バアバ イナイ
2011.1.24付 朝日歌壇より
バアバ イナイ 小用に立つ吾が影を二語表現が探して歩く:(所沢市)若山咲
二語文ですか、二歳前後でしょうか。
単語だけだったのが、主語述語関係が把握されてくる。
どうしてあんな風に学べるのか、不思議でなりませんでしたね。
好奇心を原動力として日々成長していく。
親御さんは自分の携帯なんかに夢中になっていないで、対話してあげてほしいな。
言葉は常に相手に向かって話されるものであるべきです。独り言にさせてはいけない。
ほめ、正し、言葉のキャッチボールをすることが、一番大事なんだけどな。
電車の中なんかで哀しい風景も見ます。
言葉というのは概念ですよね。
ある時ある一匹の猫を見る。おかあさんが、にゃあにゃ、と教える。
次の時、別の猫を見る。にゃあにゃといってみる。そうねにゃあにゃね、といってあげる。
こんなことで、色々な種類はあるのに、猫を一般的に理解できる。
犬を見て、にゃあにゃといってみる、すると、あれはわんわんよ、と教わる。
次回からは、猫と犬が見分けられる。
どうやって見分けるんでしょう?
足4本、耳があって、尻尾があったりなかったり。
どうやって概念って形成されるのでしょう?
不思議だなぁ。
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