのかもっと見やすくしたいな、と新しくグラフを作ってみました。
Difference_2
これです。
(新平年値-旧平年値)の値をグラフ化したものです。
青は最低気温について、赤は最高気温についてです。
値がマイナスになるところが一カ所あったんですね。
最高気温の5月中旬。新のほうが旧より低くなったということです。
ここ以外は、すべて、新の方が旧より高い。
今の時期についてだと、最高も最低も旧より新の方が0.5℃前後高くなっています。
体感的にはもっと高くなった気がしますが、30年間の平均ですからこんなものでしょう。

10月頃から2月ころまで、最低気温の新平年値がすごく高くなりました。
寒いはずの時期に、冷え切らないんですね東京は。
水道が凍ったり、窓が凍りついて開かなくなったり、ということが全くなくなりましたもの。

この変化が、地球温暖化なのか、東京の都市化なのか、断じることはできませんが、出来事として、やはり気温は高くなりました。

なんだかんだいって。
暑いよお~。
ということを言いたかっただけです。

2011年7月15日 (金)

フジタの乳白色

2011年7月6日の朝日新聞・文化欄に
フジタの乳白色、秘密ちらり 土門拳が撮ったアトリエに「シッカロール」
こういう記事が載りました。
部分的に引用します。

 ・・・
 ・・・制作中の藤田の写真を土門拳記念館(山形県酒田市)から借りると、そのうちの一枚に和光堂のシッカロール(ベビーパウダー)の缶が写り込んでいたのだ。1942年ごろ、東京の藤田のアトリエで撮影された。
 ・・・
 墨をのせるための画材をシッカロールで代用したのではないだろうか。
 シッカロールの主な成分はタルク(滑石)。余分な油分や水分を吸う性質がある。油絵の具を抑え、水性の墨を吸着するのにうってつけ。
 ・・・具体的な手法については「シッカロールを絵の表面にまぶしたのか、生乾きの状態で混ぜ込んだのかはわからない」という。
 ・・・
 シッカロールにはもう一つ、ジンクホワイト(亜鉛華)も多く含まれる。
 ・・・
 一般的な白の下地で、藤田もエコール・ド・パリ時代に使ったのはシルバーホワイト(鉛白)。ジンクホワイトは、ひび割れしやすく油彩の下地に向かないとされる。
 ・・・

◆「藤田」というのはもちろん画家の藤田嗣治のことです。
私はどうも絵画には疎くて、藤田の絵というのはまるっきり知らないのですが、この記事を読んでいると、かつて化学教師だった時代を思い出してしまいます。教材になるなぁ、この記事。昔の授業を思い出す。

◆シッカロールの成分としてタルク(滑石)が入っているというのはよく知られていると思います。
子どもの頃「蝋石」を使ってよく遊びましたが、あれの粉ですね。ケイ酸マグネシウムの一種です。
滑らかですから、シッカロールに向いてます。

◆では、なぜ「ジンクホワイト(亜鉛華、酸化亜鉛、ZnO)」が入っているのでしょう。
白色顔料がシッカロールに入っているのはなんでかな?
シッカロールを白く見せるため?

いえいえ、亜鉛華には医薬品としての作用があるのです。
日本薬局方に「チンク油」というのがありましてね、亜鉛華(酸化亜鉛、ZnO)を油で練ったものです。「チンク」はもちろん「Zinc」です。
小範囲の軽微な皮膚の炎症を鎮めます。いってしまえば、軽いかゆみどめ、ですね。
私はこれを使ってもらったことがある。高2の時に虫垂炎で手術をして、腹膜炎になりかかっていて長引いて、傷口を長くガーゼでおさえていたのですね。そうしたら絆創膏にかぶれた。かゆいのだけれど傷口の近くですからかいてはいけない。看護師さんがチンク油を塗ってくれたら、気持ちよく治まったのでした。

◆白色顔料としての亜鉛華はあまり性能が高いとはいえません。
顔料というのは固体粉末で、光を反射するものなのですね。
亜鉛華は屈折率があまり大きくないので油で練ると、油の屈折率と差が小さく、顔料としての反射性能があまりなくなってしまいます。
シルバーホワイト(鉛白)は塩基性炭酸鉛というものです。 
油絵の具の油を酸素と反応させる触媒になり、絵の具が「乾きやすい」のでいいのですが、いかんせん、鉛ですから有毒。

屈折率の大きな物質が白色顔料として性能がいい。

その点では、現在最も性能がいいのは二酸化チタンの「チタンホワイト」ですね。
ダイヤモンドより屈折率が大きいという物質の結晶ですから、油で練っても白さが変わらない。ポリエチレンに練り込んでも大丈夫。というので白いポリ袋にもつかわれますし。石鹸に練り込んでも白いから、チタンホワイト入りの石鹸もあるし。漆塗りで白というのは難しかったのがチタンホワイトで解決しました。
下地を隠す能力が高い、という性質は化粧品向きですねぇ。
{ダイヤモンドの微粉末は白色顔料として高性能であるはずですが、高いものなぁ。}
{酸化チタンの結晶が、ダイヤモンドフェイクとして宝石店にあるはずなのですが、飛び込みで欲しいといったら胡散臭い顔されて断られてしまった。そんな逸話を教室でしたら、宝飾店の経営者のお嬢さんがお父さんにその話をして、授業に使えるのなら、ということで安く分けていただくことができた、という話もあったりして。授業って楽しい。}

ガラスのかけらを、怪我しないように粉砕します。これをコップか何かに入れると「白い粉」に見えます。
ここへ、水を入れたり、あるいはサラダ油を入れてみましょう。ガラスが見えなくなってしまいますよ。
ガラスと水、ガラスと油の屈折率が近いので、反射が少なくなり見えなくなってしまうんですね。
ガラスの粉は白いけど、白色顔料にはなりません。
{太い試験管に水とベンゼンを入れて2層にし、生徒に見せます。無色透明なもの同士の境目がどうして見えるんでしょうね?と問いかけると面白い。陽炎はなぜみえるんでしょうね?というのと同質の問いかけになります。
で、ガラス棒を水とベンゼンの入った試験管に入れると、水の中のガラス棒はかろうじて見えるけど、ベンゼン中のガラス棒はほとんど見えない。生徒はびっくりします。}

◆白と黒
入射した光が全部の波長にわたって返ってくる時「白」といいます。逆に全部の波長にわたって返ってこない時「黒」です。
中間が「灰」。
入射した光の一部の波長が返ってくる時は「着色」します。

さて、こんな経験はありませんか?
風呂に炭酸ガス入浴剤を入れる。激しく発泡している間は泡からの反射で白く見えます。
泡が終わりになってきたときに、お湯が妙に黒っぽくなってしまった。そんな経験ありませんか?
この話は理科おじさんの部屋第39回にあります。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/39th/sci_39.htm

カッターナイフの替刃を10枚くらい重ねて、刃の方を見ると真っ黒。この話は理科おじさんの部屋第6回にあります。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/6th/sci_6.htm

白い雲は細かい水滴が光を反射するから「白雲」。
でも、水滴や氷粒の間へと光が入っていってしまうようだと「黒雲」

◆「白と黒」だけでも、ずいぶんいっぱい話ができるものでしょ。
「生活化学」という講座で、「白・黒・色」というテーマでいろんな授業を作りましたっけね。
そんな記憶が藤田の記事で蘇ってきてしまいました。
私ってね「授業屋」だったんですよ。


http://www.nttcom.co.jp/comzine/no088/long_seller/index.html
↑これは「ロングセラー考」のシッカロールのページです。面白い逸話が掲載されています。




シオヤアブ:2

虫ナビというサイトを読んでおりましたら

トップの写真は7月15日に公園内の道端で撮影したもの。撮影しようと本種に近づくと、自ら管理人の足に乗っかったので、そのまま撮影した。本種の♀や近縁種のアオメアブ(Cophinopoda chinensis)も人をまったく恐れないようで、撮影中のカメラに乗っかってくるほどであった。

こんな記述がありました。
確かに、このシオヤアブというのは落ち着いている時は被写体としては最高なんです。
カメラを近づけても気にしない、オートフォーカスを使ってもその超音波モーターの音も気にしない。
(昆虫を撮影するときにオートフォーカスでピント合わせをすると逃げてしまうことがあります。接写の時はマニュアルの方が安全です。)

さてどこまでいけるか。
0711_10sioyaabu3
体を柵に寄りかからせてがっしり固定し、最接近、24cm、です。
ここまで写りました。複眼の個眼まで見える。
フォトジェニックな虫ですねぇ。

0711_10sioyaabu4
前の記事の写真でも分かっている方には見えるんですけれど、平均棍もきれいに写りました。
写真の中央最下部。ころんと丸いものがありますね。これが後翅が退化した平均棍です。
翅の名残ですから、高速で振動させられます。で、これが姿勢制御用のジャイロスコープとして使えるんですね。
ハエ目の昆虫たちの高度な飛行技術を支える器官になりました。

いい写真を撮らせてくれてありがとう。
楽しい時間でした。

シオヤアブ:1

0711_10sioyaabu1 2011.7.11
道の突き当り。JRの土地との境の柵。
ビヨウヤナギのあたりを眺めてから、ふと視線を横にずらしたら、あれ、シオヤアブ。
メスですね。

前日に妻が、大きなアブがいた、とプラスチックケースにアブを閉じこめて連れてきました。腹の先っちょに白いふわふわがある、といいながら。
あぁ、それはシオヤアブのオスだ、と即断、いいとこ見せちゃったぞ。
写真を撮っている状態ではなくて、そのアブの写真はありません。残念。

で、その翌日ですから、すぐ分かります。
ハチじゃないですよ~。
触角、複眼などを見てください。それから脚の先端。
ハエっぽいでしょ。ハエ目ですから。
脚のスネ(脛節)が黄色いのもこのアブの特徴です。

ムシヒキアブ科>シオヤアブ亜科>シオヤアブ
です。
ムシヒキアブ、というのは虫をつかまえて食べる(体液を吸う)というところからの命名でしょうね。
シオヤアブ(塩屋虻)というのはオスの腹端部が白いのが、白く塩を吹いているようだ、という命名だと聞いています。
0714_3sioyaabu_m 7.14
高いところでブンブン羽音が聞こえたので見上げたらシオヤアブのオスがいました。妻につかまった奴かな。
鮮明ではないですが、腹端部が白いのが目立つというのはお分かり頂けるでしょう。

0711_10sioyaabu2 7.11
(戻って)
力感あふれる金色のハンターというところですね。
肉食性だとはいっても、刺しはしませんので大丈夫です。ご安心を。
私が刺されそうになったのはウシアブだけです。
慣れている従弟によると、止まってすぐ叩くと必ず逃げられる、刺す寸前まで待ってから叩けば必ず叩ける、といっておりました。

http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/7-3/takakuwa.html
「自然科学のとびら」
Vol.7, No.3  神奈川県立生命の星・地球博物館  Sept.,2001
というサイトによりますと

‘アブ’と聞くと、刺すから危険な昆虫だと思っている人は多いでしょう。けれども、人を刺す(口で吸う)アブはごく限られた種だけですし、刺されてもしばらく痛いだけです。それにハチと違うので、素手でつかんでも大丈夫です(ちっともアブなくない!)。

と言っていました。

ネコハエトリ幼体

0711_9nekohaetori1 2011.7.11
老眼の肉眼ではクモの子、としか初めは分かりませんでした。
2mmちょいくらいかなぁ。
でも、撮影しているうちに、顔の前で白っぽいものがちらちら動く。
あ、これ、ネコハエトリだな、と気づきました。
毛がぽやぽやですね。
0711_9nekohaetori2
黒っぽい体に毛が生えている、という状態です。
体が黒っぽいところはオスかなぁ、毛が増えればメスだなぁ。
0711_9nekohaetori3
黒っぽい体表面での反射に虹のような色があるので、確認してみました。
やはりきれいな色がありますね。
それにしてもまぁ、なんという可愛らしさ。
じいちゃんはかなわない、負けた。(わたしまけましたわ。(回文))
ネコハエトリの幼体を見るのは初めてです。
大きくなったらまた会いたいね。
あの賢者の長老のような顔に会いたいよ。

ヒキガエル

0711_8hikigaeru1 2011.7.11
門柱の内側に置いたホタルブクロのプランターの縁。
お、カエルちゃんじゃないの。
3cm弱のヒキガエル。
今年卵から育っていった連中の一匹ですね。
うれしいなぁ、卵からオタマジャクシ、変態してカエルへ。目の前で成長していったのですから、一際感慨深い。
立派なヒキガエルですねぇ。一人前の体ですが小さい。これがなんともかわいい。
顔が見たいよ、と頑張ってカメラを低くしました。
0711_8hikigaeru2
優しい穏やかな眼差しというか、賢者の眼差しというか。
猛々しいヒトの眼差しとはまるっきり格が違うよなぁ。

こういう眼差しのかかしでありたい。
修業の道は遠いなぁ。

アオスジアゲハ+

0711_6aosujiageha 2011.7.11
庭を舞うアオスジアゲハ。
顔がぼんやり写りました。
この他に、アゲハやクロアゲハも舞います。
ナガサキアゲハは今年まだ見ていない気がします。
こういう大型のアゲハたちは人の周りを飛んだりします。
0711_7monsirotyou
そんなことを思っていたら、私だって、とモンシロチョウ。
普通、遠目のところをひらひら舞って去っていくことが多いのですが、このときはどういうわけか、私の目の前の花があるでもないエニシダの茎に止まりました。
撮ってよ、という風情です。
これを撮らなきゃ申し訳ない。本当は横向いてくれた方がいいんだけどな、などと思いつつ撮影。
楽しい時を過ごさせてくれます。
ありがとう。

