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2011年5月18日 (水)

津波と建物への浮力

4月28日に「浮力」という題で、津波の際に、建物が浮力を受けて浮き上がり、被害が大きくなったのではないか、というようなことを書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-d5a2.html

昨日の朝、NHKの朝のニュースをかけたまま、部屋を出入りしながら朝の日常を過ごしておりましたら、建築関係の専門家が津波の際にコンクリートの建造物にも浮力が働いて浮き上がり、さらに津波で押し流された、というような話をしていました。全部は聞けなかったので不正確かもしれません。NHKのサイトでニュースを確認しようとしたのですが、うまく出てきませんでしたのでニュースの確認はできませんでした。

でもまぁ、概要として、深さ10mというような水深にさらされた建物には浮力が働くだろう、という理科屋の直感は正しかったということが判明し、納得しました。
津波防災を考える時は、建物への「アンカー」、つまり浮きそうになっても、地面につなぎ止めておく方法、というようなこともやはり考えるべきなのでしょうね。

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