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2011年2月22日 (火)

家の中にも道

2011.2.21付 朝日歌壇より
家の中にも道あり妻の車椅子通る箇所何も置いてはならぬ:(大月市)和田國基

そう、車いすが通るためには、堅い物体が置いてあってはいけませんね。
普通の人の歩行は、小さなステップで障害物を避けられますから気にもしないでしょうが、車いすは回転半径が大きいし、一度物体を噛んでしまうと、乗っている人にはそれを取り除きにくい。

ところで、車いすだと、小さな段差(1cm)とか、コードとか、床の敷物の皺などはおそらくそう気にはならない。車輪で乗り越えられるでしょう。

ところが私の左脚は「棒」。すると「またぐ」という動作ができない。たとえ1cmでもつっかかる。昔は右脚でおっとっとと跳ねてカバーできたけれど、右ひざを痛めて以来、右脚で跳ぶことは全くできなくなった。木が倒れるごとくに倒れるしかなくなりました。せめて、手に持っていたものがぶちまけられないようにとか、頭を打たないようにとか、気をつけながら倒れるだけです。
ということで、私にとっても「家の中に道」があるのです。皺とか段差とか、座布団とか、コードとか、またがねばならないものを排除した「道」を作らねばなりません。

でもね、健常な方でも、年を取ると同じようになってくるんですよ。
ですから、若いうちから、そういうことに敏感になって足元を整えておくようにするというのは大事なことだと思います。

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