生産緑地地区
2011.3.27
昨冬、理科支援員をした小学校のそばに畑がありましてね。住宅街の真ん中で頑張って畑を維持していらっしゃる、ありがたいことだ、と思っていました。
小学生が登下校の途中に畑で野菜を見ることはとてもいい。野菜は草なんですよね、芽生えて成長して収穫されて、生きた野菜の姿を見ることはとてもよい。
スーパーの棚に、清潔な姿で並んでいるものしか知らなければ、野菜はまるで工場産品のようにしか思えない。「いきもの」「草」という感覚を失ってしまう。
そういう観点から評価していました。
モンパルで走っていて、今まで見ていたのとは逆側に行ったら、こういう表示がありました。
そうなんだ、生産緑地なんだ。
生産緑地地区(せいさんりょくちちく)とは、市街化区域内の土地のうち、一定の要件を満たす土地の指定制度(生産緑地地区制度)に沿って管轄自治体より指定された区域のことで、都市計画上、農林漁業との調和を図ることを主目的とした地域地区のひとつであり、その要件等は生産緑地法によって定められている。
税制上の優遇措置があるはずですね。おかげでこの住宅地に畑が維持できるんですね。
ネギですね。
キャベツですか。
小学校と提携なんかしたらもっといいのにね。
食べ物とは生き物なんだ。
土に生えるんだから土・泥がついていて当たり前。洗って食べればよいだけの話。
そういう感覚が都会では感じられなくなっているものなぁ。
スーパーには、汚れがなくてきれいなものばかり、不揃いなものは排除されて形の良いものばかり。
いきものなんですから、いろんな形があっていいんですのにね。
食育にもなりますよね。
せっかくの生産緑地ですから、活用してほしいと思いながら走りました。
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