コモモ
2011.1.24付 朝日歌壇より
年末の日差し明るき休日に吾娘連れて動物園にコモモ見に来ぬ:(横浜市)高橋幸穂
佐佐木幸綱評:「コモモ」はいま人気の上野動物園の子供ゴリラ。年末年始のゆったりした時間が読める。
コモモちゃんのお母さんはモモコさんなんですよ。お父さんはハオコ。
コモモちゃん誕生の直後に、モモコがしっかり抱きしめて頬ずりしたり、あの愛情表現には心揺さぶられましたね。
12月にはお父さんも育児参加のチャンス。
イクメンで人気、ゴリラのハオコ 東京・上野動物園
(朝日新聞 2010年12月20日)
東京・上野動物園で、「育児」をするオスのゴリラ、ハオコの「イクメン」ぶりが見物客の人気を呼んでいる。
ハオコはニシローランドゴリラで17歳。昨年11月に生まれた娘のコモモと今春から同居生活を始めた。当初は、母親のモモコに守られた娘に触れるどころか、邪険にされることもあり、妻子の後をついて歩く日々が続いていた。
しかしコモモが1歳になった先月頃から変化が出始めた。好奇心の赴くままに駆け回るコモモを、母親が別のメスゴリラに任せる場面が増えてきた。父のハオコにもチャンスが到来。近付いてきたコモモを抱きしめたり遊んだりして、精いっぱい愛情を注いでいる。
ゴリラの夫婦、親子の愛情をみていると、振り返ってヒトの残虐性が無性に哀しくなる。
なんで、ゴリラを食用に殺せるんでしょう?どうして?
殺人のような気はしないの?
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント