ツマグロヒョウモン:2
2011.6.23
ツマグロヒョウモンの終齢幼虫はスミレの葉を大量に食べて、前蛹になりました。
アゲハなどは、垂直な壁面や枝に体を正立で立てて蛹になりますが、ツマグロヒョウモンは逆さまにぶら下がって蛹になります。
ルリタテハやオオムラサキや・・・タテハチョウの仲間の蛹は垂蛹型(すいようがた)という、この逆さまにぶら下がる蛹になります。
ケースの外からの撮影なので、白っぽい濁りが入りますがご勘弁を。虫を刺激したくない。
横から撮るとこうです。
頭をクイっと起こして手を合わせるようにしています。
拡大。
昨日の「アゲハ前蛹」という記事で、祈っているように見える、と書きました。
きっとそうなんですよ。幼虫という時代を終了して、一つの死を迎え、チョウへと再生を果たそうとしている。その時にあたって、できることと言えば、ひたすらに祈ることでしょう。
いや、祈るのはこっち、私ら夫婦の側なんですけどね。無事チョウになれますように、と、いつも思うんですよ。終齢幼虫で連れてきましたから、寄生されている可能性はあるし、寄生がなくても、羽化に失敗するということは結構よくあることなんです。
どうか、無事、チョウになれますように。
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