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2011年2月23日 (水)

コードの束

2011.2.21付 朝日歌壇より
若大工道具箱には鉋なく電動工具とコードの束と:(佐賀市)高橋正

コードの束をよく見て下さい。伸ばしてあったコードをどのように束ねたか。
巻いて束ねてあるなら、よじれを解消しながら巻いてあるか。
折り畳むように束ねてあるなら、強い曲げをコードに与えていないか。
ぐちゃぐちゃに突っ込んでるなんてのは論外。
そういうところに、「自分の道具を大事にする人」というのが表れるのです。
昔ながらの大工道具ではなく、電動工具になっても、やはり、道具の扱いというところに職人さんの人柄、腕前、誠実さというものは表れてしまうのです。

あ、このお客さん、そんなところを見てたのか、とこちらが特に何も言わなくても、その大工さんが気づくようなら、それは立派な棟梁になります。

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