まつぼっくり
2011.1.28
2年越しで種を成長させてきたまつぼっくり。
とうとう落ちました。長く頑張ったね。台風や嵐やいろいろあったのですが、仕事を全うしました。
散布しきれなかった種子が何個か残っていました。
木についているときには撮れなかったアングル。
ラセン状の配列が見えますね。
これ有名なんですよ。フィボナッチ数列の話にはほぼ必ず出てきます。
1,1,2,3,5,8,13,21,33,54・・・という数のならびです。
並んだ数字二つをとって、後ろの数字を前の数字で割ると
1.618・・・に近づいていくのです。
正確には
に近づいていくのです。
この値をよくφと書きます。
で、「1:φ」という比を「黄金比」といいます。
黄金比という言葉は知られていると思いますが。
角度360度を黄金比に分割して、その角度づつ回転しながら成長をくわえていくと、マツボックリに見られるような、螺旋形の配列が現れてくるのです。
私のこのブログで以前詳しく書いたことがありますので、お読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_8ee9_1.html
2008年8月25日 (月)の「ヒマワリ」という記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-5217.html
2010年5月14日 (金)にも「タンポポ」の記事の中でちょっと触れました。
最初の写真のまつぼっくりですが、せっかくだから玄関のいろいろ干支やネコのグッズを置いてあるところに一緒に置きました。年月を経て熟成したものですから、鑑賞しなくっちゃ。
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