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2011年2月15日 (火)

父の額

2011.2.13付 朝日歌壇より
熱高き父の額に掌を置けば薄皮の下冷えた骨あり:(盛岡市)白浜綾子
 高野公彦評:情をまじえない表現が、歌に緊迫感を与える。

いえ、情は満ちているんです。
皮膚と骨の間に脂肪がない。柔らかなふかふかがない。こんなに痩せてしまって。
という、深い愛情があふれているんです。

薄皮とか骨とかいう言葉で記述したら即「情をまじえない」ではないんです。
濃い愛情のゆえに、記述の言葉が詩になるんです。

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植物」カテゴリの記事

コメント

「いい奥さん」、「寄生虫博物館」に続き今回の
「父の額」で3回目。

私の拙い歌を取り上げていただき、
温かく解説していただいて ありがとうございます。

つたない文章で申し訳ありません。どうも、選者に楯突くのが好きなものでして、いけませんね。ご活躍下さい、楽しませて下さい。

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