オタマジャクシ
2011.3.26
庭の池のオタマジャクシ。
やはり屋外は気温が低いので発生の速度がゆっくりですね。
もうダメなのか、と思っていたら、受精卵もいっぱい。発生が進んでいます。
★この記事を書いている4月12日現在での話ですが、この3日ほど、夕方から夜に、ヒキガエルの鳴き声が庭で聞こえます。
どうやら、大人のカエルの完全な「冬眠開け」のようですね。
藤本和典さんという方の「教えて身近な生きもの」という自然観察記の連載がアスパラクラブにあるのですが、そこでこんな話を読みました。
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暖かくなってから産卵するカエルもいますが、まだ寒いのに産卵するのにはわけがあります。それは彼らの天敵であるヘビがまだ活動していないからだと考えられます。
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産卵を終わると、カエルたちは元いた土の中や石の下にもぐり、「春眠」と言われる眠りについてしまいます。再び目を覚まして出てくるのは4月下旬から5月ごろ。暖かくなって、彼らのエサになる大型昆虫が活動するころです。
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多分これだと思うんですよね。(記事より少し早い気もするけれど)。
東京の南ではもうある程度昆虫たちも姿を見せ始めていますから、エサもあるんでしょう。
寒いうちに産卵して、親はまた寝てしまって、卵は寒いのに発生を続けて、そろそろオタマジャクシからカエルへと変態していく頃に、親は目覚めてまたやってくる、とまぁ、そういう具合のようです。
親子が顔を合わせているかもしれません。
面白いことです。
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