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2011年3月 2日 (水)

立春

2011.2.28付 朝日俳壇より
立春のスカーフ巻けば飛べさうに:(東京都)石川理恵

春の詩ではないのですが、私の頭の中に浮かんで来たのは川上澄生の「初夏の風」という詩でした。

かぜになりたや
はつなつの かぜになりたや
かの人のまえに はだかり
かの人の うしろより吹く
はつなつの はつなつの かぜに なりたや

スカーフをなびかせる立春の風になりたいなぁ。

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春立つや根拠はないが運の良し:(東京都)蜂巣厚子

立春の日には卵が立つ、などと中国の古書にあるそうですが、なんとなく、そんな気にさせるものが立春という言葉にはあります。実際、日ざしの輝きが増し日脚が伸び、気温の上昇の気配を感じ、芽が膨らみ始める。
よい運を身近に感じます。それはきっと命たちのざわめき声かもしれませんね。

立春でなくても卵は立つ、というのは中谷宇吉郎さんの有名な随想「立春の卵」に詳しいのですが、そのあたりをお知りになりたかったら、下のpdfなど読んでみて下さい。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/october-country/lichun_egg.pdf

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