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2010年12月22日 (水)

焚火

2010.12.20付 朝日俳壇より
近所にも知らぬ子居りし焚火かな:(八王子市)佐々木康史

「焚火」というものがまだできるんですね、羨ましい。
焚火に子どもたちが集まってきたら、ご近所のはずなのに知らない子もいるなぁ、と、改めて楽しんでいらっしゃる。
焚火を介して人のつながりが生まれていくのは楽しいことです。
焚火の技術を子に伝えるチャンス。煙に巻かれてむせかえるのもいい経験。風下、風上というものも体で覚えられる。熱さから適度な距離というものも分かる。大事なことです。
煙を浴びた体に独特のにおいがつく。決して臭いのではない。いぶされた煙の香り、快い香りです。近頃は「におい恐怖症・脅迫感」のようなものが蔓延していますが、生きるということのなかには、鼻の働きだってあるのにね。

ダイオキシン騒ぎで焚火ができなくなって久しい。
どう考えたって、個人の焚火でダイオキシンの深刻な汚染が起こるとは思えなかったのに、ヒステリックなことでした。怖ろしいことでした。
山火事でもダイオキシンが出るなんてコメントもありましたが、山焼きなどは続いていますね。なんともちぐはぐなことです。
我が家の子が小さかったころはよく焚火をしました。で、サツマイモをアルミホイルで包んで中へ入れておいて焼き芋を楽しみました。
尻炙りという「快楽」も知っています。
夏場に海で泳いで、体が冷えると浜で焚火の仕方を教えました。
今の子は、「火を管理する」という技を知らずに成長するんですね。逆に恐ろしいことのように思います。
危険を管理することを学ぶのに格好の材料でしたのにね。
人は火を使うようになって人になったという説もあります。
危険をただ遠ざけるのではなく、管理するすべを教えたいものです。

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