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2011年2月 8日 (火)

“簡裁の着工手続き進めず”

 どうも、今、私かなり頭に来ていて、ちょっとまともじゃないようです。
書くことが支離滅裂だったり、過激だったりするかもしれませんが、ご容赦を。
何を怒り狂っているのかと言いますと、今朝、NHKで耳にしたニュースのせいなのです。

NHK首都圏ニュース
“簡裁の着工手続き進めず” 02月08日08時25分

建て替えられる八王子簡易裁判所にエレベーターの設置が計画されていないことについて、東京・八王子市はバリアフリー化が不十分だとしてエレベーターを設置しない場合は工事の着工に必要な手続きを進めない方針を明らかにしました。
八王子簡易裁判所は現在使っている庁舎が取り壊されるため、新たに建設される2階建ての庁舎に移転することになっています。
裁判所は、「対応は1階で可能だ」として新しい庁舎に、エレベーターの設置を計画していませんが、障害者団体や弁護士会は「高齢者や障害者のためのバリアフリー化が不十分だ」として計画の変更を求めています。
これについて計画の審査を行う八王子市は、裁判所がエレベーターを設置するよう計画を変更しない場合には工事の着工に必要な建築確認の手続きを進めない方針を決めました。
国土交通省は、今回のケースについてエレベーターを設置しなくても法律に違反しないとする見解を示しています。
今回の対応について八王子市の黒須隆一市長は、「高齢化が進む中で多くの人が利用する施設でバリアフリーを行わない裁判所の対応は市民の意識とかけ離れており計画の変更を強く求めたい」と話しています。

これです。法律には違反しないかもしれませんけれどね、完璧に「合理的な配慮」を欠いています。これをして差別と言わずに、何といえばいいのでしょう。
読売新聞では

簡裁はエレベーター設置を…建築確認出しません
(2011年2月7日22時39分  読売新聞)
 東京都八王子市は7日、八王子簡易裁判所を建て替えるため国が出した建築確認申請について、高齢者や身体障害者が利用できるエレベーターがないことを理由に、計画を変更しない限り申請を認めない方針を決めた。
 黒須隆一市長が同日の記者会見で表明した。
 計画されている建物は2階建て。国は「エレベーターがなくても、バリアフリー新法や都条例に違反しない」との見解だが、ユニバーサルデザイン(だれでも利用しやすい設計)を推進する市は「国の建物は自治体や民間の手本になるので影響は大きい」と、後に引かない構えだ。
 国土交通省建築指導課によると、バリアフリー新法は2階建て建築物にエレベーターの設置義務を課していないが、地方自治体による上乗せ規制を認めており、都条例では2階建てでも対象になる。ただ、「不特定多数が利用する」などの条件があるが、担当の最高裁経理局は「不特定多数の人は利用しない。車イスの人が来ても、1階部分で対応できる。法的な問題はない」としている。
 同局によると、全国の裁判所の建物のうち、2階建てでエレベーターを設置しているのは、東京都町田市にある町田簡裁(1996年築)のみという。

東京新聞では

八王子簡裁「エレベーター設置を」 市長 建築確認手続き留保も
東京新聞 2011年2月8日
 今春完成予定の八王子簡易裁判所(八王子市明神町)の建て替え計画について、黒須隆一・八王子市長は七日の会見で、バリアフリー対応が不十分として「エレベーターを設置してほしい。このままなら(着工に必要な)建築確認申請の手続きを留保せざるを得ない」と、裁判所側に計画変更を強く求めた。
 建築基準法では、市は申請を受理してから三十五日以内に確認済証を交付するとされている。今回は一月二十一日に申請を受理しており、今月二十四日が交付の期限だが、仮に留保されれば着工できない。
 市によると、簡裁新庁舎は鉄筋二階建て。一階に法廷や書記官室があり、二階は調停室などを置く。最高裁は「二階の利用者はあらかじめ特定でき、高齢者らが利用する場合は、職員が車いすを持ち上げて階段を上り下りするので問題ない」と説明。バリアフリー法を所管する国土交通省も、問題ないとする見解を示したという。
 しかし黒須市長は「簡裁は何十年も使うもの。エレベーターを設置しないのは、市民感覚からあまりにかけ離れている。計画変更を強く望む」とした。
 最高裁は「記者会見の内容について事実確認できないため、コメントできない」(広報課)としている。

「車イスの人が来ても、1階部分で対応できる」
最高裁は「二階の利用者はあらかじめ特定でき、高齢者らが利用する場合は、職員が車いすを持ち上げて階段を上り下りするので問題ない」と説明。

何をほざいているんだろう?自分たちは決して障害者なんかになりはしない。裁判所の職員はすべて健常者に限る、とでもいうのですか?
なんという傲慢。差別そのものでしょう。
自分たちは障害とは無縁で、障害者が来たら、我々が親切にお世話してやるから構わないのだ、とう気分なんでしょうね。
なんとまぁ、お優しくって、体力があって、素敵な方々なんでしょう。
そういう人たちを差別者と言うんです。

障害者は裁判所の職員にはなれないんですね。
ふ~ん。裁判所って傲慢な存在なんだ。国民を「みくだして」いるんですね。
自分たちはスーパーマンだから、障害者なんか関係ないんだ。

さっすが、障害者権利条約に、2010年12月1日現在日本国は批准していない、という国の裁判所だもんな。
障害者権利条約と言うのはですね
障害は個人ではなく社会にあるといった視点からの条約である。」(ウィキペディアから)
こういう視点なんかどこにもないんでしょ。
私は授業などで「障害者ってどっちですか?障害を設けているのはどっちですか?障害という踏み越えるべき『障害物』をつくっているのはあなたたちでしょ。あなたたちをこそ『障害者』と言うべきなんじゃないですか?」と言い続けてきました。
去年、小学校で理科支援員をした時のあいさつでも、これに近い話をして、子どもたちは素直に共感してくれましたよ。
貧しい精神の持ち主だよなぁ、裁判所って。

合理的配慮なんてカケラもありゃしない。

「障害による差別」とは、障害を理由とした万人に対する、政治権、経済権、社会権、文化権、市民権の全分野にわたるの人権と基本的自由のあらゆる区別、排除、制限を、さらに障害のある人に対する合理的配慮の欠如を意味する。「合理的配慮」とは障害のある人が他の人同様の人権と基本的自由を享受できるように、物事の本質を変えてしまったり、多大な負担を強いたりしない限りにおいて、配慮や調整を行うことである。

合理的な配慮をしないこと、それが差別なんです、っ!
簡裁にエレベーターをつけたら、簡裁の本質が変わったり、とんでもない負担を追うことになるのですか?
エレベーターをつけることは合理的配慮でしょ。それをしないということは、差別そのものなのです。
私の住む町の区役所の出張所は、地下に駐車場があって、1階の事務窓口に上がるエレベーターがありますよ。2階で選挙の事前投票ができますが、エレベーターでいけます。
エレベーターを設置するのは当たり前ですよね。駅にも、歩道橋にもエレベーターをつけるようになってきましたが。簡裁はそれができないんですか。
法律違反じゃないから、かまわないんですか。
恥ずかしいとは思わないんですか。

もう、朝からいらいらしっぱなし。
言い足りないような、言い過ぎたような。
アップロードして、後から自分で読んだらおそろしく恥ずかしい文章を書いている気がしますが、とりあえず、アップロードしてしまいます。

引用したウィキペディアのURLは以下の通りです。読んでみて下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E6%A8%A9%E5%88%A9%E6%9D%A1%E7%B4%84

(他人の怒りを吹きつけられたらたまりませんよね。申し訳ないことです。ごめんなさい。)

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コメント

八王子市頑張れ!
必要があれば車いすを担いで階段を上る?
何人で何時間かけて上がるのかな。 暇だね。 担がれている人はどんな気持ちかな? 見世物のようで苦痛なのがわからないのかな。 身障者も健常者とできるだけ差異の無い生活環境にするのが現在の公たる役目だと考えます。
ある質問箱で電車のシルバーシートについて議論がありました。 シルバーシートでは健常者は席を譲るのではありません。 必要とする人がいなければ座らされてもらっている、でも該当者が来たときは速やかに席を立ちなさい。 ということです。
必要とされる方がいつも人に譲ってもらうという気まずい思いで乗らなくてもいいようにいつも開けておくのがシルバーシートです。 良識ある乗客のみなさん。 そんな精神的苦痛は取り除いてあげましょう。

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