モノサシトンボ

0711_5monosasitonbo 2011.7.11
モノサシを当てて草の葉っぱの長さを測っているという感じでしょうか。
成虫はふだん池を離れて木陰の暗いところなどにいます。
水のない意外なところでお目にかかってビックリすることもあると思いますよ。

オオシオカラトンボ

0711_4oosiokara1 2011.7.11
オオシオカラトンボのメスだと思います。
脱け殻が発見できませんが、庭の池から羽化したのだと思います。
脚はちゃんと3対6本見えてますね。
0711_4oosiokara2
私の気配で浮き上がりましたが、また下りてきて落ち着いたところをもう一枚。
このトンボが頭の周りを飛ぶと、バサバサという音がします。ハチとかアブのブーンというのとは違うので、すぐ気づきますよ。
さて、産卵してくれたかどうかは分かりません。
近親交配にならないように、多摩川の方との連絡があるといいな、と思っています。

オンブバッタ

0711_3onbubatta
シソの葉にいました。
大繁殖するでもなく、消えてしまうでもなく、毎年我が家の庭のどこかで生きています。
シソを食うとはオツですな。
翅の芽もない若齢幼虫です。
偽瞳孔がかわいい。
どうしても目が合った気分にさせられます。

ホオズキカメムシ

0711_2hoozukikamemusi1 2011.7.11
今、オーシャンブルーの葉や茎にはホオズキカメムシがわんさといます。
上の写真は幼虫が孵化していった後の卵殻。
ほとんどみんな孵化したようで、孵化率は高いようですね。
0711_2hoozukikamemusi2
これが幼虫たち。
大きいの小さいのいろいろいます。
0711_2hoozukikamemusi3
大きめの幼虫をきちんとお目にかけます。
昆虫エクスプローラというサイトでは、「ホオズキやヒルガオ科の植物上で見られる。サツマイモ、トマト、ナスなども食害する。」とありました。
検索すると、ピーマンにいたという話も多いようです。
我が家では、ほぼすべてこのオーシャンブルーに集中しています。
オーシャンブルーがこのカメムシのせいで弱るということもないので、毎朝窓を開けると目の前のカメムシさんたちに、おはよう、と声をかけています。

2011年7月14日 (木)

スズムシ

0710_7suzumusi1 2011.7.10
飼育ケースに入れてある木炭の表面にいるのを撮ってみました。
ずいぶん大きくなりました。
まだ雌雄の区別はつきません。
7齢が終齢と聞いていますので、終齢になると翅の芽が出るはずですし、雌雄の区別もつくようになるのかな、と思っています。
0710_7suzumusi2
ね、まだ翅の芽がないでしょ。
いつ頃成虫になって、その鳴き声が聞けるものか、じっくり待つことにします。

ジョロウグモ:2

0710_6jorougumo5 2011.7.10
前の記事のジョロウグモなんですが、ふと気づくと、クモのいるこの位置に日が差し込んでいます。木漏れ日よりは広めなのですが、わずかなすき間からさす陽射しがたまたまクモを照らしていました。
で、逆光で、輝きを撮ってみました。
クモの巣の糸も七色に輝いています。
0710_6jorougumo6
ピントは脚のあたりに会っているようです。腹部はボケましたが、きれいでしょ。
半透明な脚。
アマチュアカメラマンとしては「すごい写真」が撮れた、とご満悦。
後光がさしてますね。
全くの偶然の賜物です。

ジョロウグモ:1

0710_6jorougumo1 2011.7.10
ジョロウグモの幼体が巣を張っていました。
下に脱皮した時の脱け殻があります。
0710_6jorougumo2
この背面の模様をくっきり撮影したいと思うのですが、意外と難しい。下手なカメラマンなんですね、要するに。
0710_6jorougumo3
網が小さいのと位置的な関係から、横の方に回り込めました。
脚がすごいですね。
この写真の脚を無視して体だけをトリミングすると
0710_6jorougumo4
こうなります。
糸を紡ぐ突起が見えます。
いかにも強大なクモ、という雰囲気が漂いますね。
この辺りで定住してくれることを望みます。
おねがいね。

ヒメクチナシ

0710_5himekutinasi 2011.7.10
強い芳香を放つ花ですが、そろそろシーズンの終わりが近いようです。
一枚くらい、素敵な写真にしてあげなくっちゃ、とトライ。
幻想的な雰囲気は出ましたでしょうか。
白い花は難しい。
写真を撮るのも難しいし、花自体の傷みもすぐに出やすい。

この先は、オオスカシバがやってきて葉を食べたがります。全面的に許可するわけにもいきませんが、何匹かはここから育っていくことになるでしょう。

ヒメグモ

0710_4himegumo 2011.7.10
今、庭木のあちこちでいっぱいヒメグモが巣を作っています。
メスが成熟してくると、オスが交尾を求めてやってきます。
この巣では今、2匹のオスが交尾のチャンスを狙っています。
短時間しか見ていませんが、オスが動いて振動が起こってもメスはあまり攻撃的な動きはしません。それよりオス同士の「たたかい」というか、対抗は激しいようです。
ヒメグモの生まれたての幼体というのを見たことはありません。そういうチャンスが来るといいな、と思って毎日見ています。

キンカン

0710_3kinkan1 2011.7.10
花が終わって、子房が残っています。
0710_3kinkan2
キンカンが成ってますね。
幼いけど。

苦手な人にはごめんなさい。キンカンの葉の裏に赤いものが写っていますが、おそらくこれはダニです。多分タカラダニ。

どこにでもいるものですね。直接血を吸うようなダニはほとんどいませんから、ま、我慢してやってください。生態系の底辺近くを構成する重要なメンバーなのですから。
「不快」というヒトの身勝手を押しとおさないこと。エコロジカルな生活というものは、そういうものです。

モノサシトンボ産卵:2

0710_2monosasitonbo3 2011.7.10
こういう状態を、オスがメスをエスコートしている、というのかなぁ。
0710_2monosasitonbo4
真っすぐ伸ばした腹部で体重を雌に預けていますね。
産卵を「外敵」から守るというよりも、同種の他のオスが近づくことを監視しているというべきでしょう。
自分が渡した精子で受精させた卵を産んでもらうための戦略ですね。
自分の遺伝子を残そうという、生き物としての当然の行為です。
こういう時に、あぶれたオスが近づいてくると、オスはメスをぶら下げたまま飛び上がってオスを追い払います。
0710_2monosasitonbo5
真正面から、メスの方にピントを合わせて撮ってみました。
完全にこちらと目があってしまいましたね。
ごめん、おじゃましました。と退き下がりました。

こうやって産卵してくれると、また来年が楽しみです。
小さな池の大きな楽しみです。

モノサシトンボ産卵:1

0710_2monosasitonbo1 2011.7.10
お、産卵だ。妻も呼んでしばらく観察させてもらいました。
上の写真ではオスもメスもそれぞれ葉につかまっています。
これは交尾ではありません。

ウィキペディアから引用しますと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C

オスは腹部の前部に交尾器、先端に尾部付属器をもち、メスを見つけると首を確保して固定する。メスは腹部をオスの交尾器まで伸ばし、交尾をおこなう。

トンボの交尾はクモと並んで特殊なものである。生殖孔は雌雄ともに腹部後端にあるが、オスの腹部後端はメスを確保するのに用いられ、交尾時にはふさがっている。そこで、オスの腹部前端近くに貯精のうがあり、オスはあらかじめ自分の腹部後端をここに接して精子を蓄える。首をオスの腹部後端に固定されたメスは、自分の腹部後端をオスの腹部前端に接して精子を受け取るのである。このとき、全体として一つの輪を作る。

上の写真で前の方にいる青い方がオスです。この時オスはメスの首のところをつかんでおさえていますので、精子を渡せる状況ではありません。
この姿勢になる前に、メスは自分の腹端部を曲げてオスの腹の付け根のところに貯精囊から精子を受け取ったはずです。
雌雄がハート型になっている時が交尾です。
0710_2monosasitonbo2
産卵開始です。
メスは腹端部を水面下にいれて、水草に卵を産んでいます。
このとき、オスはメスの首をつかんだまま、直立して、バランスが悪いとはばたいたりしています。
0710_2monosasitonbo2_1
メスの首のところをオスの腹端部がつかんでいる様子が分かります。
メスも少しバランスが悪いのか羽ばたいています。

続きは次の記事で。

コスズメガヤ(ではないでしょうか)

0710_1kosuzumegaya2 2011.7.10
私にとってはあまり見慣れないイネ科の雑草が生えてきました。
コスズメガヤではないか、という見当をつけたのですが、あってますか?
0710_1kosuzumegaya1
イネ科ですねぇ。

スズメガヤという在来種があって、コスズメガヤは明治に渡来した帰化植物だそうです。
コ・スズメガヤであって、コスズメ・ガヤではありません。
結構キラキラした感じで悪くない雰囲気の雑草です。

2011年7月13日 (水)

モッコク

0709_7mokkoku1 2011.7.9
地味なものが並びます。
この間モッコクのつぼみがついたとお知らせしました。
花です。
0709_7mokkoku2
アリというものは、本当に丹念に花を探りに来ます。
蜜のにおい、とかがあるんでしょうね。
アリが眼でこの花を識別してやってくるということはないでしょう。
嗅覚というのか、空気中を漂う分子にたいする「化学感覚」というか、鋭いですね。

{ちなみに、水溶液中の分子に対する化学感覚は普通「味覚」といいますね。でも、サケの母川回帰などではサケの「嗅覚」というようにも言いますね。}

0709_7mokkoku3
実が熟して割れると、ものすごくきれいな深紅の種が出てきます。
花も派手だってよさそうなのにね。
今年はいくつ実が熟すでしょう。

イヌツゲ

0709_4tuge 2011.7.9
花の時期をまったく見逃していました。
実がなっているのを見て、あら、花は過ぎちゃったんだ、と気づく始末。
この実、黒くなって終わりです。
で、またいつの間にかなくなってしまいます。
注目し続けてあげられなくて申し訳ないことです。

モノサシトンボのメス

0709_2monosasitonbo 2011.7.9
十分に成熟してこの色になっている場合、これはモノサシトンボのメスです。
オスは青いトンボ、と見えます。

今年はずいぶんややこしい状態を見てしまった。
羽化直後は色がずいぶん淡いのですね。
羽化後は薄暗い木陰などに入っていたりしますね。
たくさん飛んでますよ、今の我が家の庭は。

アオスジアゲハ

0709_1aosuji1 2011.7.9
これからきっと何度も重複してお目にかけることになります。
この黒い「トゲ」がなんともかわいい。
0709_1aosuji2
ギュッと下に曲げた頭が見えます。
知らないと絶対このトゲのある胸の部分を頭だと思いますよね。
0709_1aosuji3
これは捕食者(鳥かな)に対して、警戒心を引き起こさせるような擬態になっているのでしょうか?
アゲハは一応目玉模様があって、鳥に警告しているとは思うのですが、アオスジアゲハはなぁ、何に擬態しているのだろう?

オオシオカラトンボ

0708_1oosiokara 2011.7.8
思いっきり近づいてみました。
ナンテンの花のあとのてっぺんに止まっていたものです。
前脚を畳んでいませんね。
脚が4本しか見えないあの姿勢はどういう時にとる姿勢なんだろう?
この場所は不安定だから総動員かな。

前脚2本で獲物を抱え込み、中脚、後脚でつかまって獲物を食べたりするのでしょうか。
そういうシーンを観察するチャンスがないので、わかりません。
ぜひ観察にチャレンジして下さい。

マルシラホシカメムシ or ムラサキシラホシカメムシの幼虫

0707_12marusirahosikamemusi 2011.7.7
センリョウの花のところにいました。
幼虫図鑑ではマルシラホシカメムシの幼虫が載っていまして、似てます。
ムラサキシラホシカメムシの幼虫を検索すると、これがまたほとんど同じです。
ということで、決めかねます。
決定的な差異をご存知の方、よろしくご教示ください。

ところで、斜めだとイメージしにくいかもしれませんが、この背面の模様、ほとんど人面です。
試しに回転させてみますね。
0707_12marusirahosikamemusi2
いかがでしょう。
顔に見立てやすい模様ですね。

アシナガキンバエ

0707_11asinagakinbae 2011.7.7
久しぶりの感じがします。アシナガキンバエ。
フラッシュをたけば、ほとんどの場合、フラッシュの光り始めに反応して飛び上がってしまい、画面の外に飛び出してしまうか、画面の端の方にしか写りません。
ものすごく反射神経がいい。視覚の時間分解能が高い。
人間なんか30分の1秒で画像を切り替えても連続して見えるのにね。
ハエたちには、静止画を時々切り替えているだけにしか見えないと思います。
蛍光灯だって、明暗の切り替えがはっきり分かっていると思います。

今回は日光はたっぷりですので、f2.8、1/250秒です。
被写界深度が浅いので、手前の翅も向こうの翅もボケてしまいましたが、なんとか体や複眼の美しい色を捉えることができました。
きれいですねぇ。
とにかく動きが素早い。みかけたらそっと接近して観察して下さい。

キイロテントウ(訂正あり。7/26)

0712_8kiirotentou1 2011.7.12
クルミの葉の上で見かけました。
あれっ、見たことある!
この間、テントウムシの幼虫だけれど、種がわからない、と書いた、あれだ!
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-65f1.html
0712_8kiirotentou2
小ぶりですが蛹になったのもいます。
この写真は「クモガタテントウの蛹」です。訂正します。2011.7.26
詳しくは下をお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-c07e.html

0712_8kiirotentou3
他の葉にも。
よく見るとあちこちにかなりいっぱいいます。う~む~。
0712_8kiirotentou4
あれっ、キイロテントウじゃないか。
これで状況証拠がそろいましたね。
白い幼虫はおそらく、キイロテントウの幼虫ですね。

「幼虫図鑑」というサイトでキイロテントウを調べたら、ありました。
齢を重ねると黄色っぽくなるようですが、若齢幼虫は白いのでした。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kiirotentou.html

0712_8kiirotentou5
透明なコーティングがしてあるような感じがします。
幼虫も成虫も、白渋病(うどん粉病)の菌類を食べます。

とにかく、一目でわかります。
あっ、真っ黄のテントウムシがいる。キイロテントウだよ。分かりやすい命名ねぇ。
これ、以前妻とかわした会話です。
幼虫も覚えました。よかったよかった。

シジミチョウとフウセンカズラ

0707_8yamatosijimi1 2011.7.7
地面から30cmないくらいの低い位置で咲き始めたフウセンカズラ。
花を咲かせながら成長し、線路の柵にフウセンカズラのカーテンがやがてできます。
小さな花ですが虫にこのまれる、と書きましたが、ほらね。
ヤマトシジミがきて蜜を吸っています。
ストロー伸ばしておいしそうですね。
0707_8yamatosijimi2
飛び上がる直前です。
くるくるっと、口吻を巻きました。
脚が離れかかってます。
翅を、ひとつはばたきおろせば飛び上がります。
微妙な瞬間が写りました。

ツバメの巣作り

7月6日の朝日新聞記事にこんな話があったんですよ。

コメ作り、今年はできないけど ツバメのために水を張ろう 南相馬、巣作り見守る
 東京電力福島第一原発の事故で今年の米作りを全域で断念した福島県南相馬市に、田んぼに水を張った農家がいる。毎年訪れるツバメの巣作りのためだ。
 軒下に巣が七つ。ツバメが勢いよく飛んできては巣に潜ってゆく。第一原発から北北西に28キロ。風越さん(63)宅だ。「縁起のいい鳥」としてツバメを代々、大事に見守ってきた。
 4月中旬、いつものようにツバメが姿を見せた。「田んぼに泥がなきゃ、巣を作んの難しいんでねえか」。妻(61)と話した。
 ツバメは軒下と水田を往復し、泥を重ねて巣を作るという。米作りはあきらめていたが、家の周りの130アールの田に水を張った。するとツバメは古い巣の修復を始め、2週間ほどで完成。ヒナたちがエサをねだる愛らしい姿も見せた。
 「水田」は今、辺りではここだけ。カエルの鳴き声が聞こえ、カモの群れも泳ぐ。清孝さんは言う。「この異常な状況ん中で、ツバメたちはよぐ来てくれっちゃ。田に水入れっと、いろんな生き物が来た。生態系だな。改めて気づかされた

ね、いい話でしょ。昔は確かにツバメを「縁起のいい鳥」として歓迎しましたよね。
今じゃ糞が汚いっていわれちゃう。悲しいことです。
いっぱい糞をして、どんどん成長していくのです。糞は元気の印、元気だよ~って雛たちからのお手紙なのにね。

で、6月20日に私は「ツバメ」というタイトルの記事を書きました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-45af.html
ここでこんなことをご紹介しました。

 ツバメの巣は土とわらくずです。都会でツバメが実際に拾える巣材用の土は、街路樹の脇の花壇の土や粘着質のないさらさらな土です。だから、ヒナがある程度大きくなると、そのヒナの重さに耐え切れず巣が落ちてしまうのです。

私はこのことにびっくりしたのですが、風越さんはこのことを経験的に理解しておられたのですね。
   「田んぼに泥がなきゃ、巣を作んの難しいんでねえか
米作りをあきらめたのに、ツバメのために、そのためだけに130アール=13000平方mの田に水を張ってあげた。
なんという優しさなんでしょう。うるっとしちゃった。
ツバメも同じ命、その命の子育てのために、少なからぬ労力を提供するという優しさって。
私たちが失いかけているものですね。

おかげで、
   田に水入れっと、いろんな生き物が来た。生態系だな。
生態系が構築される。
日光があり、水があり、植物があり、小動物がおり、大きな動物が来る。分解者も来る。
柔軟なものなんです。生態系って。その場その場に応じたシステムを作り上げていく。
それが命なんです。
ツバメが子育てするには小さな昆虫もいっぱい必要。
米は作れなかったけれど、心は豊作。
枯れ果てた心にだけはなりたくない。

ところで、休耕してもそれなりの生態系が出来ていくものなんです。
その基本は「お日さまの恵み」
その恵みをさえぎってしまったらどうなります?
いくら休耕田でも日陰にしてしまってはいけないんじゃないかなあ。
私「田電プロジェクト」という考えには眉に唾つけて、批判的に見ています。

2011年7月12日 (火)

ダンダラテントウなど

0707_4dandaratentou 2011.7.7
左手がむずむずする、ナンダ?
とみれば、小さな黒い虫。
私、全然毛深くないたちですから、写っているのはごく普通の産毛。
それと比べていただくと大きさがわかります。
ちょっと小さめですが、模様は多分ダンダラテントウ。
くすぐったいよ、と吹き飛ばしました。

0707_6ka
また左手がむずむずする、またかよ。
今度は蚊。
もうかなり深く口を刺してますね。不許可!
叩きました。
ただねぇ、このくらい刺された後でも、昔ほどかゆくないんですねぇ。赤くもなりにくい。
年のせいですかねぇ。
じいさんはおいしくないんだから刺すなよな。

アオスジアゲハ

0707_3aosuji1 2011.7.7
庭に出ると、アゲハやツマグロヒョウモンやアオスジアゲハなどが私の周りを飛び回ってくれて、なんだか嬉しくて興奮してしまうことが度々起こっています。たまには、翅の風圧を頬に感じるくらいに近くを飛びぬけていくこともあるんですよ。ドキドキしますね。
この日は、キンカンの木の脇の日陰でした。
雌雄のアオスジアゲハが目の前で舞い続けました。
ファインダーを覗いていません。勘です。
0707_3aosuji2
フラッシュが発光するようにしてありますので、こういう風に写ることもあるのです。
眼が見えたりしてますね。
0707_3aosuji3
薄暗いところで、青い色がキラキラ輝いて、それはもう幻想的なんですよ。
0707_3aosuji4
ここに至って、1匹が葉にとまり、もう1匹が舞っています。
おそらくとまった方がメス、オスが舞いながら交尾を求めているのだろうと思います。
今回は交尾は不成立。この直後、止まっていた方が鋭くまっすぐに飛び去りました。
いや、なんとも、ドキドキの連続でした。
飛び去ったのち、一人深くはぁ~っと深呼吸、ため息をつく私でした。
きっと、織女と牽牛なんですね。たなばた、でしたから。

この後も、この場所の近くのクスノキの周りを飛ぶアオスジアゲハを毎日見ます。
たくさん卵を産んでいるのでしょうね。一部をお預かりして育てています。
ありがとうね。ありがとうね。

オオシオカラトンボ

0707_2oosiokara1 2011.7.7
昨日11日に書いた記事で、池に落ちていたオオシオカラトンボを救ったという話を書きました。あれは7月5日の出来事。
このひ7月7日。庭に出たら、池に立てた棒にオオシオカラトンボのオスが止まっていました。
このトンボが、あの池に落っこちた個体なのか、それとも新たに池から羽化してきてここにいる個体なのか、分かりません。
でも内心、あの救ってあげたトンボだといいな、という思いはします。
翅の付け根のところの濃い色(ほとんど黒ですね)がオオシオカラの特徴です。
今年はモノサシトンボが大量に羽化してきて、オオシオカラはどうなってしまったのかな、と思っていましたが、やっと現れました。
0707_2oosiokara2
翅を屋根型にして前の方に出しているこの姿は「くつろいだ」状態です。緊張していない。

あれっっっ!?
今、記事を書きながら写真を見ていたら、脚が4本しかないぞ!!
変だ、っ。
あわてて、写真を見直してみました。
0707_2oosiokara3
ぶれていて、ブログ用には採用しなかった写真です。
3対ありますよ。見えてはいないけど、6本あります!当然だ。
となると、どうなってるのかな?
0707_2oosiokara4_2
トリミングしてみました。
頭の後ろの所に、前脚をギュッと曲げ畳んでいます。
白い矢印で指し示しておきました。
ふ~ん、そうなのか。

ツマグロヒョウモンは使わなくなった前脚を胸のところに畳んでいますが、実質的にかなり退化しているといいます。(オオムラサキやその他のタテハチョウの仲間でもそうらしいです。)

オオシオカラの場合はどうなのでしょう?
トンボは脚をカゴのようにして、獲物を抱え込みますから、おそらく前脚も使っていると思うのですが。
初めてこんなことに気づいてしまった。
検索してみたら、このことに気づいている方もたくさんおられて、いくつかのサイトがヒットしましたが、リンクはしません。グーグルで「オオシオカラトンボ 脚」のようなアンド検索をかけるとヒットします。
また、ウィキペディアの「シオカラトンボ」の項を読んでみて、写真を見たら、やはり4本脚になっていました。
他の昆虫関係のサイトも少し眺めてみたら、やはりそうなのですね。4本脚に見えます。

6本の脚を全部使っている時もあるし、ゆっくりくつろいでいる時は4本脚でつかまっていればいいや、なのかなぁ。

いやぁ、これは私は初めて知りました。
もう一回、大々的に叫んでおきますね。

オオシオカラトンボ(シオカラトンボも)は前脚を頭の後ろの所に畳んで、4本脚でつかまっていることがあります。

っ。

ヒメグモ

0706_5himegumo 2011.7.6
ざっと見て、植え込みの葉の間に、3,4匹のヒメグモが見えます。
成体になったのもいるし、まだ小さなのもいます。
これはずいぶん大きな獲物がかかりました。
網なしで狩猟をするタイプのクモだとこの大きさの昆虫を狩るのはきびしいでしょうね。
弾力性、引っ張られても切れない伸び、すごい性能の糸です。
それを「虫の意志」によって使い分けられるというのもすごいですね。
クモを嫌わず眺めてください。人間生活に害になるようなクモはほとんどいないのですから。

センリョウ

0706_4senryou 2011.7.6
センリョウの花の終わり。
オシベは褐色になって縮んでいきます。
緑色の丸っこいメシベの柱頭は跡が残るだけ。
これから実の成熟が始まるわけです。
花はまるっきり目立ちませんが、実は真っ赤。
実が赤いというのはやはり鳥に対して目立ちたいという戦略なんでしょうね。

ササグモ

0706_3sasagumo1 2011.7.6
産卵間近のメスですね。
お腹がふっくら大きい。
0706_3sasagumo2
庭の隅っこでちょっと近寄りにくい。
できれば観察しやすい場所で産卵してくれると、継続的に見られるんだけどなぁ。
去年はホトトギスの葉を曲げて卵囊をつくって産卵してくれて楽しかった。
今年も、ぜひかわいい子どもたちを見せてください。

シロズヒメムシヒキ(だと思う)

0706_2siroduhimemusihiki1 2011.7.6
ムシヒキアブの仲間だということは即断できます。
シオヤアブほど迫力はない。小型です。
腹端部に鉤みたいなものがあるからきっとオス。
脛節が黄色くない。
0706_2siroduhimemusihiki2
飛び立つ寸前なのですが、腹部は端まで縞模様。

いろいろ調べてシロズヒメムシヒキではないかという見当です。
なんで「シロズ」なのかは、あんまりよく分からないけど。
頭白くないよなぁ。
ムシヒキアブですから、小さな昆虫などをつかまえて体液を吸うようです。
普段使う虫のサイトに詳しく載ってなくって、苦労しました。

アオスジアゲハ

0706_1aosuji1 2011.7.6
アオスジアゲハの1齢幼虫
かわいいでしょ。
せいいっぱいとげとげです。
12日現在で11匹かな、飼育中。
といったって、クスノキの葉を取ってきて取り替えてあげるですけどね。
0706_1aosuji2
2齢からはこんな感じ。
0706_1aosuji3
これで3齢かな。

普通のアゲハの幼虫の緑色と違って、透明感があってきれいですよ。
緑の宝石、という感じでしょうか。

公園や街路樹で手の届きやすいところに葉があるようでしたら、ぜひ立ち止まって眺めてみてください。東京でしたらかなりの率で幼虫を見つけられると思います。
そして、葉を入手する算段がついたら、ぜひ飼育して下さい。
楽しいこと請け合いです。

牛生レバー

●7月6日に
牛生レバー禁止を検討 厚労省審議会、違反なら罰則も
こいうい記事が載りました。抜粋すると

 ・・・
 厚労省によると、生食用の衛生基準を設けた1998年当時は、食中毒の原因となる細菌のカンピロバクターは牛の腸管内にはいるが、肝臓の内部にはいないと考えられていた。このため、解体処理中に腸管が破裂するなどして、細菌が肝臓の表面に付着しないようにすれば、生で食べられるとしていた。
 ところが、2001~03年度に行われた厚労省研究班の調査で、肝臓の内部にもカンピロバクターがいることが判明した。腸管から胆嚢(たんのう)や胆管を通って、肝臓の内部に入り込んだとみられている。

こうです。これを読むと、肝臓の外側だけじゃなく内部にまで菌が入り込むのか、と思いますよね。

●また7月7日の解説記事では

 ◆牛レバー、生食のリスク Q&A
 Q 牛レバーにはどんな菌が潜んでいるの
 A カンピロバクターと腸管出血性大腸菌という細菌がいて食中毒を起こす可能性がある。肉が新鮮かどうかは関係ない。と畜場で処理された牛236頭を調べた厚労省の報告では、牛レバーのうちカンピロバクター汚染の割合は1割程度だった。胆嚢(たんのう)でカンピロバクターが増えて肝臓に逆流するため、肝臓内部にも細菌が入り込む。だから、牛肉のようにトリミングして表面を削り取っても、器具の衛生管理に気を配っても、内部の菌を排除できない。
 一方、腸管出血性大腸菌は牛の腸管にいて、と畜や食肉加工の際にレバーの表面に付く。ただ、レバー内部の汚染についてのデータが不足しているので、厚労省は調査した上でレバーの生食規制を検討する。
 ・・・

●ところで、体の内と外ってどう区別するんでしょう?
口から食道、胃、十二指腸・・・肛門とずっと管がつながってますよね。
口から胃カメラを入れることができる。肛門から大腸内視鏡を入れることができる。
つまり「消化管の内側」というものは体の外なんですね。
普段は「お腹の中」という感覚で「体内」のように思っていますが、実は体外です。
消化液を体外である消化管へ分泌し、アミノ酸や糖に分解してから、「体内」へ取り込むのですね。
消化管の中は体外ですから、いろんな菌類が共生していられるのです。「体内」に菌が入ったら「感染」になってしまう。

生物は体の「内と外」を厳しく峻別しています。細胞レベルでだって、細胞の「内」に雑多なものを「入れ」たりはしない。
ゾウリムシが食胞で食べ物を取り込む話は高校生物でもやりますね。細胞口で「外部をくるんで」食胞として取り込みます。取り込まれた「外部」に対して消化液の入った小胞を合体させます。これで危険な消化酵素を細胞内に野放しにせずに済む。さらに、水素イオンを汲みこんで酸性にし、消化酵素が働けるようにする。消化酵素が細胞内で働いたりしないように安全を図っているのですね。そうして分子レベルで細かくなったものを細胞「内」に吸収し、不要なものは再び細胞膜と合体させて細胞肛門から捨ててしまう。
こうなんです。

●さて、肝臓と胆管の関係を図で見てください。
メルクマニュアル家庭版からです
http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec10/ch133/ch133a.html

肝細胞でつくられた胆汁は、細胆管と呼ばれる管に流れこみます。細胆管は合流して左右の肝管をそれぞれ形成し、左右の肝管が合わさって総肝管となります。総肝管はさらに、胆嚢につながる胆嚢管と合流して総胆管を形成します。総胆管は小腸への入り口となるオディ括約筋の直前部分で、膵臓からの膵管と合流します。

総胆管は小腸に開口しています。つまり「外」に開く口ですから総胆管の内側も「外部」ですね。
もうこの先は辿りませんが、細胆管の壁までが「外」との仕切りなんです。
ですから、腸で繁殖した菌が場合によってそのままその生物の「外」をたどって、細胆管までたどり着けるんですよ。
その場所は、一見すると「肝臓の内部」なんですね。
肝臓の内部に入り込んだ「体外」というべきですか。

こういう関係にあるので、いくら清浄にレバーを切りだしたとしても排除できない可能性があるのですね。
肉=筋肉の場合は、これは体内のものですから、動物を解体するときに、腸を誤って切り開いて腸の内容物がくっついた、ということさえなければ、清浄なものです。菌はいないことになります。(寄生虫はまた別です)。

●昔、母の実家での「おもてなし」。「だまこもち」。
新米を炊いてつぶして団子にする(これを「だまける」といいます。だまけたもちですから「だまこもち」。これは私など子らも動員される)。
一方、叔母は庭を走っていた鶏を絞めて、毛をむしり血抜きをして解体する。たまにね、包丁の刃が腸を傷つけることがあるんですね。そうすると「くさい」。でもまぁ、よく洗って、可食部を全部とりだし、醤油味の鍋にします。骨からも出汁を取る。
よく煮て食べるので危険性はなかったのでしょうが、思えばすごいことでした。
おいしいのですよ、これが。出汁をとった骨までしゃぶりつくしたものな。
残酷なんていう感じはまるっきりありませんでしたね、なにせ、うまい食事の始まりなんだもの。命丸ごと食っちゃった。

話を戻して。
レバーを生で食べるのはやめましょう。火を通した方がいいです、やっぱり。魚じゃないんだから。

●肝臓ではないのですが、腎臓の話をおまけに。
もう話の流れから想像がつくと思いますが、おしっこを外へ流し出す尿管の内側は体の「外」です。
この尿管で菌が繁殖すれば尿道炎。
さかのぼって、膀胱までいけば膀胱炎。
さらにさかのぼって、腎臓に入り込めば腎盂腎炎。

ね、菌は体の「外」をさかのぼっていくことができるということですね。
腎盂炎というと腎臓という臓器の内部の炎症のようですが、生物体の「内と外」という見方からすると、「外」なんですね。

●もうひとつおまけに。
生物の体の「内」には、原則として、自分が作った物質しか存在しません。
その素材が必要だから食べ、消化し、素材分子にして吸収して、自分の体の遺伝子からつくった酵素でもって、素材を組み立てて体を作り維持していく。

コラーゲン食べても、アミノ酸として吸収されるだけで、肌の内側へ運ばれることはありません。{肌に塗ると、洗濯糊のようなもので、肌がピンとするでしょうけれど。}

「脳内核酸」とかいってますが、全くの無駄。
すべての細胞は核酸を持っています。食品も細胞でできていますから、食品を食べると、細胞を食べることになり、消化し、素材として吸収し、自分の核酸を作るのです。
もし本当に核酸が減っているとしたら、きっともうその人は「仏様」なんですよ。
すべての細胞の中に、自前の核酸がある。それが生きているということです。
無駄な出費をなさらないように。

「野菜酵素」というのも無駄な出費。
他の生物の酵素が、体の「内」にはいったら、免疫システムが始動して排除します。
自分が使う酵素はすべて自前で作ります。
食べた酵素はアミノ酸になるだけ。
無駄な出費をなさらないように。

2011年7月11日 (月)

オオシオカラトンボ

0705_14oosiokaratonbo 2011.7.5
妻が池のメダカに餌をやりに行ったら、すぐ戻ってきて、水面に落ちていた、と連れてきたのがこれ。
羽化した直後に何かに驚いて落っこちたのでしょうか。
乾くまでカーテンにとまらせておくことにしました。

オオシオカラトンボです。翅の付け根の濃い色が特徴。
生まれたてで成熟していないオスかな、とも思うのですが。
しばらく経ってからそっとつかまえたら元気そうでしたので、庭へ放しました。
元気になってくれればいいのですが。
飼育ということは無理ですのでこのトンボさんの自力と運に任せます。

アゲハ

0705_13ageha1 2011.7.5
アゲハがまた羽化しました。
ケースの外から翅の裏側をお目にかけます。

0705_13ageha2
外へ飛び出していく寸前。
肉眼的にはまるで、鏡にとまっているような感じになっていたのですが、うまく映像化できませんでした。じっくり撮影するゆとりはないんです。出たとこ勝負の撮影。そしてさようなら。
もう家の周りはいろんなチョウが飛び交っています。いい気分ですよぉ。

クモの卵囊

0705_10kumo1 2011.7.5
ムクゲの葉がひっくり返っていて、目にも鮮やかな白いもの。
近寄ってみればクモの卵囊ですね。
中に母親がいるようです。
0705_10kumo2
ちょっと何グモかは分からないですね。
子守なのでしょう。(卵守というべきか)
うまく孵化してくれるか、孵化した幼体が見られるか、その辺はよく分かりませんが、見続けます。楽しみではあるんですが、うまく見られるかどうかは分かりません。

ヘクソカズラ

0705_6hekusokazura 2011.7.5
庭に出現。
カニクサが枯れ切らないままに越冬して、どうなるのかなと見ていたら、緑になってきました。そんなこともあるんだなぁ、と見ていたら、この葉っぱ、ヘクソカズラじゃないでしょうか。
以前家の外に生えていたことはあるのですが、消滅していたんですね。
気づいたら庭の中に来ていた。
また、鳥さんかな。

雑草図鑑をみたらこういう記述が

全体に臭気があり屁糞葛と呼ばれるが、ヤイトバナ(ヤイトは灸のこと)、サオトメカズラ(早乙女葛)などの名もある。

へくそ‐かずら【屁屎葛】 カヅラ
アカネ科の蔓性多年草。山野・路傍などに普通。葉は楕円形。全体に悪臭がある。夏、筒形で、外面白色、内面紫色の小花をつけ、果実は球形、黄褐色に熟す。ヤイトバナ。サオトメバナ。古名、くそかずら。漢名、牛皮凍。<季語:夏>[広辞苑第五版]

私って悪臭に鈍感であるらしい。あまり強い悪臭を放つとは思っていなかったのですけどねぇ。ヤマノイモは独特の臭気を放ちますけどねぇ。
ヤイトバナは知ってます。花をちぎって、手の甲に下向きに置いて下さい。お灸をすえられているような見え方になります。(熱くなんかないですよ~)
サオトメカズラって言ってあげればいいのにねぇ。イメージが全然変わるだろうに。
名前で損してますね。

シーオニオン

0705_4seaonion1 2011.7.5
シーオニオンの実ですが、改めて花の方を見直してみました。
0705_4seaonion2
こうです。今までオシベの根元の方が板状になっている、というようなことは気づいていたのですが、改めてメシベを見ると、子房の部分が3つの膨らみで構成されているんですね。
これまでは実がなったことがなかったので、そういう意識で見たことがありませんでした。

ところで、残念なことに、先日、ちょっと先の方に気を取られながら歩いていて、うっかりこのシーオニオンの茎を折ってしまいました。
果実の成熟には至らないことになってしまって、残念。
ご報告します。

ツマグロヒョウモン

0705_1tumagurohyoumon 2011.7.5
7月1にツマグロヒョウモンが羽化して、それを放しました。
あの個体じゃないかと思うのですが、この日、昼の散歩に出たら、ずっと行動を共にしてくれて、まぁ、びっくりです。
玄関を出たら、目の前のツツジの所にいたのですね。で、飛び出してきた。
私はまず、左の方へ行って、池や何かを見ながら進むんですが、
ツマグロちゃんは私の前を横切って、池の前のカニクサのすだれにとまりました。
こんにちは、と上から話しかけられてる気分。
複眼の黒い模様がいかにも「目が合った」という感じでね。
腕を伸ばして写真を撮っても逃げないんですよね。
複眼のすぐ下にV字型になって見えるのが、使わなくなった前脚です。胸にぴたっとたたんだままなんですね。
0705_8tumagurohyoumon1
2~3m先へ行って、何枚か写真を撮って戻ってきたら、
今度は私の足元へ。
テラスの縁。翅の後ろにうつっているのは私の影です。
ほぼ真下。
0705_8tumagurohyoumon2
と思ったら、池の縁のシダに移動。
相変わらずほぼ真下。
先へ進むよ、といったら、先行して飛んで行きました。
0705_8tumagurohyoumon3
最初に飛び出してきたツツジの木の少し先、ボウガシの葉。
ここで、道路へ出ていく私を見送ってくれたのでした。
戻ってくるまで、待っててくれました。なんだか、ずっと一緒。
楽しいというか、嬉しいというか、絶対あの個体だよなぁ。
ひどく感慨深いものがあります。

ところで、上の写真の左下。
何か飛んでますねぇ。
0705_8tumagurohyoumon4
撮影時はまったく気づいていませんでした。パソコンで見ていて、思わず笑ってしまった。
私は2mくらい先のツマグロヒョウモンを撮っただけなのに、ひっそりと、飛行中の姿で写り込んでいたのです。役者じゃのう。
ハチでしょう。種はわかりません。なんだか、真面目な顔して写ってますよ。
我が家の庭は虫だらけ。無造作にシャッター切ったら虫が写る。
すごいなぁ。

ムクゲ

0704_11mukuge 2011.7.4
やっと咲き始めたムクゲ。
白い一日咲きの大きな花。
すぐアリがやってきて、黒い点を打ちます。
この写真の時点では見えませんね。
すぐ花びらの勢いが落ちるし、なかなかしゃきっとした最高潮のところの写真は難しい。

オクラ

0704_9okura1 2011.7.4
あれ?少し姿が違う。
葉芽ではないような。
0704_9okura2
これは花芽でしょうね。
花の準備が始まったかぁ。楽しみですね。

何げなく、フト。オクラってどんな字書くんだ?

オクラ【okra】アオイ科の一年草。高さは約1.5メートル。アフリカ原産とされる。わが国への果菜としての導入は比較的最近。花は黄色大輪で、若い莢サヤを生食・煮食する。オクロー。アメリカネリ。ガンボ。陸蓮根(オカレンコン)。[広辞苑第五版]

あらら、日本語じゃないんだ。
ウィキペディアを見たら

オクラ(秋葵、Okra、学名:Abelmoschus esculentus)は、アオイ科トロロアオイ属の植物、または食用とするその果実。和名をアメリカネリと言い、ほかに陸蓮根(おかれんこん)の異名もある。
英名okraの語源はガーナで話されるトウィ語 (Twi) のnkramaから。
沖縄県や鹿児島県、伊豆諸島など、この野菜が全国的に普及する昭和50年代以前から食べられていた地域では「ネリ」という日本語で呼ばれることもあるが、それ以外の地域では「オクラ」という英語名称以外では通じないことが多い。

そうなんだ。確かに子どもの頃はなかった食材ですねぇ。
昭和50年といったら私はもう27歳だものなぁ。最初からオクラとして知ったのでしたっけ。
食材辞典というサイトでは

オクラは英語。フランス語はガンボ。 日本語名はアメリカネリ(黄蜀葵)。オカレンコン(陸蓮根)とも言います。 

なるほどぉ。盲点だったな、調べてみるもんだ。

アオスジアゲハ

0704_7aosuji1 2011.7.4
アオスジアゲハの1齢幼虫。
トゲトゲですが、刺さりません。
0704_7aosuji2
このトゲトゲが実を守るのにどのくらい有効なのか、よく分かりませんが、さわるな!あぶないぞ!と主張してはいるのでしょう。
人間って巨大だし、皮膚は分厚いし、ということを自覚していらっしゃいますか?
虫の目になるとそう見えます。
0704_7aosuji3
2齢からは派手派手しいトゲトゲはなし。
でも、トゲはあります。
ころんと丸いところが頭に見えますが、ここは胸。
0704_7aosuji4
鮮明さに欠けますが、左端に角(つの)のようなものが見えていて、その下にちょこっと見えているのが頭です。
一見、頭のように見える丸っこい部分の下に3対の脚が見えていますね。やはりここは胸なんですね。

いやもう、あっというまに10匹近いアオスジアゲハの幼虫に取り囲まれております。
私はかがむのも登るのも苦手ですから、写真一辺倒。
飼育力の源泉は妻です。
毎日、葉っぱを換えますが、新しい葉っぱを取りにいっては、またいたわ、と連れてきたり。
なんという夫婦でしょう。もう30年以上も「アオスジちゃん」とは付き合ってきました。
日々の生きる力の源泉ですね、こうなると。
熱い夏を虫さんと乗り切りましょう。

2011年7月 8日 (金)

キンカン

0704_8kinkan 2011.7.4
キンカンのつぼみが膨らんでいるな、と気づきました。
今年の一連のアゲハ飼育はこのキンカンの葉に産み付けられた卵から始まりました。
0705_3kinkan1 7.5
翌日にはもう、いっぱい咲いていました。
ヒメクチナシほど強い香りではありませんが、ここに立っていると柔らかい芳香が漂ってきて、思わず深呼吸をしてしまいます。
熱い夏の向こう側で、また実が熟していくのを楽しめますね。
のんびり香りを楽しんでいたら・・・
0705_3kinkan2
はぁ?
へそ曲がりな花がいましたよ。
花弁が3枚です。
好きだなぁ、こういうの。
へそ曲がりって大好き。自分がへそ曲がりだからそりが合う。
いや、美しい。

アゲハ

0704_6ageha1 2011.7.4
羽化したアゲハがティッシュペーパーにつかまっています。
羽化時、自分の蛹の殻にまずはつかまっていますが、少し上へ移動したがるんですよね。
その時に、滑ってしまうと、底に落ち、羽が伸ばせなくなってしまったりします。
以前は、落ちたのを見て割り箸につかまらせるとか、布を入れてつかまらせるとかしていたのですが、近年は羽化の近い蛹の両側にティッシュペーパーを垂らして、上の方でセロテープで止めておくようにしています。これで羽化失敗はほとんどなくなりました。
0704_6ageha2
こうやって顔をじっくり眺めていると、生きる意志のようなものを感じてしまいます。
基本的に「媚びる」ということが絶対にない。
自分の力のみで、生きられる限りを生き抜く。
なんだかなぁ、自分の属する「ヒト」社会のぐだぐだをみていると、哀しくって。
あきれてしまいますね。

ゴーヤ

0704_4goya 2011.7.4
ゴーヤの花の上をアリが歩いておりました。
さて、このアリさん、ゴーヤの花びらかじらないかな。
どうも皮肉な気分になってしまった。
ゴーヤの雌花って好きです。あの「超ミニ・ゴーヤ」がかわいくって。
今年は、緑のカーテンとかいうことで、ゴーヤが引っ張りだこなんでしょ。
単なる一過性のブームで終わらないように願っています。

キキョウ

0704_2kikyou1 2011.7.4
白いキキョウが咲いています。
0704_2kikyou2
季節の花300というサイトから部分的に引用します。

・漢方では太い根を干してせきやのどの薬にする。また、この薬用成分のサポニンというものは昆虫にとっては有毒なため、昆虫からの食害から自らを守っている。(キキョウサポニンと呼ばれる)
・開花直前の丸くふくらんだ状態がおもしろい。これは、開花前には花びらが互いのふちでくっついたまま膨れていくために、つぼみのときは風船のようにふっくらして見える、ということらしい。プチュッとつまむと水がはじけ出る。(花がかわいそうなのでやめましょう♪)
・平安時代の辞書には「阿利乃比布岐(ありのひふき)」として載る
  → 「蟻(アリ)の火吹き」の意味。    
    蟻が桔梗の花びらをかむと、蟻の口から蟻酸(ぎさん)というのが出て、桔梗の花の色素アントシアンというのを変色させるために、紫の花の色が赤く変わる。(蟻が火を吹いたように見える)

つぼみが膨らむ、というのは確かにその通りで、面白いですよね。

「アリの火吹き」というのはまぁ、なんだか嘘みたいな話ですねぇ。ホントにそんなところを見たのかなぁ。
アリが花びらを噛むんですかぁ?
アリそうにない話だが。
(蟻酸って、普通、腹端部から出すのではないかなぁ。口から出すというのも妙だなぁ)

http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/torituyakuyou/kagyou/kikyou.html
↑都立薬用植物園のサイトには

<アリノヒフキ>
 平安時代の”和名抄(932年)”には、”阿利乃比布岐(アリノヒフキ)”と記述されていて、これは”蟻(アリ)の火吹き”の意味と理解されております。 その先の解釈として、
 説一:蟻が桔梗の花びらをかむと、蟻の口から蟻酸が出て、桔梗の花の色素アントシアンを変色させ、紫の花の色が赤く変わる。(蟻が火を吹いたように見える)
 説二:花の花柱を”火吹竹”と見立て小さいと云う意味の”蟻の”で修飾して”蟻の火吹”とした。
 の説があります。

こういう解説がありました。
この「説二」のほうが私としては納得しやすいなぁ。

オシロイバナ

0704_1osiroibana1 2011.7.4
朝か夕方でないと花が見られないのですが、この日は朝外へ出るチャンスがありました。
0704_1osiroibana2
こんなにまだらになっちゃって。いいのかなぁ。
0704_5osiroibana
原形はこういうふうに、赤い色素を作る酵素がまんべんなくあるのでしょう。
ところが、その酵素の遺伝子にトランスポゾンが割り込んで、酵素としての働きが失われる。
すると赤い色素が作られないので、その部分は白くなる。
いつ見ても不思議です。
私たちの体にもトランスポゾンは潜んでいて、進化の重要な役割を果たしたらしい。
これからはどうなるんでしょうね。なんだか、むずむずしてきそうだ。

アオスジアゲハ

0703_4aosuji1 2011.7.3
アオスジアゲハの季節到来。
若い葉に産みつけられた卵。
0703_4aosuji2
その2
0703_4aosuji3
その3
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その4
今回4個見つけました。
アオスジアゲハのお母さんは、多分クスノキの葉の表面をひっかいて匂いを検知して、クスノキであることを確認して産んでいったはずです。
粘着性の液体で貼りつけてありますね。

0703_3aosuji 7.3
これが1齢幼虫。
なんか、とげとげしてますが、刺さりませんよ~。
といっても、触ったことなんかほとんどないんですけどね。
触ってつぶしちゃいけない。
新しい葉っぱに移動させるときは、頭の下に葉をそっと差し入れて、ほら移ってね、と声をかけて移動させます。
脱皮直前で、足場の糸にくっついているときにこれをやるとケガをさせて死なせてしまうことがありますから要注意。
動く気分があるかどうかちゃんと見てやらなくちゃいけません。

さぁ、これからはアオスジの写真がたくさん出てきますよぉ。予感に満ち溢れてますね。
楽しくなります。

トカゲ

0703_2tokage1 2011.7.3
正式にはニホントカゲですかね。
日曜日、買い物から帰ってきたところ。
玄関前で走ってきました。
外出時にはいつも携帯しているコンパクトデジカメでの撮影。
かなりころんとしてますね。尾が途中で切り替わっています、自切して再生したのでしょう。
0703_2tokage2
テラスの段差を飛びおり、私の足元を走り抜けて、私の後ろの方へ去っていきました。
ちょうど足元まで来たところが写りました。
この辺りで何匹か生息していることには気づいています。
かわいいですね。
昔、息子がちょっとだけ飼ったことがあって、カナブンなどの幼虫を与えると、パクっと食べて何ともいえぬ、かわいらしさでしたっけ。

一体どういう家族なんだろう?と思われるだろうなぁ。

モノサシトンボ

0702_10monosasitonbo1 2011.7.2
こういう色ならモノサシトンボでいいと思うんです。いつもみるやつ。
今回、妙に細かいところに気づいてしまった。
0702_10monosasitonbo2
翅の付け根のあたり。こんな色があったんですね。
とういうのが今回の眼目。
この複眼の模様も特徴的ですね。

これまでのところ、交尾・産卵を目撃していませんが、これだけわんさか羽化してきたのですから、また来年も期待していいのかな。
あるいは、また種の遷移が起こるのか。
小さい池なのに、面白いことがいっぱいです。

リンゴコカクモンハマキ

0702_9ga 2011.7.2
一瞬、枯れた葉っぱかと思いましたが、見れば「ガ」ですね。
私の知識レベルですと、ガだ、多分ハマキガだろう、くらいの感じです。
で、写真と見比べながらガのサイトを見るわけです。
「虫ナビ」にありました。

チョウ目 > ハマキガ科 >ハマキガ亜科 > リンゴコカクモンハマキ
幼虫はマツ科,マメ科,ツツジ科,ウコギ科アカメガシワの他、多くの広葉樹を食草としている。

リンゴの害虫でもあるようですが、我が家のあたりにリンゴはない。
マツ・マメ・ツツジならありますね。

どういう意味の名前なのかは、私の調べた範囲では記載がありませんでした。
想像するに
「リンゴ」に来る「小さ」くて、「かど」があって、くっきりした「紋」がある「葉巻蛾」でしょうかねぇ。
あくまで素人の想像です、本気にしないでください。
命名の由来をご存知でしたら教えてください。

ナガコガネグモ

0701_7nagakoganegumo1 2011.7.1
夕方、妻が、 変わった網を張っているクモがいる、といいます。
停止状態にあった私は、どれどれ、と自分に再起動をかけて、カメラを持って見に行きます。
なるほど。網の中央の「こしき」の周辺部分が、白いマットみたいになっている
0701_7nagakoganegumo2
カメラの目で見てやっと分かりました。
太めの糸をジグザグに張り回したんですね。
その中央にクモ自身は構えている。
私の知識ではこの時点ではこのクモがなんであるか分かっていません。
0701_7nagakoganegumo4
横の方から見ると、脚がすごく立派ですね。
0702_5nagakoganegumo
さらにぎりぎり横から。
マット状になっています。
何かのクモの幼体ではあります。

さて、家の中に戻って、新海栄一さんの「日本のクモ」を調べました。
2006年に買った本です。自分はクモのことをほとんど知らない、何かいい図鑑がほしい、ということで買いました。初めの頃は、最初のページから繰り初めて、ひたすら全部見ていきながら探したものです。最近は、ある程度の見当がつくようになって、少しだけ効率が上がりました。
そうやって、垂直円網を張る仲間を見ていったら
ナガコガネグモの幼体の写真があって、私の撮ったのとまったく同じなのでした。
あった~、と叫んで妻を呼び、これだこれだ、と二人で大喜び。

・・・垂直の正常円網を張る。網の中央部分には縦のかくれ帯を付け、クモはその中心に止まる。危険を感じると網を激しく揺すり威嚇する。幼体のかくれ帯はジグザグの渦巻状(コガネグモ類全種共通)である。

実は写真を撮っている時に、気配を感じたらしく、「網を激しく揺すり威嚇」されてしまったのでした。読んでいて、俺たち「ゆすられちゃったんだな」と笑いました。

いいものを見た、定着してくれるとうれしい、と上機嫌な妻。
クモの子がいただけで、気分がハイになって楽しい食事ができるなんて、なんという夫婦なのでしょう。

新海さんの「クモの巣の張り方」のサイトがあります。興味がおありでしたらお読みください。↓
http://homepage3.nifty.com/~hispider/spiderwebbook/shinkaia/orbweaverbehaviour.htm

◆子らがまだ幼かった頃、福音館の科学絵本でコガネグモのクモ合戦の話を読んで、感動し、コガネグモを飼ったことがあるんですよ実は。
鹿児島県姶良市加治木町でのクモ合戦の話です。

で、大きな紙箱に巣を張らせ、バッタなどをポンと網に投げつけてエサにし、しばらく飼っていたんですね。結構面白かった。
そんなことがあって、今回ナガコガネグモの子がいて、嬉しくなってしまったのでした。

その後、なんとなく、その辺で成長しているようですよ。

2011年7月 7日 (木)

クロウリハムシ

0702_7kurourihamusi1 2011.7.2
カラスウリの花が見たいな、と思っていますが、見るとそこにクロウリハムシがいました。
クロウリハムシがカラスウリの葉を食う。
まったくもって自然なことです。
これまで、ウリの仲間がこの周辺にはないはずだったのに、クロウリハムシを見かけてきたことの方が不思議なんですね、考えてみれば。
0702_7kurourihamusi2
うまいうまい、と言っているように思えます。
「残酷な」かかしさんは、成虫はウリの葉じゃなくても食えるでしょ、と息を吹きつけて吹き飛ばしちゃったのですが・・・。
今頃、何を食べてるかな。

ヤマノイモの花

0701_6yamanoimo1 2011.7.1
これがヤマノイモの花でしょう。
0701_6yamanoimo2
開花しているのだと思います。
このあとすぐ、色が変わって、花は終わってしまったようです。

