ナミテントウの蛹化
2011.6.9
これはナミテントウの幼虫が蛹になる準備をしているところです。
もう食べることはないので、脇をアブラムシが歩いていても関心を示すことはありません。
で、幼虫の腹端部を見てください。
ここはコマツナの茎。その茎の色が、少し濡れたようになって濃く見えますね。
おそらく、腹端部から粘液を出して体を貼りつけて固定したのだと思います。
こちらの写真でもその様子がわかります。
普段屋外で写真を撮るときは、場所がコンクリの表面だったりするし、腰をじっくり落ちつけてというのもつらくて、ここまで見ていませんでした。
今回は、ベランダのプランターに植わったコマツナでの出来事なので、座りこんで、じっくりと観察ができました。
チョウの幼虫が蛹になるときは、腹端部には糸でマットを作り、そこに蛹の体の後端部のかぎ状のものをひっかけるのですが、テントウムシでは糊で接着するんですね。
なるほど。発見してしまった。
いろいろあるんですねぇ。テントウムシは口から糸を吐く、ということはないものなぁ。
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント