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2011年2月15日 (火)

静電気

2011.2.13付 朝日歌壇より
パチパチと静電気とぶ指先に触れてやさしい庭の槇の木:(大阪市)澤田桂子

え~、また理に落ちます。
高校の物理で静電気の授業。
ヴァン・デ・グラーフ起電器というものがありまして。
調子のよい時は20万ボルトもの静電気が起きます。
電流としては小さいのですが、それでも、下手な放電をやると、とんでもないショックを受けます。
絶縁台に乗って、右手に木製の1m物差しを持ち、左手で起電器に触れ、ヴァン・デ・グラーフを起動します。すると、私の体が帯電して、髪の毛が立ちます。
生徒、喜びます。
ある時、尻のあたりがチリチリ、ピリピリ痛い。
振り返ってみると、生徒が私のズボンの尻のところに指を近づけて放電して遊んでました。
火花が飛んで面白い、だって。こっちは痛いのに。
体が帯電している時にうっかり物に触ると放電のショックを受けます。また、何もせずに絶縁台から下りると、床との間で放電してショックを受けます。

そこで、木製の物差し登場。
木製の物差しを、机や床に近づけると、じじじじじ~っと音を立てて、緩やかな放電ができるのですね。この後下りたり操作したりすれば大丈夫。

槇の木ではないのですが、木を通しての放電は穏やかなものになります。

歌の意味は、別に、木への放電ではなく、室内では指先から放電して痛いけれど、庭の槇の木に同じ指で触れても木は優しいわね。ということでしょう。
何となく、昔の授業を思い出してしまったものですから、脱線しました。

●脱線ついでに。
ヴァン・デ・グラーフを起動しておいて、どういう原理で球に電気がたまるのか、なんて説明していたら、まず放電するわけがないと思っていた距離で、30cm以上離れてたと思いますが、起電器からの直撃の放電を受けてしまったことがあります。
いてぇ~~、と叫びつつ、授業続行。
「どうだ、これがプロ根性というものだ」などと生徒に粋がって見せましたがね。生徒は笑ってました。やせ我慢って言うんじゃないの、ってね。

もいっちょ、蛍光灯の管を通して水道に放電すると光っておもしろいよ、という同僚の話をきいて、やったら、ものすごいショックでした。その同僚は放電ショックに強いたちだったんだよなぁ。

静電気をライデン瓶にためて、いろいろ実験し、もう静電気は残ってない状態にしたつもりで・・・
昔、フランスの軍隊で、全員に手をつながせ、端の一人が瓶の外側に触れ、反対の端のひとりがこの瓶の真ん中の棒に触れたら、全員が一斉に感電して「どんな号令よりもそろって」全員が飛び上がったという話だ、といいながら、自分の右手と左手でさわったら、感電しました。両手が肘まで痺れました。瓶は落しませんでした。これがプロ根性、と、その時もつぶやいたなぁ。

色々な逸話の多い実験でした。まだあるけどやめた。

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