0701_6yamanoimo3
ふと気づくと、何か昆虫の幼虫がいました。
花を食べているようですね。
何の幼虫かは全く分かりません。
あえて、ヤマノイモという名前から想像すればヤマイモハムシというのがいますね。
単なる想像ですから信用しないでください。
飼ってみる気にもならないしな。

トウキョウヒメハンミョウ

0705_2tokyohimehanmyou 2011.7.5
トウキョウヒメハンミョウの顔の撮影に挑戦。
いまいち納得はいきませんが、凶悪な顔つきだということは伝わると思いますが。
大顎が交差してますよ。
すごい顎です。
0706_6tokyohimehanmyou 7.6
この大きな顎、とてもよく光を反射するんですね。で、顔の前面でちらちら光ります。
慣れないと、何が光っているのか分からないのですが、顎が光るのです。
平面的になっているのでしょうね。
ファインダーをのぞいていると、フラッシュが発光した瞬間に、キラッと輝きます。

今、盛りと足元を跳びはねていますが、そのうち一斉に姿を消してしまいます。
成虫の姿を見られる期間はすごく短い。
気づいたら観察してみてください。

ツマグロヒョウモン

0703_5tumaguro2 2011.7.3
ツマグロヒョウモンが羽化していったという話を先ほど書きました。
これはその脱け殻です。
フタにぶら下がっていたのを接写したい、腹端部で切り離すかな、と蓋を開けてみたら、しっかり固定されていて、自立しました。
写しやすくって助かります。
光る蛹のその光る部分が穴のようになっていますね。
穴は開いていなくって、透明な膜でおおわれています。
0703_5tumaguro3
蛹の体の向こう側の裂け目が見えるのですが、それが透けて見えていることがお分かり頂けると思います。
0703_5tumaguro4
後ろ側に白いティッシュペーパーを入れてみました。
これが脱け殻の全体です。

0703_5tumaguro1
以前にもお目にかけた蛹便(ようべん)。
本当にまるで血を流していったかのようですね。

幼虫のけばけばしい姿、光る蛹、真っ赤な蛹便、2対4本しかないように見える脚。
なんとまぁ、お騒がせなチョウですことよ。

トウキョウヒメハンミョウ

0701_5tokyohimehanmyou 2011.7.1
7月に入ったら一挙にわっと出現しました。
トウキョウヒメハンミョウです。
学名は Cylindera kaleea yedoensis で、「yedoensis」は「江戸」ですね。
足元を跳ね飛ぶのはナミハンミョウと同じですが、地味ですので、知らない人は何となくハエでもぷんぷん飛んでるのかな、という気分でしょう。
0701_5tokyohimehanmyou2
胴体部分だけトリミング。
今回は顔が撮れませんでした。なかなか難しい。
かなり「凶悪」な顔つきでして、大顎がすごいんですね。
成虫も幼虫も肉食です。(とはいっても、私個人は幼虫を見たことがありません)
アリやミミズを食べるそうです。
人に食いついたりはしませんので、素足にサンダルでも大丈夫です、怖がらないでください。
{素足にサンダルだと蚊に刺されますけど。}

ツマグロヒョウモン羽化

0701_3tumagurohyoumon1 2011.7.1
まだ先、と思って油断していたら、羽化して飛び立つ準備も出来て、出たいよ、とせっつかれてしまった。
メスです。
0701_3tumagurohyoumon2
みごとに「褄黒」でしょ。
比較的近年なんですよ、東京でツマグロヒョウモンを飼育・羽化させられるようになったのは。
ウィキペディアから
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%B3

日本では南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られる。本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになった。2002年には北関東でも目撃報告がある。2006年現在、北関東でもほぼ定着し、普通種になりつつある。

東京の大田区ではほぼ普通種です。
以前はね、アオスジアゲハだって、東京のあたりでは越冬できるかどうか、といったものなんですが。今は普通種だし。

0701_3tumagurohyoumon3
この状態では分かりにくいのですが、前翅の裏側がまたとてもきれいなんです。
で、お恥ずかしいボケた写真ですがお目にかけます。
0701_3tumagurohyoumon4
ほらね。赤いんですよ。
このアングルを屋外で撮影するのは難しい。
チョウにせっつかれていなければ、ケースの外からもう少し撮影したかったのですが、なにせ、早く出してよと、コンコンと体当たりの音を立てるのですもの。焦った。

楽しい日々です。

屋台

0701_2yatai 2011.7.1
東急多摩川線の下丸子駅近く。
昼の屋台は休憩中。
リヤカーに作り付けてあるのかな。
懐かしい気分です。

私が子どもの頃はいろいろな屋台がありました。人が引っ張って歩くやつ。
おでん、焼き芋、ラーメン(ちゃんとチャルメラ吹いてました)。
屋台と言うかどうか。
豆腐屋さん(と~ふぃ~、と聞こえるラッパ吹いてた。)
夏は風鈴売り、金魚売り。(人力移動店舗というべきかな)
これは屋台とは言わないけれど煙管(きせる)の「ラオ通し」。
さらに、別件、大八車に肥桶をつんだ汲み取り屋さん。
(鋳掛け屋さん、って知ってます?鍋の穴の補修なんかしてくれるの。研ぎ屋さんも来たな。)

いや、脇道にそれました。
最近の所では福岡で屋台の検討をしているというニュースがありましたね。

福岡市長、屋台「一代限り」規制見直しへ 市議会で答弁
朝日新聞 2011年6月21日
 路上営業の許可を「原則一代限り」にだけ認める規制のために減り続ける福岡市の屋台について、高島宗一郎市長は20日、「道路占用などの課題や屋台のあり方について検討していきたい」と正式に表明。「原則一代限り」の規制を見直す考えを示した。早ければ来月にも検討委員会を立ち上げ、議論を始める。
 市議会の6月定例会で答えた。高島市長は「一代限りのルールや従業員の高齢化によって、屋台の数もかなり減少した。私は、福岡の街に屋台は残すべきだと考えます。課題を克服して、共存の道を探っていきたい」と答弁した。
 路上で屋台を営むには、道路使用許可(道交法)を県警から、道路占用許可(道路法)を市から受けなくてはならない。ところが福岡市では1995年、無秩序に広がるのを規制するため県警が「一代限り」の方針を打ち出し、市も00年から占用許可を原則一代に限るよう方針転換した。

記憶って繋がって出てくるからなぁ、面白いメカニズムです。

花壇

0701_1agapanthus 2011.7.1
大田区内のとある中学校の門近く。
花壇・植え込みがあって、ご近所の方が丹精しておられる様子。
アガパンサスですね。

0701_1canna
カンナ

0701_1nouzenkazura
ノウゼンカズラ

0701_1tatiaoi
タチアオイ

思わず見とれてしまいました。
美しい花を見ながらの登校。生徒の心がなごみますように。

ヒメグモ

0629_12himegumo2 2011.6.29
これはもう成体かと思います。メスです。
0630_5himegumo1
こちらの巣では、獲物にかじりついているメスと、遠くから交尾のチャンスを狙うオス。

個人的な感想でいうと、カマキリのオスよりクモのオスの方が危険なんじゃないかなぁ。
カマキリの場合、危ないシーンではオスはすごい勢いで飛び去ってしまうことができるんですが、クモの場合はどうなのかなぁ。クモは危険を感じると「落ちる」という行動をとりますが、うまくメスから逃げられるのでしょうか。
よくわかりません。

2011年7月 6日 (水)

ブッドレア

0629_10buddleja 2011.6.29
ブッドレアの花が咲きそう。

0702_6buddleja 7.2
咲き始めましたよ。

0703_1buddleja 7.3
花房になりました。
和名だとフサフジウツギ(房藤空木)だそうです。

0704_10buddleja 7.4
現在はこんな房がいっぱいあります。

チョウが来る花として有名です。
チョウも来ますし、先日はオオスカシバというガの一種がホバリングしながら口吻を伸ばして蜜を吸っていました。
ランタナ(七変化)もチョウのよく来る花なので、チョウがお好きでしたら、ブッドレア、ランタナなど咲かせると楽しいですよ。
(食草もそばに植えると、卵を産んでくれますよ~)

ヒメバチの仲間ではないでしょうか

0629_9himebati_1 2011.6.29
こんなハチを見かけたのですが。
産卵管が長い。
産卵管を無視してトリミングすると
0629_9himebati_2
ヒメバチの仲間かなぁ、と思うのですが、検索してもコレというのがヒットしない。
後脚のふくらみ具合がうまく一致する種がないように思えるのです。
残念ですが種の特定はできません。
ハチに詳しい方の御教示をお待ちします。

フタモンアシナガバチ

0629_6hutamonasinagabati 2011.6.29
池の水を飲みに来たフタモンアシナガバチ。
水を体に溜めて巣に帰って、巣にかけ、巣を冷やすのだ、と聞いたことがありますが、実際にそうなのか、みたことはありません。
気化熱利用の暑さ対策。この暑さではハチも大変でしょう。
毎日庭に出ると大抵この水飲み行動を見ます。

0629_5kiri1 2011.6.29
桐の葉が茂ってきました。
実は今回、郵便局へ行くのにモンパル使おう、帰りに寄り道しようと思ったのはこの桐の葉が見たかったからなのです。
去年、花を見たあとで、ほとんどすべての枝が切り落とされてしまったのですね。
道路に大きくかぶさりすぎたからでしょう。
で、もう枯れてしまうのかと思っていたら、自転車で買い物に行った妻が、桐の葉が茂っているわよ、と教えてくれました。
そいつは見に行かなくっちゃと思っていたのでした。
青々と、こんもりと。いい雰囲気ですね。
0629_5kiri2
この葉の大きいこと、ちょっとした座布団くらいありますね。
0629_5kiri3
てっぺんの葉が陽射しを受けて緑色に輝いていました。
この大きな葉を眺めていると心がほぐれてくる気がします。枯れてしまわないでよかったなぁ。

ところで
「桐一葉落ちて天下の秋を知る」
というのがありますが、この写真の桐の葉が落ちたらすごいでしょうね。
ガサッとくるでしょうね。まともに天下の変転がイメージされますね。
この桐は「ゴマノハグサ科(あるいはノウゼンカズラ科、独立のキリ科 Paulowniaceae とする意見もある)キリ属の落葉広葉樹」(ウィキペディア)
なのですが。

天下の秋を知らせるのは「青桐」だそうです。
アオギリ科アオギリ属なのだそうでして、まるっきり異なる植物なんですね。ややこしいことです。

カシワバアジサイ

0629_4kasiwabaajisai1 2011.6.29
カシワバアジサイですね。
いったん名前と花が結びついて認識できるようになると、「見える」ようになりますね。
0629_4kasiwabaajisai2
たっぷりとした房がいいですね。

名前を覚える力が衰えてきました。
なんだっけ、あれ、あれさぁ・・・が多くて。
意味がわかる名前がいいなぁ。それならまだ覚えられるんだけど。

昔、母親が小説とか読んでいて、外国人の名前は全く覚えられない、と嘆いていましたが、それがわかるようになってきた最近の私です。

ムクゲ

0629_3mukuge 2011.6.29
白いムクゲが咲いていました。この時点で我が家のムクゲはまだ小さなつぼみ。
何が違うのかな。午前中の陽射しがほとんどあたらない庭なので、そのせいかな。
花びらも大きく、一日でしおれますから、しゃきっとした状態は長続きしませんね。でも、どんどん咲き継いでくれるので楽しみです。

カワラナデシコ

0629_2kawaranadesiko 2011.6.29
ちょっと用事で郵便局へモンパルで。その帰りがけ。
単にナデシコでもいいんですよね。
いやぁ、典型的な花を見るとホッとする。
園芸品種は苦手だ。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/caryophyllaceae/kawaranadesiko/kawaranadesiko.htm

このサイトによりますと

和名の由来は「河原撫子」であり、河原によく生育していることによっている。ただ単に「なでしこ」と呼ぶとこの種を指しており、「やまとなでしこ」もこの カワラナデシコである。中国産のセキチクが「からなでしこ」であり、その呼び方にならうとカーネーションは「(八重咲き)西洋なでしこ」であろうか。

こんなことが書いてありました。

サッカーには基本的に興味がない私ですが、女子サッカーの「ナデシコ・ジャパン」くらいは知っている。
この花をイメージして下さい。

ヒメグモ

0628_12himegumo 2011.6.28
ヒメグモの巣に2匹。
上の色の濃いのがオスです。
下がメス。
私の目からはこのメス、まだ成体になっていない気もするのですが、違うかなぁ。
大きなメスと小さなオス、のはずですが、まだ大きさがそう違わないので、そんなふうに思っています。オスとしてはメスの成熟を待っているのかな。

フウセンカズラ、ルコウソウ

0628_9huusenkazura 2011.6.28
線路の柵の下。フウセンカズラが伸び始めました。

0705_9huusenkazura 7.5
背が低いままで花を咲かせ始めました。
これから秋まで、小さいけれど虫たちに人気の花となります。
花を咲かせ、同時に伸びていきます。

0628_10rukousou 6.28
こちらはルコウソウ。
双葉が見えますね。
ブーメラン見たいな格好をしたのが双葉の1枚。で、そういうのが2枚ありますから「双葉」。
最初はブーメランみたいなのがそれ自体2枚の双葉かと勘違いしましたがそうではありませんでした。
本葉は細かい櫛状というのかな、です。
これも秋深くまで茂って深紅の花を咲かせてくれます。
熱い夏に向かうなか、秋まで続いていくガンバリ屋さんの花たちが始動しました。

クサカゲロウ

0628_8kusakagerou 2011.6.28
クルミの葉の間で見かけました。
私は、クサカゲロウ、ウスバカゲロウ、という言い方をしていますが、この写真のものは、正確にいうと「ヨツボシクサカゲロウ」なのかな、と思います。
単純にクサカゲロウという名前の種もあり、ヤマトクサカゲロウというのもあり、結構ごちゃごちゃしています。

http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/10kagero/kusaka/index.html
このサイトの

アミメカゲロウ目(脈翅目)>アミメカゲロウ亜目(扁翅亜目)>クサカゲロウ科>ヨツボシクサカゲロウ
頭部に黒色の紋がなく,背面中央に1本の黄条があるのが特徴.クサカゲロウには後頭に4個の黒紋があります.

こういう記述を参考にしました。
素人としてはクサカゲロウでいいのですけれどね。分類もかなり錯綜していると思われます。

セグロアシナガバチ

0628_7seguroasinagabati1 2011.6.28
セグロアシナガバチですが、別に葉っぱをかじっているわけではありません。
葉の裏などをあさって、狩りをしているのかな、とも思ったのですが
0628_7seguroasinagabati2
ちょっと違うみたいですね。
葉の表面が濡れた感じになっていますね。
雨水ではなく、上の方から樹液のようなものが垂れたのではないかと思います。
その樹液を舐めているのではないでしょうか。
0628_7seguroasinagabati3
胸と腹の背面の模様を撮るべく頑張りました。
これでセグロアシナガバチで確定できると思います。
0628_7seguroasinagabati4
なんだか結構夢中になっていました。

今の季節、アシナガバチ達は低く、木の葉の間を縫うように飛びます。
あれは狩りですね。
カメラの視線が届く範囲を飛んでほしいけれど、奥深くを飛んでいます。

クロスジホソサジヨコバイ

0628_6kurosujihososajiyokobai 2011.6.28
キョウチクトウの葉の上に白い虫がいる。
よく見ると、これはクロスジホソサジヨコバイではないですか。
なのに白い。
成虫への脱皮を終えて間もないということでしょうか。本来の色が発色していません。
それでも、運動能力はもう充分あるようで、飛ぶための準備姿勢なしで、プチっと消滅しました。
たまに飛跡を目で追うことができることもありますが、瞬間的に消えてしまうこともおおい昆虫です。

2011年7月 5日 (火)

アオスジアゲハ

0630_1aosuji1 2011.6.30
昼、玄関を出たら、いきなりアオスジアゲハが目の前を突っ切りました。
花や実をご紹介してきたカエデの木のところです。
無理やりシャッターを切って、それはそれとして、庭の方へのんびり歩を進めると。
0630_1aosuji2
ランタナの花。目の前へ、斜め後ろからまたアオスジアゲハが突っ込んできました。
太陽の位置は高い。チョウの影もくっきり。
0630_1aosuji3
カメラで追っていると、だんだん高い位置の花に移動してきて、私の目の前で蜜を吸う。
おいしそうでしょ。
翅を細かくふるわせていますので、ぶれています。
0630_1aosuji4
ほんとに、わざわざ目の前でポーズをとって、写真撮って、と言うがごとく。
どきどきしますね、こういう行動に出会うと。
やがて飛び去っていったので、のんびり庭の中を、一歩に何分かかるのか、というペースで歩きまわってから、今度は外へ。

0630_1aosuji5
また来ましたよ。2匹で。
クルミの木の前で、かなり暗い場所でしたので、画面が粗くなっています。
雌雄で追いかけ合っていました。交尾して、たくさん産卵してくれることでしょう。(実際、この日のあと、たくさんアオスジアゲハの卵を見つけて、飼育に入っています。)
小椋佳さんの夢芝居でしたか「対のあげはの誘い誘われ」という歌詞がありましたが、あれはアゲハ、こちらはアオスジアゲハ。でも、恋はいつでも初舞台。ふむふむ。

28.29と続けてアゲハが遊びに来てくれて、30日、3日目はアオスジアゲハ。
なんとまあ、これはものすごく豪華なことですね。
毎日、チョウがおじちゃ~ん、と遊びに来てくれるとは。
虫好き冥利に尽きます。

アゲハ

0628_5ageha 2011.6.28
むちゃくちゃな写真でスミマセン。
アゲハが飛んで来て、私のまわりを舞う。
流れた筋で、アゲハだということを了解して下さい。
なんだか、挨拶に来てくれたようで嬉しい。

0629_8ageha1 6.29
この日もまた、アゲハがやってきて、目の前で舞う。
我が家で羽化した個体かなぁ、きっとそうだよなぁ、と大ニコニコ。

おじちゃん、げんきだよ~、と言いにきてくれたようで、ファンタジックですけど、ものすごく嬉しいんです。

シーオニオン

0628_4seaonion1 2011.6.28
シーオニオンなんですが、結実はしないようだ、と以前書きました。
初めて今年、実がついています。
1個だけ。
0628_4seaonion2
これうまく熟してくれるんだろうか?
分かりませんが注意して見守ることにします。
花の穂はもう2本あるのですが、そちらはこれからどうなるのか、今のところ結実の気配はないようですが、ちゃんと見ていないといけませんね。

モノサシトンボ

0628_3monosasitonbo 2011.6.28
モノサシトンボに睨まれてしまった。
こんな顔されると、思わず、ゴメン、と謝りたくなります。
すんごい顔だ。
歌舞伎役者の隈取りを思わせますね。
それにしても、ずいぶん微妙な先端部にとまっていることです。バランス崩すなよ。

アゲハ

0628_2ageha1 2011.6.28
蛹が透けています。もう羽化間近。
この蛹はすぐに羽化して旅立ちました。
もう羽化後の姿はいいでしょう。
いったい何匹育てていたのか、分からなくなりました。
「数え切れないほど」いっぱい羽化していきます。
庭でアゲハに会うと、元気かい!と声をかけてしまいます。

スズムシ

0627_2suzumusi1 2011.6.27
ずいぶん大きくなってきました。
触角の長いこと長いこと。体長の1.5倍以上ありますね。
0627_2suzumusi2
腹部がずいぶんぷくっとしています。次の脱皮が近いのかな。
0627_2suzumusi3
エサのナスの下面。
なかなか思うようなアングルにはいてくれないので、撮影は大変。

鈴虫の飼育はずいぶん久しぶりなので、勘がなくって。
いつごろ成虫になるんでしたっけね。
楽しみです。

モノサシトンボ

0626_6monosasi3 2011.6.26
これがモノサシトンボであることはまず間違いないと思います。

0626_6monosasi4
問題はこっちでして。
モノサシトンボだと思うのですが。
今年はこの色のタイプをいっぱい見るのです。
羽化してからの成熟度の違い?
雌雄差?
モノサシトンボのオスは淡青色で、メスは黄色がかっている、ということは知っていますが。

(暫定的に)上がオス、下がメス、ということにしたいと思います。

アゲハ羽化

0626_5ageha1 2011.6.26
アゲハの羽化が始まってまだそう経ってはいないところを見るチャンスがありました。
腹部がまだ脱け殻に少し残っています。脚が固まって体を引き抜きにかかったところでしょう。翅がまだ縮んだままです。
影響を与えないように、飼育ケースの外から、しかも結構遠くからの撮影です。

0626_5ageha2
ほぼ1時間後。
翅はほぼ伸びきりました。
体液を翅脈に圧送して、翅を伸ばすのです。
翅脈に液体が通るのはこの時だけ。この作業が終わると、翅脈の中は空っぽになり、「管=パイプ」として軽量で丈夫な翅の支えとしての構造材になります。
ここで失敗すると飛べなくなってしまいますから、息をひそめて、シャッターを切ります。
腹がまだ太いですね。おそらくこの後、余分な液体を「蛹便」として排出するのでしょう。

0626_5ageha3
3時間ほど経過。足場として垂らしておいたティッシュペーパーに移っていました。
ここまでくればもう大丈夫。
一安心して、ほっとします。
あとは、出たいといったら出してあげるだけ。
0626_5ageha4
何度もこうやってチョウたちを送りだすのですが、必ず、どうしても、記念写真を撮ってあげたくなるんですよ。
私がカメラを構える。その前で妻がそっとケースの蓋をはずす。
元気のいいのは瞬間的に飛び出していくし、記念撮影会をゆっくりやってから旅立つのもいるし。素敵な瞬間なのです。

生き抜いて下さい。

テントウムシの幼虫⇒キイロテントウの幼虫でした

0626_4tentoumusi 2011.6.26
テントウムシの幼虫であることは間違いのないところですが。
脱皮直後なのでしょうか、色がない。
困った。
雰囲気的にはナナホシテントウの幼虫かな、と感じますが、確定はできません。
すぐ立ち去ってしまいましたので、その後どういう色になったか、確認できませんでした。

★7月13日:今、記事を書き終えました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-7377.html

クルミの葉の上でこの姿の幼虫とキイロテントウの成虫を一緒に見かけて解決しました。
上の写真の幼虫はキイロテントウの幼虫です。

ハラビロカマキリ

0626_3harabirokamakiri 2011.6.26
ハラビロカマキリの幼虫がいました。
玄関脇の鉢植えの葉の下。
腹部をきゅっとたてていますでしょ、これがハラビロカマキリの特徴。
2齢くらいかな。かわいい。うきうき。
頭でっかち、眼でっかち。
昆虫の(クモなども)幼虫を見て「あどけない」という表現をするのは変ですか?
いっちょまえ、なんだけど、幼いんだよな。

どこかでたくさん孵化して広がってきたのですね。大きくなってほしい。
カマキリ大好き夫婦なのです。
{やっぱりスズメさんにはあまり来て欲しくない。カマキリはスズメにかなわない}

キョウチクトウ

0625_7kyoutikutou1 2011.6.25
キョウチクトウが、もうすぐ咲きます。
0625_7kyoutikutou2
花が開くに際して、サイズが大きくなりながらその力で開くのでしょうが、色素の合成はつぼみの時に済ませてあって、増えないようですね。
何を言っているのかというと、色素密度はつぼみの時の方が大で、花が開いてくると密度が低下し、色が薄くなる、ということです。
0628_11kyoutikutou 6.28
咲きました。
ほら、色がつぼみの時より淡くなりました。

のんびり咲き始めたキョウチクトウ。強い陽ざしの中で輝きます。

スズメ

0625_5suzume 2011.6.25
スズメが一羽、何を覗いているかと言いますと、外猫チャコちゃんの食器なのです。
カラスがよく来ていましたが、食器を嘴でくわえにくい形のものに変えたら、あまり頻繁には来なくなりました。
今度はスズメさんが食べ残しを狙って来るようになりました。
庭で虫が相互関係を持ちながらバランスしている状況を喜んでいる私としては、あんまり嬉しくない。虫を見たらついばむでしょうからね。
スズメは小さな鳥ですが、虫たちから見れば圧倒的な強者。
あんまり庭の隅々を覗きまわらないでほしい、というのが正直なところです。
{鳥より虫が好きなじいさんのボヤキ}

2011年7月 4日 (月)

モノサシトンボ

0625_4monosasitonbo1 2011.6.25
今年はこのモノサシトンボが「大発生」といえます。
0625_4monosasitonbo2
この日は3匹羽化していました。
0625_4monosasitonbo3
羽化後のヤゴの脱け殻を見つけました。
0625_4monosasitonbo4
それも3つです。
0625_4monosasitonbo5
モノサシトンボの脱け殻を見るのは珍しいです。
0625_4monosasitonbo6
状況的には、3つの脱け殻と3匹の成虫。多分対応しているのだろうと想像しますが、どれが君の?とも聞けませんので、見比べるだけでした。

去年そんなにモノサシトンボいっぱいいたっけかなぁ。
去年は今頃オオシオカラトンボが何匹も羽化したように思いますが、今年はオオシオカラトンボは見かけません。
移り変わりがあるんですね。
今年はどんなトンボがこの池に産卵してくれるのでしょう?
楽しみです。

アンスリウム ⇒スパティフィラムでした(7/5)

0625_2kamata 2011.6.25
多摩川線の一方の終点、蒲田駅です。
正直なところ、あ、サトイモ科の花だ、というのが最初の認識。
この認識は間違いようもない。
虫ならともかく、花となると、何科なのかさえ分からないことの多い私ですから、サトイモ科が分かればたいしたもんだ。
乏しい知識をギュッと絞ってみたら、そう、アンスリウムというのがあったよなぁ。
検索してみて、多分間違いないのだろう、と思っております。

ネームプレートを立てて欲しいな。
みんな自分のネームプレートを胸に下げる世の中になりましたが、花にも付けてあげてください。よろしく。

★7/5訂正:コメントを頂きました。紹介していただいたサイトを見ましたら、まったく私の見たものそのものでした。

スパティフィラムが正しい種名です。
コメントありがとうございました。

ホンサカキ

0624_3honsakaki 2011.6.24
白山神社にて。
ホンサカキの花が咲いていました。
匂いはありません。ハマヒサカキだと独特の匂いがあるのですが、意識して嗅いでみましたけれどほぼ無臭と言えます。

ずいぶん長く白山神社の写真を撮ってきましたが、多分今回でおしまいかな、と思います。
神社のそばに車を止めて買い物に行くのが習慣だったのですが、お気に入りのその店が閉店になってしまったのです。
チャンスがあったらまた来てみましょう。

アゲハ羽化:2

0624_1ageha5 2011.6.24
センリョウの葉にちょっと止まってさようなら。
写真撮りながらついいろいろ声をかけてしまう。
無事、羽化してくれると、いつだってジーンとしてしまう。単純でしょ。

0624_1ageha6
今回のギリギリのクローズアップ。
0624_1ageha7
腹の方はこんなふう。

甲虫とか、ハエとか、ゴキブリとかで形成されるイメージとずいぶん違うでしょ。
チョウの体って、こういう風なんです。

この記事を書いている7月4日の朝にも一匹羽化して旅立ちました。
これでもう幸せ。
今日もいい日だ!

アゲハ羽化:1

0624_1ageha2 2011.6.24
ちょっとボケてますが、羽化寸前の蛹です。
0624_1ageha3
こちらも羽化寸前。
中の翅の模様が透けて見えるんですね。
0624_1ageha1
いろいろ大騒ぎになりまして、
一匹はカーテンにとまってもらって休んでもらいます。
0624_1ageha4
もう一匹を外へ放します。
これから蛹になろうという前蛹を踏んづけて飛び立っていきました。
どんどん蛹化、羽化など進行して、嬉しい大騒ぎなんです。

続きは次の記事で。

モッコク

0623_6mokkoku 2011.6.23
モッコクのつぼみです。
花は地味ですが、あの実が結構好きなんですよね。私。
実が裂けると鮮烈な赤い色の種が出てくる。
あれが好きだな。
でも、あんまり見かけない木ですね。
花が派手じゃないと損をするようですね。

カタツムリ

0623_5katatumuri 2011.6.23
線路の柵にくっついていました。
小さいですね。年に2,3回見かけるだけになりました。
大きなカタツムリがいっぱいいたのにな、以前は。
ナメクジは相変わらず栄えていますが、カタツムリが消えてしまったのはなぜなのでしょうね。
殻を捨てて潜りこんでしまったほうが有利だったのかなぁ。

ウメエダシャク

0623_2umeedasyaku1 2011.6.23
ウメエダシャクです。
最初、てっきりカノコガだと思っていました。でも、確か凄く似たのがいるよなぁ、なんだっけ?と調べてみてよかった。
カノコガは、腹部に黄色い太い筋が2本です。翅ももっと細いです。
なんだか、イメージが少し違う、と思ったんだよなぁ。
初歩的なミスでした。恥ずかしい。
0623_2umeedasyaku2
こうやって腹側を撮影しておいてよかった。
これはウメエダシャクのおなかです。

これね、フワフワした感じの飛び方なのですが、全然とまらずにあちこち飛び回るんですよ。前日に私も気づいていたのですが、写真は撮れないし、捕獲もできませんでした。
そうしたら、この日23日、妻が、つかまえたわ、といってケースに入れて持って来てくれたのです。
とまっていたそうですが、我が妻畏るべし。

http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Cystidia_couaggaria_couaggaria.html
↑ここにウメエダシャクの詳しい解説があります。
↓こっちはカノコガです。
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Syntominae/Amata_fortunei_fortunei.html

ハゼラン

0622_3hazeran 2011.6.22
ハゼランです。
妻もこれが気に入っていて、実生の小さなものを見つけて、家で咲いて欲しいと、連れてきました。
さて、定着してくれるかどうか。
かわいい花を期待しています。


ヒヨドリジョウゴ

7月1日付で「なんだろう?」と書き、2日に「ヒヨドリジョウゴでした」と訂正した記事の顛末です。
0630_3hiyodorijougo1 2011.6.30
変わった形の葉だなぁ、と思っていたら、30日に花が咲きました。おや白い花なんだ。
0630_3hiyodorijougo2 6.30
鈍感でしたね、この時点ではまだ、この花がナス科の花だと気づいていない。

0701_4hiyodorijougo 7.1
これを見て、あっ、これナス科じゃないか!と気づいたわけです。
ナス科で蔓植物というのもあるのかぁ。
で、私の持っている雑草図鑑を見たのですが、ナス科でこの葉のものがない。

で、7月2日土曜日。いつも「本屋散歩」に行く日ですので、雑草に関する本を立ち読み。
ナス科、で索引を見て、本文を開いたら、ありましたよ~!ヒヨドリジョウゴだったのです。
こういう経緯でした。
0702_3hiyodorijougo 7.2
もう一回この葉の姿を撮って、ふとそばの足元を見ると、まだタマサンゴの花がいくつか残っています。
0702_4tamasango 7.2
ほらね。そっくりでしょ。
で、葉が全然違いますね。
この花だけをお示ししたら、きっとそう簡単には区別できないと思います。
違いはありますけど。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/solanaceae/hiyodorijyougo/hiyodorijyougo.htm
このサイトによりますと

・・・
ツル植物としてはややおとなしい植物で、覆い尽くほどには繁茂しない。森林との境界部分などに生育していることが多い。8月から9月にかけ、白い花を咲かせる。花冠は5裂し、裂片は次第に反り返る。花筒の入り口には緑色の斑紋がある。雄しべは花柱を取り巻く。
・・・

「森林との境界部分」?
家は多摩川には近いけれど、森林はなぁ。ないぞ。
多摩川台公園とか木の多い公園はありますけどね。
どこかで鳥さんが(ヒヨドリ?)食べて、種をまいてくれたんでしょうねぇ。

同じサイトでこんな記述も

ヒヨドリジョウゴの葉は、多くのツル植物でそうであるように、葉の形が大きく変化する。春には5裂した葉が形成されることが多く、夏から秋にかけての葉は3裂したものや、全縁(分かれていない)ものが多くなる。ナスの葉とは似ていないが、トマトの葉の面影があると言えば、納得していただけるであろうか。葉柄は長さ1.5~4cm。葉身は長さ3~10cmで、両面毛が多い。

今の季節の葉と秋の葉で形に違いが出るんですね。そうなのか。見続けなくっちゃね。もちろん実も見たいし。
「毛が多い」というのは納得です。最初、ホップの葉かなと思ったくらいですから。
ホップの葉はザリザリして痛いです。ヒヨドリジョウゴは柔らかいです。

御面倒をおかけしました。なんとか自力で解決できてよかったです。
何か面白いことが起こりましたらまたご紹介します。

2011年7月 1日 (金)

ヒメクチナシ

0622_1himekutinasi 2011.6.21
ヒメクチナシが咲き始めました。
一輪咲くと、その後はどっと続いて咲きます。
10日後の今は、このあたり、芳香が漂って、思わず深呼吸してしまいます。
外で嗅ぐこの花の香りは良いですね。(家の中には持ち込まない方がいい)。

さて、こうなると、オオスカシバさんも嗅ぎつけてやってくるでしょう。
あんまりたくさん卵を産まないでね。
といいつつ、ここから何匹かは羽化していくんですけどねぇ。

テッポウユリ

0621_8teppouyuri 2011.6.21
茎が折れてしまったので玄関に活けたユリはご紹介しました。
もう一本同じ実生のテッポウユリがありまして、この写真は外で咲いている方です。
予め支えをしてありますので、折れないと思います。
頑張って素敵な花を長く咲かせて下さい。

ヒメハラナガツチバチ

0621_7himeharanagatutibati1 2011.6.21
ヒメハラナガツチバチがブルーサルビアの花に来ていました。
すごい顎ですね。土の中のコガネムシの幼虫を探し出して卵をうみつけるために必要なのでしょう。
でも、成虫自身の活動エネルギーは花の蜜の糖分のようですね。
0621_7himeharanagatutibati2
もう、すごいですよ。夢中。
花の中に完全に頭を突っ込んでしまいました。
帽子とか、被りものをかぶっているみたいですね。
0621_7himeharanagatutibati3
最初の写真からじっくり見れば見えているのですが、この写真。
丸い粒々の花粉が体についています。
これはブルーサルビアの花粉ではないようです。
すぐそばに、ゼニアオイが咲いていますが、ゼニアオイの花粉はこういう粒々です。
そこから持ち込んで来たものでしょう。
ミツバチみたいに花粉をまとめて団子にして、ということはしません。
落ち着いたらきっと、体を掃除して掻き落とすのでしょう。
こういうハチも花の受粉を大いに手伝っているということですね。

カラスウリ

0621_6karasuuri1 2011.6.21
カラスウリが少し伸びてきています。
さて、この蔓の巻き方、面白くありませんか?
(定義は略すとして)途中で右巻きらせんと左巻きらせんが切り替わっていますよ。
どうしてでしょう?

カラスウリは本体を支えながら伸びるために、先端の蔓を大きく振り回します。(片側の成長によって回すのですが)。
そして、先端部が何かに当たると、そこに強く先端部を固定してしまいます。
その後で、蔓をコイル状にして、本体を引き寄せ支えます。

やってみてください。柱か何かに紐を結びつけます。その上でその紐をコイルにする。
どうやったって、一方向のコイルは巻けない。ある巻き方を何回かしたら、必ず逆向きの巻き方がないと、バランスがとれないのです。

それを、カラスウリはやっているのですね。
根元と先端を固定して、成長によってコイルを巻く。
そうすると、必ず途中で巻き方が反転するのですね。
Rasen
ひどい絵だ。ご勘弁を。
両端が固定された、たわんだ針金があるとしましょう。
たわみの中央をつまんでぐるぐる巻いたらどうなるか?
実はこれを私は既にやったことがあって、このかかしさんの窓でご報告したことがあるのです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_af88.html
2008年3月 6日 (木)「反転するコイル」
ご覧ください。上の図よりもうちょっとましな写真があります。

0621_6karasuuri2
コイルが巻き始まるところです。これからたくさん巻いていくとどうなるか、想像してみてください。

カエデ

0621_4kaede 2011.6.21
少し前、カエデの芽生えをお目にかけましたが、成長してきています。
本葉が増えてました。
門の中から外まで種が飛んだ、と思うと、なんだか嬉しい。
あの羽が役立って、くるくる回りながら飛んだんだろうなぁ、と想像してしまいます。
育ててみましょう。

なんだろう? ⇒ヒヨドリジョウゴでした

0621_2humei1 2011.6.21
読者丸投げでスミマセン。
ものすごく特徴的な葉のつる性植物です。
意図的に連れてきたものではありません。
ドウダンツツジに花が咲くなぁ、とみていたら、ドウダンツツジの下の方から勝手に伸びてきました。
ホップではありません。それは言える。以前ホップは伸ばしたことがあって、葉の表面が痛いほどざらざらでした。これはふんわりです。
0621_2humei2
つぼみがついてます。
いかがでしょうか、こんな手がかりで足りるでしょうか。
お願いします。

7月2日追記:別立てで記事を書きますがナス科だ!という花が咲きました。
ナス科となれば調べやすい。結果

ヒヨドリジョウゴ

でした。お騒がせしました。

ヤゴ

0620_9yago 2011.6.20
昼の散歩の最後。玄関前のテラスにどっこいしよ、と腰を下ろしたら、何かの動きが目に入りました。
見ると、石の間にヤゴ。
初めは死んだヤゴをアリが運んでいるのか、などと思ったのですが、そっとまわりの石をどけてみると生きてます。
ここは、池から直線で2m強は離れている。
羽化しようとしてここまで歩いてきてしまったのでしょうか。
これはたぶんダメだ、と思いながら、池のそばの草の根元に連れて行って置いてやりました。
おそらく羽化はできなかったと思います。
生まれた池のそばで土に還っていったでしょう。

フサスグリ

0620_8husasuguri 2011.6.20
もう完熟ですね。
「収穫!」してみました。8個ありました。
なんと、4個ずつ食べろと、公平なやっちゃ。
半分こで食べたがる私共夫婦にぴったり。
ジャム作ろうか、スグリ酒でも漬けるか、などと冗談を言いながら食べました。
甘酸っぱかったです。さほどの酸味はない。形容詞がないけれど、香りあり。
なんだか、懐かしい気分にさせられました。

8個の実で幸せ気分になれるなんて、なんとつましい夫婦なんでしょう。

◆「フックブックロー」あなどるべからず。
「かくざとういっこ」という歌を聞きました。
1個の角砂糖はゾウさんには小さな小さな角砂糖。でもアリさんには大きな大きな角砂糖。で、

ちいさなちいさなしあわせと
おおきなおおきなしあわせでした

という歌なんですね。
私共はきっと、アリさん夫婦なんだな。
欲のスケールがすごくちっちゃいようです。
アゲハさん1匹、羽化すれば、もう幸せそのものですし。

ヒゲナガカメムシ(かな?)

0620_7kamemusi1 2011.6.20
カメムシの幼虫です。
見覚えがあります。
このあたりの常連となると、おそらくヒゲナガカメムシではないでしょうか。
成虫になると前脚が「ポパイの腕」みたいになる、というやつです。
0620_7kamemusi2
いっぱいいました。
大人になったらまた会おうね。

去年はネコジャラシの穂でよく見かけた気がします。多分間違いないと思うけど。

コハナバチの仲間

0620_6kohanabati 2011.6.20
コハナバチの仲間だと思いますが、同定はできません。
それよりこのシーンが何か?なんですが。
ビヨウヤナギの長いオシベにひょいとつかまったんですね。
いくら体重の小さなハチとはいえ、ビヨウヤナギのオシベには荷が重い。
ぐぅんと撓んでしまって、ハチの方が慌てたのです。
何とかつかまりなおそうと脚をばたつかせたのですが、細すぎてうまくいかず、一瞬落ちるようにして飛び去りました。
きっとどこかに落ち着いて、体に付いた花粉などきれいにしたかったのでしょうが、うまくいかなかったのですね。
見ていて、あはは、と笑ってしまったのでした。

ヒメグモ

0620_5himegumo1 2011.6.20
ヒメグモの季節到来。
あちこちで立体的なごちゃごちゃ網が見られます。
「日本のクモ」という図鑑では

下部にシート網を付けた不規則網を張る。その中央部に枯葉を吊るして住居とする。

こうありました。
まだ「住居」は見られません。
ところで写真、小さな甲虫がかかったようです。
0620_5himegumo2
これはヒメカメノコテントウのようですね。
こういうはっきりした特徴のある獲物だと何が捕まったのか分かることが時々あります。

空中で震えやすいクモは撮りにくいです。

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