アジサイ
2011.6.3
白山神社にて。
これ ガクアジサイ ですよね。
植物用語という本など見ると
装飾花:一つの花序の周辺部にあって、特に大きくて目立ち、オシベ、メシベが退化しているものを装飾花という。
ガクアジサイ:花序の両性花は小形、装飾花のがく片は3~5個
こういうふうなので、私は長らくガクアジサイとは「萼紫陽花」なのだと思っておりました。
違うんですねぇ。
がく‐あじさい【額紫陽花】 アヂサイ
ユキノシタ科の落葉低木。伊豆など暖地の海岸近い山地に生える。茎は根際から叢生し、高さ約2メートル。葉は長卵形で厚い。7月頃梢上に大形の花序をつけ、中心には小さい碧紫色の花が多数密生し、周囲には大形の装飾花が並び、額縁を思わせる。アジサイの母種とされる。[広辞苑第五版]
「額紫陽花」だったんだぁ。
そうかぁ、額に入っている、という見立てなんだ。
あじさい【紫陽花】アヂサイ
ユキノシタ科の観賞用落葉低木。ガクアジサイの改良種とされる。幹は叢生、高さ約1.5メートル。葉は広卵形で対生。初夏、球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。色は青から赤紫へ変化するところから「七変化」ともいう。花は解熱薬、葉は瘧オコリの治療薬用。広くはサワアジサイ・ガクアジサイなどの総称で、ヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ・ハイドランジアなどと呼ぶ。あずさい。四片ヨヒラ。<季語:夏> 。万葉集20「―の八重咲く如く」[広辞苑第五版]
なんだか、イメージとしては逆な気がして仕方ないんですがね。こちらが地味で、ここから派手やかな雰囲気のガクアジサイが園芸的に作られたような気がしてしまう。
いやはや、やはり私は植物に疎いなぁ。
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