アメリカの干支
下のような記事があったんですね。
ハッピーUSAぎ年、米でも記念切手(2011年1月4日 朝日新聞)
【ワシントン】米郵政公社(USPS)が2011年の干支(えと)、「卯(う)」にちなんだ記念切手を発行すると発表した。うさぎの絵と「兎(うさぎ)」の漢字があしらわれ、さらに発行国を表す「USA」はローマ字読みで「うさ」と読め、日本人には格別めでたい切手となった。
米国では干支や旧暦を使う習慣がある中国系やベトナム系移民も多く、USPSは08年の「子(ね)」から干支の記念切手の発行を始めた。切手は22日からウェブサイトで販売され、日本からでも購入可能だ。
切手には封書の最低料金分の価値があり、額面はなく、重さ1オンス(約28グラム)までの封書の郵便料金44セント(約36円)が将来引き上げられても使えるのが特徴。「フォーエバー(永遠)」と呼ばれている。
アメリカで干支、へぇ、面白い。
で、その図柄の写真を見ていたら
・兎の図案があって。
・「兎」という漢字がある。
・USAと書かれている。
・「FOREVER」と書いてあって斜線がかかっている。
・「LUNAR NEW YEAR」と書かれている。
●さて、何で「FOREVER」に斜線なんだろう?
これは比較的早めに了解しました。
模造防止でしょうね。
この文字を模造されたら、ずっと使えることになってしまいますからね。
よく紙幣などの写真で、「見本」とか大きく重ねて印刷してあるのと同じでしょう。
●「LUNAR NEW YEAR」ってどういう意味かなぁ?
検索してみました。ウィキペディアの「旧正月」というのにありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E6%AD%A3%E6%9C%88
Lunar New Yearは、中国暦・モンゴル暦のみならずイスラム暦などを含む、太陰暦・太陰太陽暦一般の年初の総称である。
そうなんだ。初めて知りました。
今年(2011年)の場合ですと、2月3日が「朔」で、旧の元日になりますね。
●ところで、「ニュースの単語帳」という短い解説記事があるのですが「玉兎」という言葉の解説が1月7日に掲載されていました。
玉兎(yutu)=月 今年は辛卯(xin mao)=「かのとう」のうさぎ年。中国でもうさぎは月にすむが、こちらは餅ではなく薬をついている。白いうさぎを意味する玉兎が月のたとえになった。福兎迎春(futu yingchun)=幸せを運ぶうさぎが新年を迎える。
これは切手の話とは別ですが面白かったのでご紹介します。
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