古墳の如き頭
2011.1.31付 朝日俳壇より
お正月古墳の如き頭して:(野洲市)鈴木幸江
金子兜太評:古墳の喩えに、妙に居直った鬱屈感がある。
私の場合は、ちょっと吹き出して笑ってしまった、というのが実感。
「古墳のような頭」って、一体どんな頭なんでしょうね。
昔、母は、大晦日のことを片付けてから、美容院へ行って「暴れ髪」をきちんとしたりしてましたっけ。でも、正月は正月でまた大忙し。また「髪振り乱して」になってしまったり。
鬱屈感というより、なんて頭だろうね、これ。せっかく年末にきれいにしたのにね、という(自虐的)苦笑いのような気もするんですが。
ひどい頭になっちゃって、と。
いかがでしょう。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント