コハナバチ
2011.6.8
雨の後です。
多分コハナバチの仲間だと思うのですが、確定できません。
さてそのことより、なんだか、左後脚が変じゃありませんか?
脚は花粉まみれ。で、脚の先端をよく見てください。
水滴にくっついてしまったんですね。
花粉がなければ、ハチの脚には細かい毛が生えていて水をはじいて、水滴に脚をとられることはなかったのではないでしょうか。
花粉がついていたために、濡れやすくなっており、そのために水滴に脚をとられてしまった。
ハチとしては焦ったでしょうね。
見ていた私は、ハチの動きが何だか変だな、ということで気づいたのです。
もがいていました。よろけていました。
何かに粘りついてしまったのか、と思ったら、水。
しばらくして脚を抜くことが出来て、飛び去りました。よかったよかった。
小さな昆虫には水は恐ろしいものなのです。
水にぬれてしまったら表面張力に抗して脱出できなくなって死ぬこともあります。
アリ位の大きさだと、水の表面張力の方が強くて脱出できなくなります。
私たちは「巨大な」動物ですので、水の表面張力に脅威を感じるというようなことはありませんが、スケールの違いでとんでもないことも起こり得る、ということをご理解ください。
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