生命線
2011.2.21付 朝日俳壇より
生命線つたひこぼるる春の雪:(東京都)西出真一郎
大串章評:てのひらの上を雪片が流れる。「生命線」と「春の雪」の取り合わせが明るさを感じさせる。
てのひらに受けた雪が崩れとけて、生命線にそって流れた、くすぐったいような感触。そこに冬の雪とは違う「春」を感じられたのでしょう。
それでいいのですが。
あえてとんでもない読みをしてみたくなった。
「生命線」を「ライフライン」と読んだらどうなりますか?
電気・水道・ガスなど、よく災害時に「ライフラインの復旧」ていうでしょ。
ですから、もし生命線が「ライフライン」だったらどういうイメージになるのだろうか、と。
いえ、誤読です。笑って見過ごして下さい。
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