腋芽
2011.1.2
アジサイの腋芽です。
腋芽は「えきが」と音読みして下さい。(くれぐれも「わきが」なんて読まないでくださいね。)
私自身が昔「植物学」の講義を受けた頃には「シュート」という概念は教わらなかった気がする。
「写真で見る 植物用語」という本から引用します。
植物体は、シュート(Shoot)と根(Root)からなる。
茎と葉は別の器官とされるが、茎には必ず葉をともなう。茎と葉はセットになって成長するので、これをまとめてシュートという用語を使う。・・・。もとのシュートから枝分かれすれば、それは別のシュートになる。
シュートの集合として植物体をとらえるのですね。
芽はつく位置によって頂芽と腋芽に分けられる。シュートの頂端にある芽が頂芽で、これが伸びると同じシュートの続きとなる。葉の付け根にあるのが腋芽で、これが伸びると新しい別のシュートになる。
なるほど。
新しいシュートの始点なんですね。
これも腋芽ですね。
あちこちにありますよ。
我が家では、アジサイを花の後に剪定せずに見ていますから、古いシュートの葉が黄ばんでいるかげで腋芽が活動を始めます。
剪定して「棒」のようにしてやれば、頂芽がなくなってしまうので、腋芽ばかりがいっぱい出ます。その方が花の見栄えは良くなるのでしょうね。
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