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2011年4月25日 (月)

しあわせは いつも うしろから

こんな小さな投書がありました。(朝日新聞です)

[はがき通信]心を和ませる歌(4/14)
 朝の「テレビ体操」に続く「フックブックロー」(教育)は、なかなかいいと思います。3月28日に始まった幼児向け番組ですが、その中に出てくる「走っても歩いても……明日は来る」という歌が心を和ませます。今回の大地震で被災した人たち・子どもたちへのメッセージにも思えます。ヤマアラシのような髪形をした、えくぼの平積傑作君はステキですし、人形の野辺留しおりちゃんもかわいい。ぜひ一度ご覧下さい。

ふ~ん、テレビ体操は毎日リアルタイムでやっている私ですが、終わると総合の方へ切り替えてしまうものですから、この番組のことは知りませんでした。
何げなく録画しておいて、後から見たらこれが面白い。
NHKの番組紹介によると

パペットと人間によるバラエティー。
古くから続く本屋さん「日々はんせい堂」に集まる物語と情報に幅広いジャンルの音楽を織り交ぜて構成します。子どもも大人もいっしょに楽しめる番組です。

こうなんですが、子どもはもちろん楽しめますが、かなり「大人向け」を意識してますね、ゼッタイ。「福袋」や「フクロウ」がかけ言葉になっていますし。

で、この番組のオープニングテーマの歌の一部が投書にあるんですね。

はしっても
あるいても
・・・
ちゃんと
あしたは
くるんです

なるほどなるほど。いいことを言う。
まあ、そんなにあせりなさんな、って。
辛い方と楽な方があったら、辛い方を選ぼう、とかね。頑張りすぎだよね。
楽な方でいいですよ。

わたしはよくいうのですが
ゆっくりゆっくり いそがなければならないほどのものはそうそうあるもんじゃない
と。

で、この歌の終わりの方がまたすばらしい。(全部引用したいけど、それはちょっとまずいかな、と思って。)

しあわせは
いつも
うしろから
・・・
おいついてくるよ
だからここらで
そよかぜを
あおぞらを
ちょっと深呼吸

「しあわせ」が「うしろから おいついてくる」という概念、すっごく新鮮じゃありませんか?
今まで、とにかく前へ、というのが日本人の好みでしたよね。
死ぬ時にさえ、前に倒れて死にたい、とか。
前進すれば「きっと」「かならず」いいことがある、って信じ込まされてきませんでしたか?
「さがったら」「まけだ」なんて「かった、まけた」なんてことばっかり。

幸運の神様には前髪しかないから、前から走ってくる彼と出会ったらすぐにその前髪をつかまえてしまわないと、後からはつかまえることはできない、なんていう話もありましたよね。

しあわせは うしろから おいついてくる

のだそうです。ですから、前へ前へ、という強迫観念から脱け出て、ちょっと立ち止まってみましょうよ。ひょっとして、

おっとっと

と、しあわせがうしろから「追突」してくるかもしれませんよ。
いつ、どこでも、深呼吸は、よいもの、です。

前へ進むだけが能じゃなし、立ち止まって、あたりを見回したり、後ろも振り返ったり。
みんながみんな同じ方向を向いているなんて、気色悪いじゃありませんか。
みんなが進みたいなら、敢えて立ち止まってみましょ。
みんながあっち向くなら、敢えてこっちむいてみましょ。

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