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2011年2月15日 (火)

殺処分

2011.2.13付 朝日歌壇より
ガス室の吸入ボタンを押しやれば忽ち犬は「物」となりゆく:(横浜市)冨沢昌晴
 高野公彦評:作者注に≪(最近の)朝日新聞の「保健所での犬・殺処分」の記事に心が痛みました≫とある。

モノクロの柴犬が人を見つめてる殺処分前の記事とはなりて:(横須賀市)坂野富美

多分、1月18日の記事だと思います。

命奪うの誰のせい 犬猫殺処分あえて公開 愛媛の施設(2011年1月18日)
こういう記事があったのです。そこには、「殺処分される直前の犬」の写真も掲載されていました。記事を部分的に引用します。

 飼い主に捨てられるなどして、年間30万匹近い犬や猫が「殺処分」されるなか、愛媛県動物愛護センター(松山市)の職員の姿を描いた児童書「犬たちをおくる日」(金の星社)が反響を呼んでいる。同センターは命の大切さに気づいてもらおうと、殺処分の様子を原則公開している全国でも珍しい施設。ペットの最期に向き合う職員らの思いを聞いた。
 センターは2002年12月に開設。1年間で、県内で収容された犬約2千匹、猫約3500匹が殺処分される。
 06年4月からは啓発活動として、希望者には面談などをしたうえで、殺処分を含めて施設のほとんどの様子を公開している。岩崎靖業務課長は「犬たちの思いを、覚悟のある人には直接感じてもらいたいのです」と話す。
 「犬たちをおくる日」は、センターの職員が写真とともに実名で出てくる。捨てられた犬猫を処分機へ送らねばならない日常や、人と意思疎通できるようにしつけをし、1匹でも多くの命を救おうと奮闘する姿が描かれている。
 ・・・
 センターを訪ねると、けたたましい鳴き声が管理棟から聞こえてきた。元の飼い主が現れなければ、多くの犬や猫たちは収容されてから5~7日で、幅1.35メートル、奥行き1.4メートル、高さ1.2メートルの金属製の箱の中で、二酸化炭素を充満させて殺処分される。
 ・・・
 午前9時半、処分が始まった。本の主人公となった職員、滝本さん(43)が慎重に機械を操作し、15分ほどかけてゆっくりと犬を処分機に追い込む。二酸化炭素注入ボタンを押すと、10~15秒で次々と犬が倒れていった。
 滝本さんは言う。「センターの犬猫は人間の身勝手のためにただ死んでいく。殺処分数がゼロになるまで、この仕事を続けることが使命だと思うようになりました」。本のサブタイトル「この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」は、自身の言葉だ。
 岩崎さんは「責任を持って命を預かることに、理解を深めることが大切。犬猫を殺す社会をつくったのは自分たち。一人一人に何ができるのかを考えてほしい」と語る。

これ以上何かを書く必要はありませんし、また私には書けません。
私は子供時代から、犬、猫、鳥、魚、昆虫など、いっぱい飼育し、共に生活してきました。
いったん飼い始めたら、寿命を全うさせることが飼い主の責任です。
それは相手が虫一匹でも同じです。
飼育したかなり多くの動物たちについて、ほぼ寿命を全うさせてあげられた、と思っています。

殺処分なんて、なんだか、くやしくって、たまりません。

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