101億人
6月5日の朝日新聞朝刊の天声人語。
古代ギリシャのエラトステネスが地球の大きさを計算したという話から始まって
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地球の大きさは、むろん当時と変わらない。だが世界の人口は増え続けてきた。先日は国連が、今年10月には70億人に達するという予測を公表した。
2050年までに93億人、2100年までには101億人を超すという。どこか恐ろしくなる数字だ。地球は誰ひとり振り落とさずに回る。自分もその一員ながら、さぞ重かろうと案ぜずにいられない。
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でもねぇ、質量保存の法則はほぼ成立してますから、あんまり重くはなっていないんだけどな。細かく言えば、宇宙から隕石が落ちてくるし、大気上層から気体が多少は逃げるし・・・変化はあるのでしょうが、おおよそ質量保存は成立しています。
基本的には、地球のもともとの成分が姿を変えて人間になっているのであって、地球にとって重くなったということはないでしょう。
ただ、質量分布が変化したということはあるかもしれませんけどね。
スピンをしているスケート選手が手を縮めたり伸ばしたりすると、回転の速さが変わりますね。ああいう効果はゼロではないかもしれない。
{アハハ「ゼロではない」なんて言い方してしまった。ほとんどないだろうと思っているんですけれど、可能性を全否定するだけの根拠もないものですから。}
地球にとって、回転スピードが変わったかなぁ、人間どものせいで、と思っている可能性はあるかもしれませんね。
なお、エラトステネスが地球の大きさを測ったという話の詳しい内容は下のサイトなどでお読みください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/icic/08_MUSEUM/03_HISTRY_ROOM/ERASTO/ERA.html
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