公園へ:4
5.4
去年、このお家のフジの花を見に来たという記事を書きました。クマバチもぶんぶん飛んでたのでしたっけ。
今年はマメがぶら下がっていました。
花が落ちたばかりの、未熟な豆ですね。
ここでまた、記憶がわっと蘇ってくる。
小学校の校庭の隅に藤棚があって、実がなるんですね。大きい豆、バカでかい豆。
これがまた、おっそろしく硬い。
6年生くらいかなぁ、この硬いフジマメで「なぐりあいごっこ」をしましたね。
「なぐりあい」をしたんじゃないんです。「なぐりあいごっこ」なんです。
これで殴られた日には、ケガします、とんでもなく痛い。その痛さを十分に知った上での、ごっこなんです。てめぇ、なんだよ、ゴツン、いてえなあ、ゴツン・・・というようなやり取りと殴り合いごっこ。
痛みを知る男同士、なのでした。
なつかしいや。
{石炭ストーブ用の石炭にごくまれに紛れ込んでいるコークスは宝物。あれで頭をなでると多孔質の穴に髪の毛が引っかかって痛いのなんのって。これも、男の子の痛みごっこの道具でした。}
フジマメの写真を撮っていたら、妻が、あらフクロウさんだわ。
ん?なに?どこ?
道を挟んでフジと反対側のお家の塀の上にいました。
じっと見られてしまった。
なかなかに、シャレたお家です。
私がフクロウファンで、小さな置物をいくつか集めているのは、家族はみんな承知。
たまに、家に寄ったときに手土産に持ってくることもあります。
これもそんなフクロウさんの一つ。
起き上がり小法師になってましてね、揺れています。
そういうわけで、妻も、フクロウさんには敏感なんですね。
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