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2011年4月14日 (木)

オオイヌノフグリ

0327_1ooinunohuguri 2011.3.27
オオイヌノフグリもいっぱいで、陽ざしに輝いていました。
土手に座りこんで撮影してみました。
0327_1ooinunohuguri2
意外とこの花の中の姿って撮りにくい。開いているにもかかわらず。
「オオ」は「イヌ」にかかっているのではなくて、「イヌノフグリ」という在来種に比べて大きいという意味です。

4月10日の朝日新聞「天声人語」から

野の花に励まされて
 自然へのまなざしが優しかった歌人、木下利玄に次の作がある。〈根ざす地の温(ぬく)みを感じいちはやく空いろ花咲けりみちばた日なたに〉。もう一首〈夕づける風冷えそめぬみちばたの空いろ小花(おばな)みなみなつぼむ〉。
 植物好きの方なら、この「空色の花」が何か、たちまちお分かりだろう。そうですオオイヌノフグリ。その名は「犬の股間の袋」の意味だ。先の小欄で「酷な名」と書いたら、「だからこそなじみ深いのです」といった便りを頂戴(ちょうだい)した。地味ながらこの花、やはりファンが多い。
 まだ風の冷たい早春から、小さく愛らしく咲く。春の空を映したような四弁の花は、花の中心が白くなっている。ぱちりと瞳を開いたおさな子の利発さを、見る者に想像させる。
 かつて、その名を不憫(ふびん)に思う人たちが「ほしのひとみ」という別名を提案したと、植物学者の長田武正さんが随筆に書いていた。長田さんは「こうなると今度はきれいごとすぎて、土の香りが欠けてしまう」。名前ひとつもなかなか難しい。
 仰ぐ桜が盛りの東京で、屈(かが)み見れば地面で野草が春を告げている。タンポポの黄とスミレの紫が並び咲く図など、豪奢(ごうしゃ)な桜花に負けぬ気品がある。人間様の独断で「雑草」とひとからげにしては申し訳がない。
(後略)

昭和天皇の「雑草という名の草はない」という言葉は有名ですね。
このごろ、私が地面に這いつくばって写真を撮っているものだから、妻が、草が抜きにくくなった、とぼやいております。

「人間様の独断で『害虫』とひとからげにしては申し訳がない」とも、私としては強く主張したい。
それも、食害があって、人間と利害が絡むならまだしも、気持ち悪いというだけの「不快昆虫」などというのは私には度し難い難い驕りに思えるのです。
好き嫌いがあっても一向に構いはしない、それは当たり前。でも、付き合い方ってぇものがあるでしょうに、と思うんですね。

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