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2011年5月16日 (月)

ムベ:Part2

0416_3_14mube4 2011.4.16
花は下を向いているので、手でつまんで横を向いてもらいました。
オシベがメシベを包んでいるのかな?
少し幅広の白い花弁風のものと、細いひょろひょろっとしたものがありますが。これなんだ?
花弁とオシベ、なのか、萼と花弁なのか。
花弁とオシベだとすると、中心部の構造はどうなっているのかな。
0416_3_14mube5
ね、なんだかよくわかりません。
0416_3_14mube6
思いっきり真ん中だけ。
これメシベ?
結局分かりませんでした。

さて、現場では名前もわからなかったムベ。家で調べて、ほぉ~。

むべ【郁子・野木瓜】
アケビ科の常緑蔓性低木。暖地に自生。5~7枚の厚い小葉から成る掌状複葉。5月頃、白色で淡紅紫色を帯びる花を開き、佳香がある。暗紫色のアケビに似た果実を結ぶが開裂しない。甘く食用。茎・根などは利尿剤。トキワアケビ。うべ。<季語:秋> 。「郁子の花」は<季語:春>[広辞苑第五版]

あらら、郁子さんなんだ。ふ~ん。どうしてだろう?
「季節の花300」というサイトから

・木通(あけび)科。
・学名  Stauntonia hexaphylla
          Stauntonia : ムベ属
          hexaphylla : 六葉の
  Stauntonia(ストーントニア)は、18世紀の、中国大使になったイギリス人「Staunton さん」の名前にちなむ。
・むべの実は、昔は「苞苴(おおむべ:朝廷に献上するもの)」とされており、それが変化して「むべ」の呼び名になったとされる。

ウィキペディアから

日本の本州関東以西、台湾、中国に生える。柄のある3~7枚の小葉からなる掌状複葉。小葉の葉身は厚い革質で、深緑で艶があり、裏側はやや色が薄い。裏面には、特徴的な網状の葉脈を見ることが出来る。
花期は5月。花には雌雄があり、芳香を発し、花冠は薄い黄色で細長く、剥いたバナナの皮のようでアケビの花とは趣が異なる。10月に5~7cmの果実が赤紫に熟す。この果実は同じ科のアケビに似ているが、果皮はアケビに比べると薄く柔らかく、心皮の縫合線に沿って裂けることはない。果皮の内側には、乳白色の非常に固い層がある。その内側に、胎座に由来する半透明の果肉をまとった小さな黒い種子が多数あり、その間には甘い果汁が満たされている。果肉も甘いが種にしっかり着いており、種子をより分けて食べるのは難しい。自然状態ではニホンザルが好んで食べ、種子散布に寄与しているようである。

へぇ、鳥の種蒔きは日常ですが、サルも種蒔きするんですねぇ。

今回写真を撮ったあたり、忘れないように見てなきゃいけませんね。実がなるかなぁ。
いままでは気づいていませんでしたが。とにかくさいきん忘れっぽい。
がんばろっと。

むべ【宜】副
「うべ」に同じ。古今和歌集雑「とどめあへず―も年とはいはれけり」[広辞苑第五版]

おじいさんギャグ
これがムベであるか。=これぞむべなるかな。

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